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   第13章

卑作は全裸の美樹を部屋の反対側に歩かせていった。そこには腰の高さぐらいのところにナイロン製のロープが張られていた。よくみると、ロープには一定間隔でコブのような結び目がつくられている。
「何をしようというの?」美樹が卑作をにらみつける。
「ひっ、ひっ、これを一度やってみたかったんだよ。お前のようないっちょ前の女じゃなきゃ、面白くねぇんだ。これに、媚薬をたっぷりと塗ってよ・・・」卑作は、刷毛と缶をもって何やらドロッとした半透明の怪しげな液体をロープになすりつけていく。くだものの腐ったような嫌な匂いが鼻をついた。
「ロープの両端は弾力をつけるために、ゴムで支柱にとめてある。お前の小生意気な口から、喉が枯れるまで喘ぎ声をあげさせてやるぜ。」卑作は美樹の肢体をみて、にやりと笑った。

ロープ全体がぬるぬるになるほど媚薬を塗った卑作は、一方の支柱についているハンドルを回してロープをゆるめると、端末に命じて美樹にロープをまたがせた。そして両腕を後に回して手首を拘束具で止めた。
「ひっ、ひっ、ひっ・・・後ろ手に縛る必要はねぇんだが、感じが出ないんでね。白鳥先生よ、何が始まるかもうわかったかい?いっ、ひっ、ひっ・・・」
美樹はやや不審げに卑作のにやにや笑いを見つめていたが、卑作が再びハンドルを回し始めると息をのんだ。ロープは次第に上に持ちあがり、やがて美樹の秘裂にあたり、さらに卑作はハンドルを回し続けた。
「あ・・・ああっ・・・ううっ・・・」ロープが美樹のワレメに食い込む。体を動かせない美樹を嘲笑うように、ロープがしっかりとクリトリスや膣口をとらえ、痛みとともに痺れるような感覚が全身に走った。

「ひっ、ひっ・・・このくらいにしてやろう。股が裂けて血まみれになったんじゃ興醒めだからな。もう、わかったか?お前は自分のワレメをこのロープにこすりつけながら、衛兵のように行ったり来たりするってわけだ。」卑作がハンドルを固定した。
「あ・・・あなたって人は・・・どうしようもない変態だわ!」美樹は歯ぎしりしたが、美樹のスラリとした肢体は股間にロープを咥えたまま、自分の意思ではぴくりとも動かない。そしてその股の中心からは、早くもうず痒いような耐えがたい感覚が発し始めていた。
「へっ、へっ、そうかい。SMではわりとよくやるプレーなんだがね。まだ、わしのイチモツをしゃぶる気にはならんか。」
「くっ・・・」美樹は固い表情で前を向き、卑作の問いを無視したまま黙っている。
「そうかい・・・それならしょうがねえ。ワレメがもっと切れ込むまで歩き続けるがいいや。」

<ゆっくりと、まっすぐ歩け!>卑作が端末に命じた。美樹の足は自動的に歩き始める。それと同時に、ロープが美樹のもっとも敏感な部分をこすりあげ始めた。縄のコブが美樹の秘裂に迫り、ワレメを掻き分けるようにして美樹の股間に沈んでいきながら、中でクリトリスを押しつぶし、性感帯が集まっている膣口をこすった。
「ひぃううっ!・・・」美樹が首をのけぞらせて悲鳴をあげた。痛みと快感と痒みが一度に全身に走った。しかし、美樹の体はロープを咥えたまま、次のコブに向かって進んでいく。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・きゃあっ!」美樹がまた悲鳴をあげた。
「いっひっひっひっ・・・利くだろうが。催淫剤まで打たれてるんだってなぁ。発狂するくらい、いいんじゃねぇか。さぁ、もっともっと泣き声を聞かせてくれ。」

「はぁ、はぁ・・・・あうううっ!」美樹の悲鳴にはお構いなく、美樹の足は一歩、一歩、進み続けた。いくつかのコブがワレメを通過した頃、媚薬の痒みがワレメから膣の中にまで拡大し、どうしようもなく愛液が秘裂から吹き出してくる。美樹は全身から汗を流しながら、この淫靡な色責めに耐えて歩き続けた。ロープの端までついたところで、卑作は回れ右を命じ、ロープを美樹の股に掛け直した。
「さぁ、帰り道だ。ひっ、ひっ、ひっ・・・体全体が赤く上気しているぜ。本当はイきたくてしょうがねぇんだろ?」卑作は、美樹の乳首を指でつまんでこりこりとしごいた。
「あっ・・・くぅうっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」気が遠くなるほどの快感が美樹のからだに走った。しかし、美樹は荒く息を吐きながら、無言で卑作の顔をにらみつけている。
「こんなに乳首を勃起させやがって・・・。お前の性根がマゾ女なのは見え見えだぜ。さぁ、またロープを濡らしながら歩くんだよう!ひっ、ひっ、ひっ・・・」

美樹の脚が再び動き始めた。
「はぁ、はぁ・・・あうううっ!・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・きゃあうっ!・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・はあああっ!・・・・」美樹の悲鳴がコンクリートで囲まれた調教部屋の中で反響した。美樹の体が小刻みに痙攣し、唇がわなわなと震えている。愛液が両の太ももの内側を流れ落ち、美樹は泣き出しそうな顔つきで押し寄せる快感をこらえながら一歩、また一歩と歩いた。ロープが通過していくワレメ全体が性感帯になったように敏感になり、体の奥から絶頂の予感が突き上げてきた。
「はぁ、ああっ、あああっ・・・ううっ!・・・はぁ、はぁ・・・・ああっ、もう、もう・・・」
卑作はよだれを垂らしそうな顔で、美樹の苦悶にゆがむ顔をみながら、ゆっくりと横を歩いていた。「それっ、それっ、もうちょいだ。ひっ、ひっ、ひっ、メス犬め。しょんべん漏らしたみたいに淫汁をたらしやがって。それ、イけ!イけ!」卑作が叫んだ。テントのように大きく前にふくらんだ用務員ズボンの先にうっすらと染みが広がっている。

「ああっ・・・ああっ・・・ダメっ・・・もう・・・ダ・・・」そして、またひとつロープのコブが美樹の陰唇を掻き分けて、美樹の秘裂の奥深く潜り込んだ。
「うっ!・・・・・あっ、あああああああああああっ!ううううううううっ!くうううううっ!」美樹の肢体がふいに硬直し、全身に痙攣が走った。歩くという運動命令と強烈なオーガズムによる反応がぶつかり合って、体が硬直したまま動かない。美樹は股の間にがっしりとロープを咥え込んだまま、美樹は顔をのけぞらせて悲鳴をあげ続けた。
「ひぃいいいいいいいっ!いやああああああああああっ!くううううううううっ!」足を踏み出そうとしたかっこうのまま、美樹の体はバランスを失って、どうと横倒しになった。

「いっ、ひっ、ひっ、ひっ・・・・やったぞ!とうとう気をやりやがった!もっともっと吼えろ、このメスブタがぁ!」卑作は、床に倒れてもまだ全身を硬直させて、喘ぎ声をあげながら達っし続ける美樹の尻を、勝ち誇ったように蹴り上げた。


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