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   第12章

「さぁて、まずは軽く腕慣らしといこうか。」卑作はにんまりと笑って、壁から鞭をとった。美樹は、両手首に拘束具をつけられて、つま先が少し床につく程度に、天井から鎖で吊るされていた。
コントロール端末のスイッチは切られていたが、卑作は用心深く、美樹の蹴りの届く範囲には近寄ってこない。部屋の隅ではビデオカメラが作動していた。
「卑怯者!それでも男なの!」美樹は卑作をにらみつけた。
「へっ、へっ・・・それっ!」パシーンという音が響く。
「あううっ・・・」美樹が体をのけぞらせた。催淫剤の効果で感覚が過敏となっているため、気を失いそうな激痛が背中に走る。ビシッ、とまた鞭が鳴った。
「きゃあっ!・・・くっ・・・」

「ひっ、ひっ、ひっ・・・きくだろう。跡が残らないように、修行服を着せといてやるんだ。ありがたく思えよ、それっ!」パーン、とまたいい音が響いた。
「くううううっ・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」美樹の胸が大きく喘いだ。
「女は男の性欲のはけ口にすぎんことをよっく思い出すんだよ!・・・それっ!」パーン、美樹がその肢体をのけぞらすにつれ、帯が緩んで胸元が開き、半円球の乳房が見え隠れする。卑作は大きく振りかぶって、美樹の背中に鞭を振り下ろし続けた。コンクリート壁の部屋に鞭の音が反響した。
「はぅっ・・・ううっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・」美樹の顔に汗が吹き出した。美樹は苦痛に耐えるように目をぎゅっと閉じている。

卑作はサディスティックな喜びに目をギラつかせてその様子をみていたが、鞭を壁にかけると今度は木刀を手に戻ってきた。
「ひっ、ひっ、しぶとい女だ。素直にあなたのモノをしゃぶらせて下さい、と言えばいいものをよ・・・。それにしてもゾクゾクするぐらい、いい体だわい。」
卑作は再び下品な笑いを顔に浮かべると、半ば開いた修行服の襟に木刀の先をひっかけ、ぐいと横に大きく開いた。ぽろんと美樹の左の巨乳が前に飛び出した。卑作は薄笑いを浮かべながら、木刀の先で乳房をこね回し始めた。
「い・・痛い!やめなさい!」にらみつける美樹を無視するように、卑作の目は形を変える美樹の乳房に吸いついている。木刀を乳首のあたりに当てるとそのままぎゅうっと押し込んでいく。
「はあぅ・・・うううううっ」美樹の顔が苦しげに歪んだ。卑作は、さらに、2度、3度と弾力を楽しむように木刀を押し込んだ。

「ひっ、ひっ、ひっ・・・苦しそうな表情をしておるが、乳首が固く立っているのがここからでもわかるぞ。本当はよいのであろうが・・・。こちらはどうじゃ。」卑作は今度は木刀を下げると、修行服の裾を割って、美樹の脚の間に木刀を向けた。薄い陰毛がのぞく。美樹は卑作の意図を察して股をぴたりと閉じたが、卑作は強引に美樹の股に木刀をこじ入れていく。
「や・・・やめて!何をするの!」
「へっ、へっ、へっ・・・」卑作のズボンは、テントをはったように大きく盛り上がっていた。股の間に十分木刀を差し入れると、ゆっくりと前後に木刀を動かし始める。
「ううううっ!・・・いやあっ・・・あううっ」美樹は両脚を閉じた姿勢のまま、木刀が動くたびに敏感に体をのけぞらせた。卑作はそのまま執拗に美樹の脚の間を嬲り続けた。美樹の半ば開いた胸元にも汗の玉がびっしり浮かんでいる。美樹は吊り下げられたスレンダーな肢体を、ややくの字にして木刀が動くたびに身を悶えさせる。さらされた乳房が重たげに揺れた。

「ああぅ・・・いやぁっ・・・もう、もうやめて!」
「ひっ、ひっ、ひっ、ようやく泣きが入ったか。どれ」卑作は木刀を引き抜くと、木刀の先を自分の鼻に近づけた。
「くん、くん・・・へへっ、女の匂いがたっぷりするぜ。下の穴の中はもうべちょべちょになってるに違いねぇわ。」卑作は木刀を床に捨てると、じゃらじゃらと音をたてて、鎖の長さを調節し、美樹を膝まづかせた。美樹の顔の前に立つと、ズボンのチャックを開け、固く勃起したイチモツをつかみ出した。
「おう、もう暴発しそうだぜ。さぁ、先生よう、ワシのをしゃぶって、すっきりさせてくれや。」と言いながら、卑作は赤黒くいきり立っているイチモツを美樹の顔に突き出した。

美樹は喘ぎながら、そのイチモツをじっと見つめたが、突然、べっと唾をその醜悪なものに吐きかけた。卑作の男根から美樹の唾が床に滴り落ちた。
「こ・・・この・・・」卑作は怒りに顔を赤くしたが、その男根は急に力を無くして下を向いて収縮していく。
「じ・・・上等じゃねぇか。調教のしがいがあるってもんだ!くそっ!」激怒する卑作を、美樹は胸を喘がせながらじっとにらみつけた。卑作は無理やり笑みを顔に貼りつけると、
「へっ、お前をもてなす用意はいろいろしてあるんだ。こうなったら朝までとことん、やってやるぜ!」と、いきりたって叫んだ。

卑作は端末をとり出すと、再びスイッチを入れた。とたんに美樹の動きが止まる。美樹の手首の拘束具を乱暴にとりはずすと、立ちあがるように命じた。卑作は、にやりと笑うと、
<すっぱだかになれ!>と端末に命じる。美樹の手が帯をほどき修行服の前を開いていくと、つるっとした両肩が現れた。すとんと服が脱げ落ちる。美樹はじっと卑作の顔をにらみつけたまま屈辱に耐えて立っている。
「げっ、へっ、へっ、へっ・・・思ったとおりいい体だぜ。また息子がむらむらしてきやがった。」
<足を開け!>卑作が命ずると、美樹の脚がひとりでに肩幅に開いた。
「あっ・・・くっ・・・」美樹が目を閉じて顔をそむけた。両ももの内側が、油を塗ったようにぬらぬらと光っている。
「ひゃっ、はっ、はっ、はっ・・・やっぱり、ぐちょぐちょに濡れていやがったな。本当はヤリたくてしょうがねぇんだろう。」美樹はかーっと顔を赤くしたまま、顔をそむけている。
「ようし、こっちへ来いや。思いっきり気をやらしてやる。」卑作が再びにんまりと笑った。


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