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   第10章

美樹は金縛りにあったような状態で、ベッドに横たわっていた。
「卑怯な!こんな下劣な方法で人を自由になんてできないわ!」
美樹は園田をにらみつけた。
「そうかね・・・気の強いお嬢さんだ。くっ、くっ、くっ・・・」
<両膝をたてろ!>園田が端末に命令すると、横たわった美樹の両方の膝がゆっくりと持ち上がった。
<そのまま両膝を左右に開け!>
「えっ!・・・あっ!・・・いやっ!やめてっ!」美樹が叫んだ。園田の意図に気付いた美樹の顔色が変わる。しかし、美樹の膝はゆっくりと左右に分かれて倒れていく。男たちが生唾を飲んで見守る中、膝が倒れるにつれて、美樹の恥毛やワレメがすみずみまでさらけ出されていった。
「や、やめて!」羞恥に顔を真っ赤にする美樹を、ベッドを取り巻いた男たちがにやにやと笑ってみている。
<もっと開け!>さらに園田は端末に命じた。美樹の両膝はぴたりとベッドに倒れ、秘裂の皮膚がひっぱられて、堪えかねたように陰唇がうすく口をあけた。美樹の肢体は、まるで鯵の開きのように無残に開かれてベッドに横たわっていた。
「ああっ・・・こ・・・こんな!」あまりの屈辱に美樹の唇がぶるぶると震えた。

「くっ、くっ、くっ・・・わかったかね。私がその気になれば、銀座の真中でストリップだってさせられるのだよ。そうそう、君のリングにはあの戦闘僧のとは違う命令語も追加しておいた。ちゃんと機能するか試してみよう。」園田がにやりと笑ってまた端末に命じた。
<オナニーしろ!>
「ええっ!・・・いやっ、やめて、お願い!もうやめて!」美樹は必死に首を持ち上げて園田に懇願するが、園田は意に介さず、美樹の乳房に手をのばして揉み始めた。美樹は自分の手が動かないように力をこめるが、それに反して美樹の右手がゆっくと持ち上がり、自分の脚の間に動いていく。クリトリスを軽く押し潰すように愛撫し、左手は片方の乳房を揉み始める。
「ああっ・・・やめて!見ないでぇ!」美樹はいやいやをするように首を打ち振った。
「ふっ、ふっ・・・そのリングは、単調な命令を体に与えるだけでなく、命令に応じて君の記憶や経験も活用して体を動かすのだ。君に人を殺せと命じれば、君は自慢の中国拳法を殺人の道具に使って人殺しをすることになる。それにしても、君はいつもそのようにして自分を慰めているのか・・・くっ、くっ、くっ、参考になるな。」

美樹はぐっと歯を食い縛り、声をあげないように耐えているが、美樹の指のほうは容赦なくいつもの”手順”を実行していく。ひとしきり固く立ったクリトリスをこねていた指は、今度は秘裂のふちをゆっくりと撫で回していた。催淫剤効果で最初から過敏になっていた美樹の秘裂は、自らの愛撫によってひとたまりもなく愛液をにじませ始めた。
「くっ・・・ううっ・・・あっ・・・」歯の隙間から美樹の苦しげなあえぎが漏れる。
「ほう、もうパックリと口を開け始めたではないか、くっ、くっ、くっ・・・。おやおや、ラブジュースまで吹き出しているぞ。感度がいいんだねぇ。」園田の指が固く勃起した乳首を責め立てる。
「くぅっ・・・ひ・・・卑怯者!・・・ううっ・・・」美樹の肢体に一瞬痙攣が走った。
「おっと、すぐにもイってしまいそうだ。おい、アレをもってこい!」園田の命令で、中年の男が部屋を出ていき、すぐに何かをもってきた。手には金色の短い棒のようなものを持っている。

「白鳥君、これに見覚えがあるかね?」園田が金色の棒を美樹の顔の近くに突き出した。
「あっ・・・ああっ!それは!・・・ま、まさか・・・」美樹の顔から血の気がひいた。
「そうだよ。わかったかね?・・・君に焼き殺された権田の男根だよ。」それは、まさしく美樹を陵辱の地獄に突き落とした権田教頭の黄金の男根だった。奴隷の誓いを強いられた悪夢が美樹の脳裏によみがえる。
「権田は淫獄楼で、この男根を板壁に突き刺したまま、炭のように真っ黒になって死んでおった。そこで、死体からこの男根だけを取り外してきたというわけだ。まぁ、あのような下郎が死ぬのは当然だが、あやつもこのままでは心残りかと思ってなぁ・・・くっ、くっ、くっ」
「なんということを・・・」美樹の顔が恐怖にひきつった。

<この男根をワレメに突き通せ!>園田が美樹の目の前に金色の男根を突き出して命令を言った。
「いやああっ!・・・お願い!それだけは!それだけはやめてぇ!」美樹が必死に叫んだ。
しかし、無情にも乳房を愛撫していた美樹の左手が男根をつかみ、それをゆっくりと秘裂に近づけていく。
「いやあっ!や、やめてっ・・・ああっ・・・きゃあああっ!・・・あうううっ」美樹の顔がのけぞった。左手が秘裂の襞を掻き分けるようにして、男根を美樹の体に深々と突き立てた。園田がにんまりと笑みを浮かべながら、金色の男根の端についているスイッチを入れると、ブ〜ンという音がして男根が振動し始めた。
「くっ、くっ、くっ・・・バイブレータだけはつけておいた。権田を思い出したかね?」
「くっ・・・あああっ・・・ああっ・・・ああう・・・」最初は唇を噛み締めてじっと耐えていた美樹の目が次第に空ろになり、体が小刻みに震え出した。

右手は相変わらずクリトリスを愛撫し続け、左手は機械のように男根を美樹の秘裂に突き通し続ける。愛液がシーツに染みをつくるほど滴り落ち、美樹が自ら突き刺す男根の動きに合わせて、ぐちょっ、ぐちょっ、と卑猥な音が室内に響いた。美樹は自由に動く首をもがくように左右に振り、バイブレータの快感に堪えていたが、体は薄赤く染まり太ももの内側に痙攣が走って、もう崖っぷちまで追い詰められているのは、誰の目にも明らかだった。髪を振り乱して全裸の美女が悶え狂う様を、男達は全員、目を興奮に輝かせて固唾を飲んで見守っている。
「ああぅ・・・もう・・・もうだめ・・・・あっ、わああああああああああっ・・・・」美樹は叫びながら絶頂に達した。
「あああう・・・あああああっ・・・ううううううっ・・・・きゃあああああっ」休む間もなく、すぐまた全身から汗を吹き出しながら、美樹は再びのけぞった。権田の男根が子宮に届くほど深々と美樹をえぐっている。何度達しても美樹の指は命令が解除されない限り、自分自身を責め続けるのだった。
「きゃあああああっ・・・・うおおおおおっ・・・・あああああうううううっ・・・」口から涎をたらし、獣のようなほえ声をあげる。もう、美樹の脳裏から自分がどこで何をしているのかなどの意識は消滅して、ひたすら快楽をむさぼる雌の本能のままに体が反応し、快感をむさぼって動く。5回ほど続けて達したあと、ふいにがくっと意識を失って美樹の体は動きを止めた。あとには、美樹のワレメに突き刺さった金色の男根のブ〜ンという振動音と、男達の、はぁ、はぁという興奮した息遣いだけが残った。


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