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   第4章

修行服に着替えた美雪がシャワー室を出ると、北山が待っていたかのように現れ、今度はトレーニングルームへ早足に案内していく。裸の体に修行服の生地がこすれて気になる。少し脚を広げて歩くと浴衣のような修行服の裾が割れ、脚の間を見られそうで冷や汗が出たが、美雪は我慢してついていった。
「ここで体験トレーニングをしてもらいます」北山が相変わらず無表情に告げた。
トレーニングルームは四畳半くらいの大きさがあり、部屋の中央に歯医者で使うような脚をのばせるリクライニングシートが設置されていた。そして、その横に大きな箱型の装置と、その装置にケーブルでつながったヘルメットのようなものが置いてあった。

「トレーニングはマシンオペレータが行います。」北山はそれだけ言うとくるっと踵を返して出て行ってしまった。オペレータは色白な青年の北山とはうって変わって、グレーの作業服を着た腹の出た中年男だった。男はヤニで黄色く汚れた歯をみせてにやっと笑うと、刺すような視線で美雪の肢体を上から下まで舐めるようにながめて言った。
「さぁ、お嬢さん、別にコワイことはないよ、これをかぶって少し大人しくしていればいいんだ。」男がそのヘルメットのような器具を美雪の頭にかぶせ、バンドでしっかりと固定する。ヘルメットはいわゆるフルフェイス型の頭と目をすっぽり覆い隠すようなタイプで、美雪の頭は鼻と口だけを残してトレーニングマシンに覆われてしまった。
「最初に、激しい光と音が出るが我慢してくれよ。すぐ楽になるからね。ふっ、ふっ、ふっ・・・」
美雪は妙に不安になっていた。なぜ、こんなに頑丈にこの器具を頭に縛り付けるのかしら?それにヘルメットをかぶる直前に見えた男の顔に、ちらっと浮かんだ下品そうな笑み。美雪の心にくすぶっていた不安が急激に膨れ上がる。

「ちょ、ちょっと待って・・・やはり、私・・・きゃっ!きゃあああああああっ!」美雪の口から悲鳴が漏れ、体がのけぞった。突然、美雪の耳にぐわーんという大音響の音が聞こえ、閃光のようなまぶしい光が連続して炸裂する。音は急にガラスを引っ掻くようなキーっという鋭い音に変わり、美雪は全身に悪寒を感じて、体を弓なりに反らせて歯を食い縛った。
突然、閃光が止まって、赤、青、黄などの原色の発光が始まった。音のほうは、地鳴りのような低い音が続いたかと思うと、トランペットのような高い音やベルの音が鳴り響いたり、さまざまなに変化し続ける。時々バーンという爆発音がそれに混ざる。鼓膜が破れそうだ。映像のほうは、原色の発光が一転して真っ暗になり、再び網膜が焼かれるような閃光が連続し、また神経を引き裂かれるような鋭い音が鳴り続けた。美雪はあまりの苦痛に、頭をかきむしるようにヘルメットをとろうとするが、びくともしなかった。

「きゃあああっ!や、やめて!とめて!きゃあああああっ!」美雪は10分ほど悲鳴を上げながら、光と音の拷問にリクライニングシートの上でのた打ち回っていたが、次第に動きが鈍くなり、とうとう手足を震わせながら、ぐったりと横たわってしまった。修行服の裾が乱れ、陰毛が少しのぞいているのさえ気が付かない。
「よおし、少しパワーを落とせ。」男が命じると別の男が出てきてコンピュータを操作した。男が装置に接続されたマイクをとった。
「島津美雪、聞こえるか。体は動かないがオレの声は聞こえるだろう。ふっ、ふっ、ふっ。このマイクはお前の頭に特殊な振動音で伝えるから聞こえるはずだ。お前の目と耳は、あまりの刺激に耐えきれずに麻痺状態にある。平衡感覚も失われて、体は宇宙を漂っているような感じではないかね?」美雪は唇をふるわせるだけで声も出せない。
「視聴覚神経が麻痺したため、ショックで体も動かせない。いわば金縛りの状態にあるわけだ。ワシの声しか認識できない。白鳥美樹に言われて、我々をスパイしにきたんだろう?最初から全部お見通しだよ。ふっ、ふっ、ふっ」

金縛りに陥ってしまった美雪の意識はパニックになっていた。相変わらず不快な音と光が交錯する中で、男の声だけが頭に響いてくる。うっ!誰かの手が美雪の太ももにおかれた。
「これから時間をかけてゆっくり洗脳させてもらうよ。白鳥美樹を誘き出す餌になってもらうためにね。ふっ、ふっ、ふっ、だが、その前に・・・お前の体を愉しませてもらうぞ。洗脳してから奉仕させてもいいのだが、我が教団をスパイしに来たお前に屈辱を与えねばならん。動けない体を嬲りものにされる恐怖を味わうがいい。」

美雪の左右の足首にそれぞれベルトが巻かれ、男が操作すると、リクライニングシートの脚をのせている部分が分かれて、ゆっくり左右に開いていく。両脚が大きく左右に開かれ、帯が解けて服がはだけた。美雪の白い肢体が明るい照明の下にさらけ出された。そう大きくはないが、形よくつんと上を向いた乳房。薄いピンク色の乳首。まだ生え始めたばかりのような陰毛と貝のように口を閉じた秘裂。
美雪が縛り付けられたシートのまわりに、中年の男たちが3〜4人集まってきた。獲物を前にした獣のように、期待に目をギラつかせて、一様にいやらしい笑みを浮かべている。
美雪は必死に体を動かそうとするが、まるで夢の中で金縛りになっているように、自分からは体を動かせない。
ふいに、両側から別々の口で乳房を吸われた。まだ可憐な乳首を舌がころがす。秘裂を別の口の舌で舐め上げられ、美雪の言葉にならない悲鳴が漏れた。そのかすかな悲鳴にフタをするように分厚い唇が、美樹の唇に覆い被さる。

体は動かないが感覚はある。恥かしいかっこうをさせられた上に、体の最も敏感な部分を容赦なく唇と舌で愛撫される。一方では、光と音の拷問が続いているのに、皮膚の感覚だけはいきていて、ねっとりとした快感を脳に送ってくる。悲鳴さえあげられない体をいいように嬲られて、次第に美雪の体の奥が反応し始めた。
「このガキ乳首を固くさせていやがる。」
「ふっ、ふっ、・・・担任教師とのレズで、性感帯だけはいっちょ前か?」
美雪の秘裂を執拗に舐めあげていた男が、口を離して、今度は中指を膣に沈めた。
「へっ、穴の中はもうぬるぬるよ。おっ!こいつ、まだ男を知らねぇようだぜ。」

男はマイクをとった。
「どうやらワシが君の初めての男になるわけだ。腹の出た中年のオジサンと結ばれるのはどんな気持ちかな?ひっ、ひっ、ひっ・・・」
やめてーっ!触らないで!美雪は声にならない叫び声をあげた。必死に脚をとじようとするが、自分の体ではないかのように全く動かない。やがて、秘裂に熱いものがぴたっとあてがわれ、美雪の小さなワレメを無理やり押し広げて、太いものが潜り込んでいく。じくっとした痛みが脳天まで駆け上がり、再び美雪は心の中で悲鳴をあげた。


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