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  『虐囚 〜魔窟に囚われし心〜』 (9)                       久遠 真人作         

【9】折れた心、刻まれる被虐の喜び・・・・・・


「おらぁ、起きろよ、センセ」
「うっ・・・・・・ううぅっ・・・・・・・・・・・・」

髪を鷲掴みにされビタビタと頬を叩かれると、床に転がされた巴 静香は瞼を震わせてゆっくりを目を開けた。
その目はどこか焦点が合っておらず、いまだボーっとしたように虚空を見上げている。
既に何回彼女が気絶したのか、見ていた俺も途中で数えるのを止めていた。
時間は既に、調教を開始して12時間は経過しており、その間、彼女は気絶してもすぐに叩き起され、男たちに休みなく犯され続けていた。

「寝ちゃぁダメだよ、センセよ」
「そうだぜぇ、欲しいって言ったのはセンセじゃんか」

取り囲む男たちがニヤニヤ笑いながら、彼女を見下ろしている。
その美貌や豊乳を足で踏みつけ、精液を溢れ落ちる秘部を足の指先でグリグリといたぶってやる。
そうすると、徐々に意識を回復させた彼女は拘束され体液でヌラヌラと妖しくてかる肉体をピクピクと発作の様に痙攣させ、そのたびに美唇からはヒッ、ヒッと引きつった声が溢れ出す。
そんな姿に男たちは新たに獣欲を湧き立たせた。
新たな男が、彼女の細い両足首を掴むと、ぱっかりと口を開けたまま閉じぬ秘門に怒張を押し付ける。

「うぅ・・・・・・まっ、まってぇ・・・・・・す、少しだけ・・・・・・もう少しだけ休ませて・・・・・・こ、壊れちゃう・・・・・・」

尽きぬ男たちの欲情に対し、恐れおののき彼女は目を潤ませ弱々しく訴えた。
その言葉に、リーダー格の男が、彼女のそばにしゃがみ込み、顔をのぞみこむ。

「じゃぁ・・・・・・俺たちの命令に従うかい?」
「・・・・・・はい・・・・・・従う・・・・・・従うから・・・・・・だから・・・・・・だから・・・・・・」
「従うから?、随分と偉そうな言い草だねぇ、センセよぉ」
「ヒッ、ごっ、ごめんなさい。従わせて下さい。お願いしますぅっ」

男に乳首を思いっきり捻られ、慌てて言葉を言いなおす。その姿はただの弱々しい一人の女でしかなかった。

「俺たちの牝奴隷になるな?」
「・・・・・・・・・・・・そっ、それは・・・・・・グヒッ!、なっ、なります!、ならせて下さい!!」

押し当てられた怒張が押し込まれるを、目を見開き彼女はいやいやと首を振り立てる声を張り上げた。

「何になりたいんだっけ?、センセよ。馬鹿な俺にもわかるように、答えてくれよなぁ」
「めっ牝奴隷ですぅ!、牝奴隷に・・・・・・あなたたちの牝奴隷にして下さい!、おっ、お願いいしますっ!!」
「俺たちの命令には絶対服従な、わかったか?」
「はいっ、命令には、絶対に従いますっ!、だから、止めてください!、お願いします!!、もう静香、壊れちゃうぅぅ!」

怒張がゆっくり出し入れされるたびに、大量の愛液が掻きだされる。そのたびに、彼女の言葉とは裏腹に、くびれた彼女の細腰が肉悦を求めるのに淫らにうねる。

「うんじゃぁ、まぁ・・・・・・センセのその言葉が本当かどうか試してみっか・・・・・・・・・・・・ちょっと写真を撮るから笑顔になれや」

リーダー格の男が顎で合図をすると、彼女に挿入していた男の腰の動きが止まる。
そして他の男たちが携帯電話を取り出してカメラを彼女に向けはじめた。

「そっ、そんなこと・・・・・・」
「あれ〜ぇ、もしかして早速ダメですか、センセよ」
「そ、それは・・・・・・・・・・・・ハゥッ!・・・・・・ヒッ・・・・・・ヒッ・・・・・・やっ、やります!、やらせて下さい!!」」

再び男の腰が大きく動き、ズンと最奥まで剛棒が押し込まれると、彼女は喉を反らし、舌を突き出した。



「あ〜っ、ちょっとぎこちないなぁ。もっとニコやかに、愉しそうに笑ってよ」
「センセ、笑顔が引きつってるよ」
「こっちこっち、こっちにも顔を向けて」

男たちの要求に応え、恥辱に震えながらも必死に笑顔を作る。そのたびにカメラのフラッシュが彼女を照らした。
そうして、様々なポーズを撮らされた。男の男根を嬉しそうに頬張り、腰を淫らに打ち振り貪るように肉悦に浸る・・・・・・あたかも彼女がSMプレイを愉しんでいるかのように・・・・・・。

「よ〜っし、結構、撮れたな。センセ、御苦労さま。うんじゃぁま〜ぁ、彼氏さんのメールアドレスはっと・・・・・・」

その言葉に、ハッとしたように彼女が顔を上げ、その男の手元を見た。そこには彼女の携帯電話が握られているではないか。

「なっ、じょ、じょうだんでしょっ!、やめて!、そんな事は止めてぇぇぇ!!」
「ヒヒヒッ、バ〜カッ。牝奴隷が何を言ってやがる・・・・・・おっ、あったあったっと」

涙を流しながら必死に訴える彼女。その声を心地良さそうに聞きながら、男はピッピッと携帯電話を操作する。

「そんなっ!、お願い!、お願いしますから!!、なんでもしますから!、だから・・・・・・だから・・・・・・」
「チッ、ほ〜んと、わかってねぇなぁ。牝奴隷なんだから、なんでもするのは当たり前だろうがぁ。そんなダメダメなセンセには、やっぱ罰が必要だよなぁ・・・・・・よっ、送信っと〜♪」

その言葉と共にピッっと操作音が鳴り響くと、彼女はグシャリと顔を歪めると「うわあぁぁぁぁ・・・・・・」とがっくりと泣き崩れた。

「さーて、牝奴隷がどういうものか・・・・・・ヒヒヒッ、センセには、しっかり教え込んでやらねぇとなぁ」

再び、彼女の貪りつく性獣たち・・・・・・そうして肉欲の宴が再開された・・・・・・




さっきのがダメ押しになったのだろう、彼女の中で大事ななにかが壊れたようだ。
それまで必死に踏みとどまっていた理性のタガが完全に外れ、彼女は拘束具で戒められた不自由な身体を打ち振り、狂ったように自ら男を求め始めた。


床に仰向けになった男の上に自ら跨り、くびれた細腰を淫らにうねらせ・・・・・・

拘束具から零れ落ちた豊乳を2人の男に揉まれ、吸われ、時には甘噛みされ、身悶える・・・・・・

眼前に突き出される男根には、かぶりつくように咥え、喉奥まで飲み込み、激しいスロートで、まるで精液を搾り取ろうかというように奉仕をする・・・・・・

背後に突き出した尻肉を真っ赤になるまで叩かれると、甘えた声でアナルに怒張を求め・・・・・・

穴という穴にチ×ポをぶち込まれ、全身を震わせ狂喜した・・・・・・

そんな彼女を男たちは代わる代わる犯していく・・・・・・

身悶え、快楽の波に呑まれ、気絶する彼女・・・・・・

だが、男たちは満足せず、新たに媚薬クリームを塗りたてては、穴という穴を犯し続けた・・・・・・



別室のモニタールームで、そんな被虐に囚われた彼女の姿を見続け、俺の興奮は何度目かの限界まで高まっていた。

「あはははッ、いい様だなぁ、巴 静香先生よぉッ」

あんなに強く・・・凛々しく・・・気高かった・・・彼女が、今では、タダの快楽を求める牝豚に成り下がってる。

「あはははッ、しょせん、アンタも女なんだよぉッ・・・・・・穴という穴にぶちこめば、淫らに腰を振って男を求める牝豚なんだよなぁ」

俺は高笑いしながら、なぜが自分の頬が濡れているのに気が付いた・・・・・・。
そっと指先で頬を拭う。

「あぁ?・・・・・・俺は・・・・・・泣いて・・・・・・いるのか?」

知らぬ間に俺は泣いていたようだった。
だが・・・・・・既に腐り壊れた俺には、その涙の意味を理解する事などできはしない・・・・・・。

ただ・・・・・・ただ・・・・・・その涙と比例して、ゾクゾクっと背筋を駆け抜ける感覚はどんどん増していく。

俺は股間に顔を埋め奉仕する真琴の髪を鷲掴みすると、これ以上はないぐらい顔面を激しく上下に揺さぶった。
眉をいっぱいにしかめ、死にそうなほど苦しげにする真琴。
その様子が、今の俺には、なんともたまらなかった。
更にグイグイッと喉奥に怒張を突き立てたると、真琴はえづき、涙と鼻水を垂れ流した。

「うっぐゥ・・・うげッ・・・んえッ・・・」

それでも自分でも驚くぐらい興奮で膨張した勃起で、彼女の喉奥をえぐり続ける。

「んんぐえぇッ・・・んぐッ、げえぇぇッ・・・」

そして、拘束ベルトで絞り出された美乳を握りつぶし、捻りあげると、真琴は半ば白目を剥き、口端からは唾液がダラダラと滴り落ちはじめる。

「あぁ、いいぞ・・・・・・いいぞ・・・真琴・・・・・・最高だよ・・・・・・」

俺はブルブル震えるような心地よさに呟き。彼女の顔面に腰を打ち付けるように、自らも腰を動かす。
そうして責め立てると次第に、真琴の鼻先からも淫らな淫泣が溢れ出してきた。
その様子に、俺はますます興奮を高める。
鷲掴みにした頭を更に急ピッチで動かし、勃起全体をしごかせる。

「おらッ、いくぞーッ、真琴」

真っ赤になった真琴の顔面を腰に押しつけ、喉の最深部まで怒張を呑みこませると、溜まりに溜まった白濁のザーメンを注ぎ込む。

「んーッ、うぐッ?!、んぐぐうぅッ・・・・・・んうぐぅんんッ・・・・・・」

真琴は必死に、俺の濁液を嚥下する。そして、真琴自身も、拘束具に戒められた裸体をビクンッビクンッと痙攣させ、甘い嗚咽を鼻先から放ちながら達していく。



俺は全てを出し切ると、甘えるような媚声をさせつつ舌で一生懸命に俺の肉棒を清める真琴の頭を、愛おしげに撫でてやる。

(・・・・・・腐りきった俺には・・・・・・汚されたお前がお似合いだよ・・・・・・)

真琴は、俺に頭を撫でられると、その感触に嬉しそうに鼻を鳴らすのであった・・・・・・


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