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 崩れ堕ちる高級妻    第14話

崩れ堕ちる高級妻(14)


 向いのソファーで三島をからかうように喋る田所の姿をニヤニヤと見ていた大男は、ゆっくりと歩を進めながら再び麻美の背後へと廻り込む。

(クククッ…さ〜て奥さん…またタップリと感じさせてやるからな…覚悟しとけよ…)

 卑猥な笑みに頬を緩めたままソファーの後へしゃがみ込むと、背後から麻美の耳元へ唇を寄せ

「奥さん…こんなに恥ずかしい恰好にされて…その上旦那にも見られちまって…どうだ?恥ずかしいか?…あ?…それとも…感じちまうか?」

 そう囁いた後で麻美の耳孔へと「フ〜ッ…」と生温い息を吹き掛ける。

「…ヒァッ!…ッウンンッ…」

 昂ぶりきった肉体は、その僅かな刺激だけでも敏感に反応してしまう。

 大男は麻美の反応を満足げに見詰めながら、両手に持った2本の筆を麻美の両の腋へと近付け、不意に撫で上げる。

「ヒイッ!…イッ…ヤアァッ!…アアァンッ!」

 再び開始される筆による刺激に、麻美は拘束された肉体をビクビクと震わせながら声を上げる。

「ヤアッ!…ハアッ…アアンッ!…や、止め…てぇッ…」

 バックリと広げられた両の腋の窪みをチクチクとした筆先でほじるように撫で回され、そこから湧き上がり波紋のように広がるゾクゾクとした感覚に、麻美は困惑の表情を浮かべる。

「クククッ…どうした奥さん?…上半身は暫く放っておかれたからなぁ?…久し振りの刺激はどんな感じだ?…気持ち良くって仕方ねえってか?」

 大男は麻美の耳元で「クククッ…」と笑みを浮かべながら言うと、筆先をクルクルと回転させながら腋の窪みをほじくり回す。

「ヒウゥッ!…ッウゥンッ…ウッ…クウゥゥンッ…」

 麻美は戦慄く唇を必死で噛み締め、零れる甘い吐息を押し殺しながら、ブルブルと首を振る。しかし、筆先の這いずり回る両腋から湧き上がる悦楽は、次第にその強さを増してくる。

 先ほども同じように筆で嬲られた麻美の肉体であるが、その筆が与える快美感は桁違いに強力になっていた。

 同じ筆による同じような責めであるのだが、徐々に欲情を蓄積され、快楽の神経を剥き出しにされてきた麻美の肉体は、先程よりも敏感に、そしてより深く、筆先の刺激を感じ取ってしまうのだ。

(ハアアッ…だ、駄目ッ…こ、こんなッ…アアンッ…も、もう…止めてぇッ…)

 僅かな刺激にも関わらず、与えられる快美感は強大で、もしこれ以上の刺激を受ければ自分の身体はどうなってしまうのだろうと言う不安が、急激に膨れ上がる。

 しかし大男はそんな事にはお構いなく、更に筆先の範囲を広げていき、先程と同じように麻美の上半身を隈なく刺激し始める。

「ヒャウゥッ!…ッンハァンッ…アゥンッ…」

 剥き出しにされた全身の快楽神経が、束になった筆先の繊毛一本一本を敏感に感じ取る。

 その一本一本の毛先はチクチクとした刺激を与え続けながら、数倍に高められた麻美の性感を確実に掘り起こしてくるのだ。

 腋、二の腕、首筋、脇腹、腹部、臍、そして根こそぎ搾り出されたバストの膨らみ。

 全ての性感から快楽を引きずり出されるような感覚に、麻美の肌がゾワゾワと粟立つ。

「ヒゥウンッ…ッッウゥッ…ハアァァッ…」

 拘束された麻美の身体が波打つようにブルブルと小刻みに震える。そして同じように震える唇からは抑え切れない熱い吐息が零れ続ける。



 向いのソファーでは三島の肩に腕を廻したままの田所が、ニヤニヤと笑みを浮かべながら麻美の様子を覗っている。

 バストの膨らみを緊縛され、M字開脚に固定された麻美の肉体に筆先が這い回る度、ピクピクと小刻みに身体を震わせる様子は、この上ない妖艶さと被虐美を醸し出していた。

 田所は視線を麻美へと向けたまま、唇を三島の耳元へと寄せる。

「見てみな、あんたの奥さん…筆で擽られてるってのに…随分と気持ちよさそうにしてるじゃねえか?…なあ?」

 田所の言葉に三島は「ウグググゥッ…」と声を漏らしながらブルブルと首を振る。

(ふ、ふざけるなッ!…筆なんかで麻美が感じるものかッ!…ふざけるんじゃないッ!…ただ、擽ったがっているだけじゃないかッ!)

 こんな卑怯なヤクザ男達に、それも筆などと言う変質的な物で愛撫をされて麻美が感じているなどとは絶対に有り得ない事だと思っていた。

 三島は雁字搦めにされた不自由な身体を揺するようにして田所の腕を跳ね除け、睨み付ける。

 三島の反応に田所はニヤリとした視線を返す。

「ククッ…まあ落ち着けよ、三島さん…あんたの奥さんが感じてるか感じてねえか…今からじっくりと調べさせて貰うからよぉ…」

 言いながらソファーから腰を上げれば三島の肩をポンと叩き

「俺達の手に掛かりゃ、どんな女だってヒイヒイ鳴いて善がるんだぜ?…まあ、あんたの奥さんがそうならねえ事を祈ってるんだな…」

 田所は「クククッ…」と卑猥な笑みを浮かべると、拘束された麻美の側へと再び戻っていく。

 三島は縛り上げられた身体をソファーの上で揺すりながら田所の背中を睨み付け「ウグググゥゥッ…」と呻き声を投げる。

(ふざけるなッ!…ふざけるなぁッ!…麻美がお前らなんかに感じる訳ないだろッ!
…お、お前らみたいな下衆な男達に…麻美が快楽を感じるなんて事があってたまるかッ!!


 懸命に叫ぶ三島であるが猿轡を噛まされていればそんな思いは伝わる筈もなく、悲痛な呻き声だけが漏れる。



 田所は三島を振り返ることもなく歩を進めると、大きく広げられる恰好で拘束された麻美の股間の前へとゆっくりとしゃがみ込む。

「ククッ…奥さん、待たせたな?…またタップリと可愛がってやるぜ…」

 ニヤリと笑みを浮かべて告げれば、大きく広げられた麻美の内腿へと掌を滑らせる。

「ヒイッ!…ヤッ…嫌ぁッ!…アアッ…も、もう…止めてッ…」

 大男による上半身への筆責めにビクビクと戦慄かせていた麻美の身体が一際大きく震え上がる。

 上半身だけでも堪らないほどの刺激を感じているところに、田所による下半身への刺激が加えられれば、欲情しきった肉体が感じ取る悦楽は数倍に膨れ上がってしまう。

 田所は麻美の反応に「クククッ…」と満足そうな笑みを零すと、両の掌でスラリと長い麻美の太腿を、まるでマッサージでも施すように撫で回す。

「ヒイィァッ…アッ…ハアァッ…アウンッ…」

 今や全身性感帯と化した麻美の肉体にとって、筆先と掌から与えられるソフトな感触でさえも、堪らない程の悦楽を感じ取ってしまう。

「クククッ…どうした奥さん?…たったこれだけで感じちまうのか?…だがな、今からもっと堪らなくしてやるぜ?」

 田所は麻美の表情を覗き込むようにして言うと、ソファーの傍らに置いてあるバッグを取り上げる。それをソファーの上へ置くとニヤニヤとした笑みを浮かべながら中を弄る。

 と、中から取り出した物――それは二つのピンクローターであった。

 田所はそれを麻美の目の前に翳して見せる。

「これ、何だか判るか?」

 ピンク色をした長さ5センチ程度の楕円形の器具――麻美にとってそれは初めて目にする物であった。

(アアッ…な、何?…そ、そんな物で…今度は何をしようと言うのッ?)

 麻美は目の前に翳された器具から視線を逸らすように俯くと、ブルブルと首を振ってみせる。

「こいつぁなあ…人間にゃあ絶対真似の出来ねえ刺激を与えてくれるからな…ブルブルって振動が、奥さんの身体の奥深くまで揉み解してくれる筈だぜ?」

 田所はそう言うと、ローターから伸びるコードの先に付いたスイッチをONにする。

――ヴイイイイィィィンッ…

 二つのローターが小刻みに震えながら、小さな振動音を発する。

「ヒッ…ヤッ…な、何ッ?!」

 不意に聞こえる振動音に麻美は表情を上げ、その二つのローターを不安げに見詰める。

 田所は二つのローターを両手に持つと、ゆっくりとした動作で麻美の脚へと近付け、大きく広げられた両膝の内側へと宛がう。

「ヒアッ!…アアッ…ハッ!…アアアンッ!」

 途端に麻美の唇は大きく開かれ、甘く熱い喘ぎ声が零れる。

 普段であれば殆んど快楽などを感じる事がない場所への刺激であった。しかし今はどうだろう?僅かに宛がわれたローターの振動を感じる部分からはゾクゾクとした感覚が溢れ出し、確実に快楽の神経を疼かせる。

 田所の言葉どおりその振動は肉体の奥深くまで響き渡り、普通では到底刺激を受ける事はないであろう場所までもを震わせ、快楽を引きずり出すのだ。

「ハアァッ…そ、そんなッ…アッ…アアンッ…い、嫌ぁッ…」

 初めて経験するローターの刺激は、発情しきった麻美の肉体には強烈すぎた。大きく広げられた美脚はビクンビクンと震え慄き、零れ出る欲情の吐息をもう抑える事は出来ないでいた。

 それでもまだローターは、麻美の膝の内側に宛がわれただけに過ぎないのだ。

 田所はニヤニヤとした表情で麻美の反応を覗いながら

「奥さん…まだまだこんなもんじゃねえぜ?…本当に堪らなくなるなるのはこれからだからな?」

 そう告げると、徐々にローターを太腿へと下げていく。

「アッ…アアッ…嫌ッ…ハアアッ…だ、駄目ぇッ…」

 肉体の奥深くまで抉られるような振動が、全ての肉と言う肉、細胞の一つ一つまでもを嬲り抜き、散々に詰め込まれた欲情を剥き出しにしていく。

 剥き出された欲情は快楽の塊となって麻美の太腿をゾクゾクと疼かせる。

 そしてローターの振動はその快楽の疼きを全て掻き集めながら、徐々に麻美の股間へと近付いてくるのだ。

「アッ…アッ…アアッ…アンッ…ンンンッ…」

 身震いしてしまうほどの疼きに麻美は広げられた脚を閉じようともがくが、完全に縛り上げられた両脚は僅かにビクビクと震える事しかできず。

 次第に這い下りてくるローターの振動は、確実に快楽の度合いを膨れ上がらせながら、麻美の肉体の奥底までもを快美感に染め上げる。

 細胞の一つ一つまでが快楽に打ち震えながら全ての肉から溢れ出す欲情は、まるで二つのローターに挟み付けられるようにして、麻美の股間へと押し込められる。

「ハッ…アアンッ…ンンッ…ックウンンッ…」

 じっくりと詰め込まれた下腹部の欲情が、ローターから伝わる振動により急激に燃え上がり始める。

 勢いを増しながら流れ込んでくる快楽の疼きは、熱く火照った胎内の粘膜をジクジクと蕩けさせ、肉体の奥深くから滲み出るような欲情を溢れさせてしまうのだ。

(アアアッ…そ、そんなッ…嫌ッ…アアアッ…も、もう…これ以上は…ゆ、許してぇッ…)

 肉の奥深くまで抉られるようなローターの振動に、今や麻美の下半身と下腹部はどうしようもない程の熱と疼きに苛まれていた。

 それでも田所は、決して核心への刺激を与えようとはしない。両手のローターで麻美の内腿をじっくりと刺激し続け、欲情の昂ぶりを更に蓄積させていくのだ。

「クククッ…どうだい奥さん?…ローターの刺激は?…奥さんの熟れた柔肉全てに響くだろうが?…細胞の一つ一つまでが、発情しちまうみてえだろうが?…あ?」

 田所は俯いた麻美の表情を覗き込むようにしながら問い掛ければ、股間を覆うドレスのすぐ脇にまでローターを這い下ろす。

「ヒウッ!…ックウゥッ…ゥウンンッ…」

 股間を中心にして両側から抉るようなローターの振動が、麻美の下腹部の奥底にまで響き、蕩けきった濡れ肉を震わせる。

 ガーターストッキングとドレスの狭間から覗く透き通るような柔肉がピクピクと痙攣するように震え、腰全体がビクンッ…と跳ね上がる。

(アッ…アアアッ…だ、駄目ッ…ハアアンッ…そ、そんなのッ…駄目ぇッ…アアアッ…)

 肉の内も外も嬲るようなローターの振動に煽られ、下腹部に横溢しきった欲情の塊がのた打つように渦を巻く。

 快楽の疼きに翻弄されるような麻美の反応を、田所はニヤニヤとした表情で眺める。

 既に麻美の肉体は精神から完全に離れ、快楽のみに支配されつつあると言っても良かった。

 蕩けきっているであろう淫裂に刺激を与えれば、麻美は今すぐにでも絶頂へと上り詰める筈である。

 しかし、田所はそこまでに至っても尚も執拗な愛撫を続ける。

(クククッ…まだまだイカせる訳にゃあいかねえな…とことんまで焦らし抜いて…骨の隋まで発情させてやるぜ…)

 田所はニヤリとした笑みを浮かべると、股間を覆うドレスのすぐ脇まで近付けていたローターを、再び膝へと向け登らせ始める。

 股間から遠のいていくローターの振動――しかし下腹部へと詰め込まれた快楽の疼きは治まる事はなく、昂ぶりきった欲情の塊は捌け口を求めるように荒れ狂う。

「フアァァッ…ハアッ…アッ…アアンッ…」

 麻美の唇からは甘い吐息が漏れ続け、無意識のうちにも更なる刺激を欲するように腰をビクンビクンと震わせてしまう。

 田所は麻美の反応を満足そうに覗いながら、手にしたローターを両の太腿全体へと這いずり回らせる。

 ローターの先端を円を描かせるようにまあるく回しながら、内腿から膝頭そして膝の裏に隠れた柔肉までもを刺激し、膝の外側へと刺激を移す。

 その刺激は太腿の外側を震わせながら徐々に下方へと這い下り成熟した腰元へと到達する。ドレスのスリットの割れ目から覗く真っ白い素肌を捏ね回しながら、既に半分ほど覗けてしまっている尻肉へと刺激を移し柔肉を震わせる。

 そして再び内腿の付け根へと回り込むと、股間へと両側から挟み込むような刺激を与え、内股を膝へと向けて這い上がっていくのだ。

「ハアッ…ハアッ…ッウンッ…ウンンッ…ハアアンッ…ンアァッ…」

 麻美の唇からは、崩れ落ちるような吐息が続けざまに零れる。

 脚全体の至るところから送り込まれるローターの振動は、そこに横溢しきった欲情を根こそぎ引きずり出し、全てを下腹部に集約してしまう。

 両足の全ての肉がゾクゾクとざわめき、その疼きはローターの振動に促されるようにして、欲情しきった股間へと流れ込み、熱く火照った粘膜を更に蕩けさせるのだ。

 田所の巧みな責めに麻美の下半身は嫌が上にも燃え上がり、欲情の疼きを幾重にも積み重ねられていく。

 今や麻美の股間や下腹部は灼熱の疼きに掻き回され、未だ一切の刺激を受けていない隠部をどうしようもない程の焦燥感に震え上がらせていた。

(アッ…アアアッ…こ、こんなのッ…どうにかなってしまいそうッ…ハアアッ…い、嫌ッ…アアッ…だ、駄目よぉッ…)

 じっくりと蓄積される欲情のうねりに、麻美の肉体が悲鳴を上げる。際限のない昂ぶりはもはや己の意思ではどうする事もできず、嫌が上にも増す快楽と焦燥感に翻弄されるばかりなのだ。

 拘束され限界にまで広げられた両脚はビクビクと震え、その震えに連動するようにして成熟した柔腰が僅かにくねり始める。

 そんな麻美の反応を田所は卑猥な目付きで眺めながら、それでも尚ローターによる焦らすような愛撫を続け、更なる焦燥感を刻み付ける。

(随分と卑猥に発情しちまったみてえだな?…だがな、まだまだだ…まだまだ焦らし抜いて、あんたの淫らな姿を引きずり出してやるからな…)

 ニヤリとした笑みを浮かべ「クククッ…」とほくそ笑む田所。

 そしてもう一人――田所のローターによる責めを愉しむように眺めていた大男も、その笑みに応えるように表情を緩めると、休ませてあった筆先での愛撫を再開し始める。

 ドレスの張り付いたまま荒縄で根こそぎ搾り出されたバストの膨らみへ筆先を宛がい、ドレスと素肌の境目の柔肌をなぞり回し、剥き出しの性感を刺激する。

 かと思えば、くびり出された膨らみの裾野からとぐろを巻くようにまあるく円を描かせ、ドレスを突き破らんばかりに押し上げる乳頭の尖りへ向けて撫で上げる。

「ヒイィッ!…ヤッ…ハアアァンッ!…アッ…ハアアッ…だ、駄目ッ…嫌あぁぁッ…ッンンッ…」

 発情しきった上下の性感を同時に責められれば、麻美の身悶えは一層激しさを増し、拘束されて不自由な身体を最大限にのたうたせる。

 バストを這い回る筆先は膨らみ全体をジンジンと痺れさせ、焦らし抜かれた欲情の疼きが先端の尖りを内側から突き上げる。

 太腿を振動させるローターの刺激は、ジクジクと溢れ出る快楽の小波を波紋のように股間へと伝え、下腹部を淫情に燃え上がらせる。

 男達の巧みな淫技は、麻美の上半身と下半身の性感を確実に掘り起こし、この上ない快楽と焦燥感を蓄え続けるのだ。

 それでも上下の淫技は決して核心に触れることはない。昂ぶらせるだけ昂ぶらせた麻美の欲情を、男達は決して爆ぜさせようとはしないのだ。

「ハアァッ!…ハアァンッ…アアッ…い、嫌ッ…アアアッ…嫌あぁッ…」

 嫌と口にする麻美であるが、もう何が嫌なのか判らなくなってきていた。

 卑怯な男達に嬲られる厳悪感から来るものなのか、それとも肉体に横溢しきった焦燥感から来るものなのか…

「アッ…アアッ…い…やッ…ッッウッ…だ…駄目…よ…」

 麻美は崩れそうな思考を叩き起こすように、唇を噛み締めブルブルと頭を打ち振るう。

(アアッ…しっかり…しっかりするのよッ!…こ、こんな男達の思いどうりにはッ…絶対なっては駄目ッ!)

 強靭な麻美の精神力が快楽への誘いを拒み続ける。

 それでも、焦らし抜かれるバストの先端はジンジンと痺れ、乳輪を益々膨れ上がらせ、ドレスを突き上げる乳首をビクビクと蠢かせてしまう。

 下腹部の疼きは更に熱を持ち、詰め込まれた欲情がトロトロと蕩け、ジュワリ…と滲み出すような感覚と共に淫裂からは止め処ない愛液を噴き零してしまうのだった…



(つづく)


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