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 2.育美捕らわる

(ウウーン、こ、ここは何処?アイタタッ…)

育美が気が付いたのは何時頃だろうか

(何、これッ…)

「イタタタタ……」

ここで初めて育美は拘束されていることに気がつく。

両手は伸ばしたまま、後ろに肘と手首をベルトで固定され、しかも手首のベルトを上に吊られているため、上半身が床と平行になっている。

「お気がつきました、育美課長さん…」

「あ、あなたは村山さん、こ、これはどうしたのよッ…は、早く解きなさい・・イ、痛いッ」

「その姿勢で暴れると、肩の関節を痛めますよ…ふふふ」

(最初から「解きなさい」って、命令口調ですものね、ふふ、これは楽しみ

だわああ、久しぶりに手応えのある商品かな?…)

「痛めるもなにも…何のつもりなんです。人をこんなにしといてッ!!」

「まあ、まあ。落ち着いて育美課長さん。如何でした?美顔パックは?」

「騙したのね、あんた達…」

「あらまあ、人聞きの悪い。騙したなんて…美顔パックはチャントやって差し上げた筈でしょう?」

ここで育美は初めて、部屋一面の大鏡に気が着く。

そこには、ベルトで不自然な姿勢に拘束されている、己の姿が…

「ど、どうしようというのよ?」

「育美課長さんにはネ、M&Tの裏のヒットメニュー、乳肉エステに参加して戴こうと思って…それで御招待したっていう訳」

「裏?ヒットメニュー??チチニク・・エステ??」

「そう、大きなオッパイからじくじくお乳を出すためのエステ…」

「お乳?何、馬鹿な事、言ってるの、早く解きなさい、さもないと警察を、警察を呼びますヨ…うぐうううッ!!」

「ほらあ、本当に肩の関節外れるわよ…何でも育美課長さんは大層大きなオッパイだっていう噂ですものね」

「そ、そんなこと、あなた達には関係ないでしょう…全然」

「それが大有りなの、ねえ、このオッパイ、課長さんになるために何人に吸わせたの??」

「ああ、いやああッ・・て、手を離しなさい…」

育美のゆったりとしたグレイのストライプ柄のカッターシャツ

そのシャツ越しに、恵理香が無造作に育美の乳房を握ったのだ。

「ふふ、本当に大きなオッパイねえ、どう乳肉エステ参加して戴ける?」

慇懃無礼に育美に問い掛ける恵理香

「そ、そんな訳の判らないエステ、だ、誰が…」

その時である

「先輩、お待たせーッ、いやあ、お婆あちゃんがしつこくて、しつこくて

もうその年になって、エステも何も…あらああ、育美課長さん、どう御気分は??」

(あなたもなの、大下さん…)

思わず助けを求めそうになった育美、しかし…

「じゃあ、先輩、さっそくオッパイでも…」

「待ちなさいって、恐れ多くもエリート課長ですよ、まず…そうね、万力ブラから…」

(な、何をする気なの??私をどうする気??)

(ふふふ、育美課長さんにはね…御自分から乳肉エステに参加します、と言ってもらいます。それも大粒の涙をボロボロ流しながらね……)

育美は朋美の持ってきた奇怪な器具に、視線が釘つけになる。

細長い二本のステンレスのパイプ、微妙なカーブがつけられていて、その両端にはボルトが何本か…

「いやあああ、何、何するの?」

そのステンレスのパイプを、恵理香と朋美が育美の乳房の上下に取り付ける

「ふふ、育美課長さんのオッパイを搾って差し上げます、大丈夫、直に気持ちよくなりますって…」

朋美が嬉しそうに、育美に話し掛ける。

「止めなさい、やめてってば、あううぐ…」

二本のパイプがそれこそギッチリと、カッターシャツ越しに育美の乳房の根元に食い込むのだ。それだけで、もう育美の乳房には圧迫感がある。

パイプは、女の乳房にフィットするためにカーブが付けられているのだ。

育美には、そのフィット感が何とも気味悪く、恐ろしい予感を生じている。

「止めて、止めなさい、こ、こんなこと、立派な犯罪ですよ…う、うぐぐ」

(ふふ、これで犯罪だったら、これからの乳肉エステは?ホホホ、極悪犯罪にでも??ふふふ、泣くのよ…涙が枯れるまでね…延々とお乳を搾られて)

「さあ、搾って差し上げますね、育美課長さん…」

「ああ、いやああああ、あぐぐぐ…」

恵理香と朋美の二人が、手にしたスパナで両端のボルトを、きりッ、きりッと締めていく…二本のパイプが次第に接近してくるに連れ、育美の乳房はその根元が締め上げられ、そして乳肉が張り上がっていくのだ…

「く、苦しい・・あうう…」

(何なの?どうして??目的は…??)

(お乳を出すの、お乳をネ…その時まで、大きなこのオッパイ、ずーっと搾られるの。ふふふ、辛いわよお…)

「うぐぐぐ、村山さんだって…女性だから判るはずよ…こ、こんなことされたら…うぐううう…」

「ホッホッホッ、お生憎さま、わたし達はこんなにいやらしくて、大きなオッパイしていませんのでネ。どういうものか、さっぱり?!どう、気持ちいいでしょ?」

恵理香と朋美は、相変わらずキリッキリッとスパナを廻し続ける。

もう既に、カッターシャツのボタン部が異様に盛り上がり、シャツの中のブラジャーの刺繍までが覗いている。

「どうして、あなた達にこんな目に逢わされなきゃならないの?」

「ふふ、遂に本音が出たわね。エリート課長が、何でお局1号、2号に、っていうところ?」

「だ、誰も…うぐぐ…お局なんて…」

「ちゃんと、育美課長さんが、お局1号って呼んでるのは判っていたのよ、どうそのお局1号に、こうやってお乳をぎゅーって搾られるの??最高でしょ?さあ、お乳を出す乳肉エステ、参加する気になった?」

「く、狂ってるわよ!!妊娠、出産もしないで…あううう…」

「ふふ、それがちゃんと出るのよ、お乳が。特に、こういういやらしくて、大きなオッパイはね。朋美、モニターの準備」

「はーい、先輩」

「こ、こんな事お店に知られたら…村山さん、首よ、懲戒免職されるわ…」

「大丈夫なの、それが。さっき、朋美が言ってたでしょ、私の特技でM&Tに就職が決まったって。その特技がこれ。オッパイを搾って差し上げるのが、私、村山恵理香の特技なの…どう?」

何ということだ、恵理香と朋美二人は、こうして巨乳の女性の乳房を搾る特技で就職が??育美は、頭の中がクラクラしてくる。

(どうなってるの?何、何が起きたの??)

恵理香が、育美の乳房の谷間部分のステンレスパイプに更にボルトを差し込む。そして、ナットを付け、スパナで廻し始める。

「うぎいいいッ…や、止めなさい、ぎいいいッ…ああ、止めて…」

二本のステンレスパイプが、このボルトのお陰で一層、育美の乳房に食い込んでくる…・

「さあ、モニターを」

恵理香に促され、育美が目にしたものは……

「私、島田育美課長は、お乳を出すための乳肉エステに参加致します。

それで勝手なんですけど、一応育美課長のいやらしくて、大きなお乳房をお乳が出るお乳房かどうか、点検して下さい」

モニターに大写しされた文字

「い、いやあ、な、何これッ…だ、誰がこ、こんなこと…何であんた達なんかに、こんな事されなきゃいけないのよッ…高卒のあんたらに…」

(ふふ、ハーバード大学留学?笑わせないでヨ。育美課長さんは、これからの一生を、ずーっとここで過ごすの。毎日、毎日そのいやらしいオッパイをぎゅーぎゅー搾られてね…お乳搾りに学歴なんかいらないの。それをオッパイにたっぷりと教えてあげるわ、ハハハ)

「さあ、早くエステに参加するって、言ってごらん」

恵理香が勝ち誇ったように呟く。

(言うことを聞かないうちは、こうやって拷問するっていう訳…でも、苦しい、あうう、も、もげちゃう…)

「朋美、もっと内側にボルトを追加して、今度はそっちで搾って差し上げて…」

「い、いやあああ、もう駄目、駄目よ…もげちゃう・・うぐぐぐ…わ、私に何の恨みがあって、こんな事?」

「恨みなんか。育美課長のオッパイを心配しての事だけですわ」

(ふふ、若くて美人で、才能があって…天は二物を与えずっていうけど、育美課長は三も四も、しかも御立派なお乳ですもの。まあ、恨みはかうわね。しかも、あんたにリストラされたのよ。入社5―6年の小娘が課長ですって。こちとら20数年もやっててヒラだっていうのにサ。まあ、そのつけは、アンタのオッパイで払ってもらうからいいけど…ふふふ、一生掛かって帰していくのよ、お乳でね…)

(あううう、リストラかしら?それだって、フランス本社からの強い指令で…あぐぐ)

「大丈夫よ、お乳が一滴も出ないうちに、もげたりしないって。結構、女の乳房って頑丈なんだから、はい、今度はコッチのボルトで…そーれッ」

「ぎええええッ…・あううぐ…いやああ、締めないで、締めないでったらああ…」

更に乳房寄りの所で、ボルトが締まり、育美の乳房が一層厳しく搾り上げられていく

「さあ早く先輩に、エステお願いしますって…」

「く、狂ってるわよ、あんた達、どうかしてるわ…うぐぐぐう…これを…このパイプを外しなさい、早くッ、あんた達にこんな事する権利なんか無いわッ、ヒラのくせに」

(狂うのは、育美課長、あんたよ。こうしてお乳を搾られて、少しづつゆっくりとしかし、確実に狂っていくのよ。大丈夫、わたし達二人が専属で、ついててあげるからね)

(馬鹿ねえ、ヒラも課長もお乳搾りには関係ないのに、先輩と一緒にキッチリ搾り続けてあげる。オッパイがズタズタになるまでネ)

「朋美、内側にボルトを付けて」

「ああ、いやあああ、苦しい、苦しいんです…うぎいいいッ…も、もげちゃう…ああ、駄目え、駄目よおおお……参加します、エステに…うむむ」

遂に、育美が乳搾りの激痛に負け、屈服した。

無理もない、いまや育美の乳房はシャツに内包され姿形こそ見えないが、実質パンパンに張りあがっているのだ。呼吸をするたび広がる横隔膜の影響で、それこそ乳房がもげるような鋭い痛みが、両乳房を襲う。もう育美も、そして育美の乳房も限界なのだ…。

しかし、恵理香が、育美の髪を掴み、モニターに向ける

「ほらああ、台詞が違うだろう、ちゃんと言ってごらん」

そう言って、恵理香は又ボルトを締め始める

「あううう、言います、言いますから…締めないで、もう、いやあああああッ」

育美は、もう涙目になっている。涙でよくモミターが見えない…

(ふん、美人はすぐ泣くから嫌いだよ。泣きゃあ良いと思ってんだから始末が悪いよ。まあ、そのうち涙も枯れる程、お乳搾りが続くんだからね、自分の大きなオッパイでも怨むこった)

「さあ、早く言ってごらん」

「あうう…私、島田育美…うう…課長は、お乳を出すための乳肉エステに参加致します。…それで勝手なんですけど、…一応…育美課長のいやらしくて、大きな…お、お乳房を…お乳が出るお乳房か…どうか、点検して下さい…ああ、いやああ、ちゃんと言ったのに…うぎぎぎ…どうして??」

「もっと大きな声で、全然聞こえないよ。それに、何かいやいや言ってないかい?」

恵理香、朋美の二人は、スパナを廻す手を止めない。

ゆっくりと、しかし着実に育美の乳房は張り上がり、厳しく搾り出されていくのだ…果てしない乳搾りのまだ序章…・

「ああ、言います、言いますから……締めないでえ、いやああああ…」

………

 


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