ミズ・アメリカーナ:首輪
(原題:MS Americana:The Collar by Dark One)
第八章 屈服ヒロインの競売
邪悪なワンダは、手を振って二人の番人を遠ざけるとミズ・アメリカーナに歩み寄った。
無力化したヒロインはうつ伏せに床に倒れていた。邪悪なワンダは、ミズ・アメリカーナを仰向けにひっくり返し、見慣れた顔に頬笑みかけた。ワンダは奴隷女の横にしゃがみ込み、ミズ・アメリカーナの巨大な乳房の間に右手を置き、短い魔法の呪文を唱えた。ミズ・アメリカーナの衝撃的な肉体が緊張し、後ろに反り返り、そして崩れ落ちた。
邪悪なワンダは、残忍な笑みを美しい顔中に広げて立ち上がった。
「目覚めよ、眠れる美女」
ワンダは、低いソフトな声で満足げに呪文を唱えた。
「今まで楽しませてくれた善行とやらのつけを払う時が来たよ」
「何ですって?」
ミズ・アメリカーナが唸った。
「何が有ったの? ここは何処・・・嗚呼、自由の女神よ!」
ミズ・アメリカーナは、美しい顔を振り、起き上がろうとした。
邪悪なワンダは素早く自分のものをミズ・アメリカーナの巨乳の間を押付け、無理やり美女を押し倒した。
「そんなに慌てなさんな、ブレンダ」
邪悪なワンダは緑の眼を嬉しそうに動かしながら言った。
ミズ・アメリカーナの両手が顔に行った。
「これを探してるのかい?」
ワンダがミズ・アメリカーナのマスクを掲げた。そしてもう一方の手でフラッグ・ガールのマスクを振って見せた。その二の腕にはフラッグ・ガールのパワー・ベルトも掛けてあった。
「言っちゃ悪いが、フラッグ・ガールがお前の綺麗な丸いケツが誰のものだか解らせてくれたのさ」
「嗚呼自由の女神よ、そ、そんな・・・!」
「ああ、だけどそうなのさ、私の奴隷女、私はお前を再び所有した」
邪悪なワンダが言った。
「もう二度と逃がしゃあしないよ。良く覚えておくんだね」
「こ貴方こそ、こんな事をしても逃げられっこないわ、魔女」
ミズ・アメリカーナは唸る様に言った、青い眼に抵抗の意志が窺えた。
「もしフラッグ・ガールと私が無理なら、他のスーパー・ヒロインが貴方の悪行を終らせるわ」
「ああ是非、そうして欲しいもんだね」
邪悪なワンダは言った。
ワンダはフラッグ・ガールに向かって手を振った。かつては元気な金髪の美女は、心地良さそうに立ち上がり、ゆっくりと歩を進め女主人の近くで立ち止まった。
「何故って、お前達二人を捕まえるのは、呆れるほど簡単だったからねえ」
邪悪なワンダはフラッグ・ガールの左の乳房に手を当て、彼女の秘丘を軽く叩いた。ワンダは、一本の指でフラッグ・ガールの顎の先を上げると、ゆっくりと口を近づけ、口を開けたままのキスをした。
フラッグ・ガールは低い声で呻き声を立てた。そして、魔女が足元を指差すと、フラッグ・ガールは四つん這いに成ってワンダのブーツの上に屈み込み・・・そしていとおしげにブーツにキスをした。
「それに、スーパー・ヒロインを捕まえる事が、面白く、金にも成る上、もの凄い満足感が得られる事だと明らかに成ったんだからねえ」
ミズ・アメリカーナは、邪悪なワンダの命令に抵抗も躊躇いもなく従う自分の相棒であるリディアから眼をそらす事が出来なかった。しかも、首輪も着けられずに。
「嗚呼自由の女神よ、フラッグ・ガールが屈伏させられた!」
「勿論さ。私の能力に疑いでも持ってたのかい?」
ワンダは笑いながら言った。
「お前は一度屈伏した。我々はもう一度それを楽しめるんだ。」
「女御主人様」
部屋の向こうからやって来たランスが言った。
「もうじき客達が到着します」
彼の言葉に、ミズ・アメリカーナの心が凍りついた。二人は競売に掛けられるのだ。フラッグ・ガールにとっては最初の、そしてブレンダにとっては二度目の・・・。
「ランス、サムソンと一緒に客達のおもてなしをしておくれ」
ワンダが言った。
「客が全員集まったら始めるから」
階下の二人の番人が去って行った後、ワンダは四人の番人に、既に捕獲した四人の娘を縛り上げ、スーパー・ヒロイン達に邪魔される前に階下へ連れて行き展示するよう命じた。
魔女と二人の捕らえられたスーパー・ヒロインは、番人が夫々セクシーな美女を抱え上げ運び去るのを眺めていた。
残されたミズ・アメリカーナとフラッグ・ガールを、邪悪なワンダは御馳走を楽しむ様な気分で眺めていた。
ワンダは、会心の首尾を思い返し至福の気分に浸っていた。世界中で最も善良だと思い上がっているスーパー・ヒロイン二人を、黙らせ、屈伏させる事は胸のすく事だ。実際、非常に気分が良かった。
スーパー・ヒロインは二人とも動かなかった。ミズ・アメリカーナは依然として仰向けに横たわり、フラッグ・ガールは魔女の足元に大人しく跪いていた。二人とも動くこをと許されていなかった。
ワンダは、二人とも逃げる事はおろか不服従の可能性すら考えていないのではと疑った。
ワンダは部屋を横切って歩いて行き、魔法が掛けられた首輪を取り出しフラッグ・ガールを見た。
そのセクシーな相棒は、不安と期待の入り混じった気持ちでワンダを見ていた。
「私の前に来て跪くんだ、奴隷女リディア」
邪悪なワンダが言った。
ワンダは、美しい社交界の花形が自分に向かって歩いて来るのを見詰めていた。リディアは、胸を張り、絹の様な金髪と張りのある36Dsを揺らしながら歩くセクシーな歩き方をしていた。腰を左右に振り、手を大きく振って、リディアは女主人の処へ歩み寄りると官能的な優雅さで膝を付いた。
邪悪なワンダは、魔法が掛けられた首輪を、リディアのほっそりとした白い首の周りに滑らせ、しっかりと留め金を掛けた。
フラッグ・ガールは、息を呑み肩をすくめたが、直ぐに落ち着きを取り戻した。
「フラッグ・ガール、肉棒でお前を打ち負かして来た経緯が何と嬉しかった事か・・・ここに、お前の、白人奴隷、売春婦としての人生が始まりる事が確定した」
邪悪なワンダはミズ・アメリカーナに立ち上がる様命じ、そしてフラッグ・ガールをその横に立たせた。
ワンダはヒロイン達の衝撃的な裸体を数分間観賞した後、ヒロイン達に衣装を着け、出来るだけきれいにする様命じた。精液をタオルで拭い、捕まる前の乱れていない美しい姿に復帰する様化粧品も支給された。そして、彼女達のマスクも返された。
黒い革に包まれた支配者である魔女は、肩幅に脚を広げ両手を腰に当て、スーパー・ヒロインポーズで二人の前に立った。ワンダは赤い唇を一杯に広げて笑みを浮かべ、嬉しさに満ちたエメラルド・グリーンの眼で最も価値のある賞品を眺め回した。
ワンダは、眼の前の二人が、捕まえて奴隷にする事を夢見てきた最も素晴らしい女性であると認めざるを得なかった。しかしある意味で落胆も感じていた。と言うのは、これが白人奴隷商人としての成功の頂点だという事が解っていたからである。
「私は恐らく、スーパー・ヒロインの捕獲と調教の専門家に成るべきだねえ」
ワンダが言った。二人の奴隷は真摯な態度で頷いた。ワンダは声を立てて笑うと命令した、
「それじゃ、奴隷女よ、四つん這いに成って夫々私の足を掴むんだ。私の腿までのブーツを、お前達に舐めてきれいにしてもらいたいんだ。直ぐ始めてもいいんだよ」
愛国的衣装を身に着けたスーパー・ヒロインは、二人とも従順にワンダの処へ這って行きブーツを舐め始めた。リディアは右ブーツの先端から、ミズ・アメリカーナは左の10センチ以上もある細いヒールから舐め始めた。二人は、沢山のキスマークや埃を足先からヒールそしてブーツの上端に至るまで丹念に舐め取る仕事に時間を費やした。
魔女が満足すると、ワンダは二人に夫々足の先端にキスマークを付ける様命じた。先ずミズ・アメリカーナが左足に、そしてフラッグ・ガールが・・・。
それが終るとワンダは後ろを向き、尻の膨らみにキスをする様二人に命じた。
「良い娘だ」
邪悪なワンダはニンマリとして言った。
邪悪なワンダは、二本の長い黒い革紐を持って来て二人の首輪に取り付けると、二人の奴隷女を曳いてエレベータの方へ向かった。
ワンダは、先に奴隷女達をエレベータに乗せ、ドアの方へ向かせて跪かせた。
それから、ワンダがエレベータに乗り込み一階のボタンを押した。
数秒後ドアが開くと、ダンスフロアの真ん中に、四人の若い美女が競売の為に展示して有る光景が眼に入った。
「付いておいで」
ワンダは吼える様に言うと大股でエレベータの外に出た。二人のスーパー・ヒロイン奴隷は飛び上がるように立ち上がり、大人しく後に付いて行った。
VIPラウンジからの驚きの息を呑む声が彼女達を出迎えた。
「良しそれじゃ奴隷女、スーパー・ヒロイン・ポーズをとって」
ミズ・アメリカーナとフラッグ・ガールは躊躇なく従った。
集まっていた売春業者やマダム達が駆けつけて来て邪悪なワンダ、ミズ・アメリカーナそしてフラッグ・ガールを取り囲んだ。皆、驚嘆と喜びを露にして見守った。
「何か問題でも?」
邪悪なワンダが得意げに尋ね、邪悪な笑みを浮かべた。
忽ちお祭り騒ぎに成った。声を上げて笑いながら、奴隷化されたスーパー・ヒロイン達に、我先に言葉を投げ掛けた。そして二人の捕らえられた“高級な”女に近付き、突いたり押したりそして愛撫して弄んだ。
「彼女達、本当に、本当に屈伏して完全に貴方の支配下ににあるの?」
女主人タビサが言った。しかし、彼女の嬉々とした美しい顔には疑いの翳りは全く見られなかった。
「勿論ですとも。私は、奴隷女から100パーセントの従順以外は受け入れませんわ、そして、女達が敗北し屈伏するまでは売りに出したりはしませんよ」
邪悪なワンダが言った。
「ご覧に入れましょう」
女支配者は、二人のヒロインを革紐から解き放った。ワンダは後ろに下がり命令を下した。
「ミズ・アメリカーナ、上側の衣装を脱ぎなさい」
「はい、女御主人ワンダ様」
彫像の様なスーパー・ヒロインが言った。
ミズ・アメリカーナは、ワンダが自分をショーに登場させようとしている事を理解した。女主人は、彼女をこのどうしようも無い売春業者やマダム達に印象付けたいのだ。
ミズ・アメリカーナは、彼女の女主人に喜んでもらいたかった。それでミズ・アメリカーナも素晴らしいショウーにしたかった。
ミズ・アメリカーナは、皆が“前の状態”を良く見える様に、劇的に一回りして見せ、そして彼女の怪物の様な胸の間に手を伸ばし留め金を外した。次にビキニ・トップを外すと、抑えられていた44DDsの圧力でカップが弾け飛び、巨乳が静まり返った観衆の前で誘惑するように上下に揺れ動いた。
そして、剥き出しの巨乳が皆に良く見得るよう、再度劇的に一回りして見せた。
売春業者とマダム達は大喜びし、邪悪のワンダの完全勝利と彼女の素晴らしい奴隷調教を祝福した。
ミズ・アメリカーナは、彼女の女主人が微笑みながら、悪徳性産業仲間の喝采を受けている姿を見る嬉しさに微笑んだ。
「ミズ・アメリカーナ」
邪悪なワンダが命令するような声で言った。
「フラッグ・ガールは、何時間も私の番人達に犯され続けたんだ。精液が魅力的な脚に滴り落ちてるよ。あの精液を舐め取っておあげ」
ミズ・アメリカーナは明るく頬笑んだ。
「喜んで致します、女御主人様」
正義の女王は、セクシーな金髪の相棒の前へ歩み寄り、跪いた。ミズ・アメリカーナは、もう一人のスーパー・ヒロインの内腿を見回し、一筋の精液に気付くと、指を伸ばして極少量を拭き取り、その革のグラブを着けた指を口に運んだ。
「ムムーーーーッ、美味しい」
そう言うと、ミズ・アメリカーナは床に四肢を突いた。
精液はフラッグ・ガールの両脚全部を濡らし、彼女の赤い脹脛までのブーツにまで達していた。一筋の精液は、左の細いヒールにまで垂れ落ちていた。それで黒髪のスーパー・ヒロインは、ヒールの先端から舐め始め、左脚へ舐め上げて行った。
脚の洗浄が膝に達するまでに、フラッグ・ガールは喘ぎ始め身体を硬直させていた。
ミズ・アメリカーナは、フラッグ・ガールのスカートの下まで舐め上げて行った。そして恥丘を数回強く舐めた。左脚の洗浄が終ると、ミズ・アメリカーナは右脚の洗浄を始めた。
再び、ミズ・アメリカーナは、フラッグ・ガールの股間をしっかりと丹念に舐め、滴り落ちている精液を全てきれいに拭き取った。
「あぁぁぁ―――」
フラッグ・ガールの喘ぐ声が一段と高まっていた。
「ミズ・アメリカーナ、立ち上がってポーズを取るんだ。良し、そのままじっとして」
邪悪なワンダが言った。
「フラッグ・ガール、ミズ・アメリカーナの両脚にも精液が滴り落ちているよ。きれいに舐め取ってもっとセクシーにしてあげるんだ」
丁度今受けたホンの束の間の股間への刺激に目覚めたフラッグ・ガールは、嬉々として微笑んだ。
「はい解りました、女御主人ワンダ様!」
フラッグ・ガールは、ミズ・アメリカーナのエロティックな展示をそれ以上のものにした。長い脚に滴る精液を舐め取るだけではなく、ミズ・アメリカーナの脚と愛を営んだのだった。フラッグ・ガールは脚を舐め、愛撫し、ミズ・アメリカーナの素晴らしい肉体や乳房を余す所無擦り上げた。そして、ミズ・アメリカーナの秘所を覆う、赤、白そして青のスキャンティに到達すると、フラッグ・ガールは布地を舐め、眼一杯染み込んでいるビキニの股の部分から精液を啜り取った。
観衆は、この一寸したセックスショウーに眼を見張った。全員が興奮していた。その眼は情欲と欲求で血走りっていた。邪悪なワンダは、競売を始める時だと決心した。
アジア人の美女、マイ・リウが最初に台に上がり、シュガー・タウン最大の売春業者キング・ピンプが二万ドルで落札した。
邪悪なワンダは、ブレンダ・ウェイド以外の女で一万ドル以上儲けた事はなかった。
次は赤毛女の番だった。
魔女は、その女に競売の間、ダミアンの一物を吸わさせ、二万八千ドルまで引き上げて赤毛の女主人タビサに売った。
次の金髪女は、素晴らしい青い眼と、膝まである長い髪と印象的な38Dsの胸を持っていた。ワンダは、競売の間中、ワンとチョンの双子に彼女を弄ばせた。そしてキッド・ロッテンに三万一千ドルで売却した。
「ミズ・アメリカーナ、フラッグ・ガール、そこの可愛いラティナ・タリアとのショウーが見たいんだ」
邪悪なワンダが言った。
美貌のラティナは、ワンダより少し年上の、国境の南では女優又は歌手として知られていたが、白人奴隷商人に捕まり、通常通り売り飛ばされたのだった。しかし、ブレンダ・ウェイドの様に、ラティナは希に見る美女で多くの男が彼女を愛した。
「ミズ・アメリカーナは腰の上側、フラッグ・ガールは下側だ」
ラティナは、魔法が掛けられた首輪と、10センチ程の細いヒールの上に細工の良い銀の拍車が付けられた腿までの黒いブーツを履き、耳には銀の環状のイアリング、そして細い手首に銀の腕輪を着けていた。
彼女の魅力的な両脚の間の黒い部分はビキニで隠され、陰毛は脱毛され、ピンク色の秘襞の直ぐ両脇に細い線を残すだけだった。そして美しい茶色の眼は、激しい情熱と決して満足できない性的願望と欲求でくすぶっていた。
二人のスーパー・ヒロインは、自分の股間が疼き始め愛液が滲み出すのを感じながら、ゴクリと唾を飲み込んだ。二人は、炎の様に情熱的なラティナが、従順に跪くのをじっと見詰めていた。二人の視線にラティナが視線を合わせると、両者の間に電気が流れ息が止まった。
ラティナは、滑らかな両脚をより大きく拡げ、温かく赤い唇を僅かに開き顎を下げた。
ラティナの情熱的な眼に誘導される様にミズ・アメリカーナが最初に動いた。奴隷女ラティナの隣に跪き、二人は情熱的に抱擁し合い、淫らな喜びの低い呻き声を立てながら赤い唇を溶け合わせた。
フラッグ・ガールを含め、全観衆も唸き声を立てながらそれを見ていた。
二人の黒髪の美女が、深い情熱的なキスをしている間に、フラッグ・ガールは、拡げられたラティナの両脚の間に跪き、秘所に向かって口を下げて行った。フラッグ・ガールが、秘襞を掻き分けて拡げ、愛液を啜り始めると、ラティナは呻き声を上げて背を仰け反らせた。直ちにフラッグ・ガールは指をラティナの秘唇の中に突き入れ陰核を吸い始めた。フラッグ・ガールはラティナの体が震え始めたのを感じた。
邪悪なワンダは他の者と同じ様に全神経を集中して見ていた。
ミズ・アメリカーナがラティナの36Dsを押し下げて、日焼けした喉にキスを始めた。ワンダは、最高の時だと判断し、競売を始めた。
競売の進行はゆっくりしたものだった。誰も、セクシーな三人組みから眼を反らせたいと思わなかったからだった。
ミズ・アメリカーナは、ラティナの頭の方へ体を廻し、二人が互いに巨大な胸を吸い、舐め合う事が出来る体勢を取った。その間フラッグ・ガールは、メキシコ人スーパー・スターの良い匂いのする秘所に我を忘れていた。
入札が取り上げられたのは、ラティナが最初の絶頂に痙攣した時だった。この時点での入札価格は八万五千ドルだった。
「アモール!」
ラティナが叫んだ。
「アァァーーー、ミ アモール!」
ラティナの三回目の絶頂悲鳴までに、入札価格は十一万二千ドルに成っていた。
「アイイイィィィィェェェェェェェェ!」
ラティナは、素晴らしい性の喜びと興奮に魅惑的な全身を仰け反らせて叫び声を上げた。
「ムイ カレンテ!」
邪悪なワンダは、自分自身が意外にも情欲し体が熱く成っているのに気付きながら言った。
「十三万ドルの声はありませんか?」
「十二万五千ドル」
ダ・ランスが大声を上げた。
邪悪なワンダは低い声で笑った。
何故もっと早く考え付かなかったのだろう?性的衝動に火を付け財布の紐を緩めさせるのに、競売をしている最中に熱く変態的なセックス・ショーを見せるより良い方法が他に有るだろうか。
しかし、一時間もしない内に競売は終わりを向かえた。
「二十一万ドルでマダム・タビサに落札しました」
邪悪なワンダが宣言した。
タビサは歓声を上げ賞品に駆け寄った。ワンダは大きく息をしながら、深い赤紫色の衣装を着けた女支配者でありマダムが、未だに欲情しているラティナにキスし体を撫で手を取って連れて行く様子を見ていた。
そしてワンダは、ミズ・アメリカーナとフラッグ・ガールが床の上で、淫らに喘ぎながら互いに見詰め合っている事に気付いた。
「さあ次は、クレメ デ ラ クレメ。 いよいよミズ・アメリカーナとフラッグ・ガールです」
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