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   第15章

権田のマントの下から現れたのは金色に輝く男根だった。全長40センチほどのずんぐりとした胴体には、禍禍しくらせんが刻まれ、権田が身につけた黒い皮のパンツからにょっきりと生えている。ちょうどソフトクリームの先だけを丸くしたような金色の男根は牛乳瓶ほどの太さがあり、イチモツというよりは棍棒が腰から突き出ている感じだった。
「な・・・何なの!」
「君が腐らせてしもうたワシの息子を再生させたのだよ!女をよがり狂わせる最終兵器としてなぁ!ワシはこれを”金剛ジュニア”と名付けた。実験台に使った女はみなあまりの快感に口から泡を吹いて悶絶したわ!ふっ、ふっ、ふっ、・・・。ワシは英雄として生まれ変わったのじゃ!我がジュニアの前にはいかなる女もひれ伏すしかない!。今度こそ、喉が枯れるまで喘ぎ声を上げさせ、身も心も征服してくれるわ!」そう言うなり、権田はずいと美樹の脚の間に踏み出した。

「きゃあっ!や・・・やめて!もうやめて下さい!」美樹は顔をこわばらせて叫んだ。権田の金色の男根からは、単に女を色責めにかける道具を越えた、何か美樹を心の底から怯えさせる凶悪なものが鈍く発散していたのだった。美樹は悲鳴をあげながら、大の字に固定された四肢を空しくもがかせた。

「ふっ、ふっ、ふっ・・・。この金剛ジュニアの恐ろしさが少しはわかるとみえる。今後ワシの奴隷となることを誓うなら許してやってもよい。ただし、その証に後ろの火桶に入っている焼印を押してもらおう。<権田命>という焼印を、そうさな・・・、男に体を開く時にはいやでも思い出すように、その薄い恥毛の上にでも、くっきりとなぁ・・・ひっ、ひっ、ひっ」

「そんな!・・・そんなことできないわ!」美樹は必死に叫んだ。
「ふっ、ふっ、ふっ・・・そうか。それならば、この金剛ジュニアをたっぷりと味わってからもう一度考えるがよい。」
「や、やめて!来ないで!」美樹は必死に自分を磔にしているテープをはずそうとするが、びくともしない。緊縛された美樹の乳房がゆらゆらと揺れた。
権田は、薄笑いを浮かべながら美樹に近づくと、ピンク色の裂け目をのぞかせている美樹の秘裂に男根の先端をあてがった。

「いくぞ」と言うなり権田が腰のベルトのスイッチを操作すると、金色の男根がゆっくりと回転を始める。と同時に、先端からは透明なローションが吹き出し、秘裂の肉襞に男根が潜り込みだした。
「あっ・・・あううううっ」美樹の顔が苦痛にゆがむ。
回転に従って、徐々に男根が秘裂を掻き分けるようにしながら美樹の体に入っていく。
「きゃあっ、あ・・・あうううっ・・・あうっ」美樹の体がのけぞり、腰の中心から発生する異様な感覚からのがれようと美樹は顔を左右に打ち振った。

「そぉれ、まだまだ入るぞ。」権田が腰をさらに沈めながら、美樹の乳房をわし掴みにして、むしゃぶりつく。
「ひっ、ひっ、このような時でも乳首を固くしておるわ。どスケベな女めが。」
「あうっ・・・ああっ・・・いやっ・・・やめて・・・」権田の男根は、ゆっくりと回転しながらすでに半分ほどを美樹の膣の中に没していた。一度飲み込んでしまうと、そのらせんが淫靡な効果を発揮しだし、膣の内側の襞をこそげ落とそうとするかのように、膣全体が刺激され続ける。体を裂かれるような苦痛が、おぞましい快感に変化するのにそれほど時間はかからなかった。
「はああっ・・・いやぁ・・・お願い・・・もうやめてぇ・・・」必死に声を押し殺そうとする美樹を、権田は喜悦の表情を浮べながら嘲笑った。
「たまらぬだろうが。ひっ、ひっ、ひっ・・・さぁ、思いきり気をやるのだ。ワシのジュニアにひれ伏すのじゃ。」
権田は両手で美樹の尻をつかむと、さらにぐっと腰を突き出した。
「ひぃっ!・・・だめっ・・・それ以上はやめて!」
大量の愛液が美樹の秘裂から溢れ、男根の回転によって、ぬちゃっ、ぬちゃっという音を立てる。美樹は開かれた四肢を突っ張るようにして、体の中心から湧き上がる強烈な快感に歯を食い縛って耐えた。
(だ・・だめ。こんなオモチャに屈服するわけにはいかない。耐えるのよ、美樹!)
体を細かく震わせ唇を噛み締めながら、責めをこらえる美樹を、権田はいやらしい笑みを浮かべてながめていたが、
「ふっ、ふっ、ふっ、さすがにしぶとい女じゃ。じゃが、これまでじゃ。金剛ジュニアの本当の力を見せてくれるわ!」と言いながら、腰のベルトに手をのばした。




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