『虐囚 〜魔窟に囚われし心〜』 (6) 久遠 真人作
【6】苦痛と快楽の狭間で、翻弄される身体・・・・・・ 拘束椅子から降ろされた巴 静香は、まだ痺れの取れぬ身体で床に膝をつかされると、男たちの手で上体を前に突っ伏させられた。 そして、背後に両腕を揃えさせられると、手首、二の腕に嵌められた枷のそれぞれ左右を繋ぎ合わされ、その上から三角錐状の袋を二の腕まですっぽりと被せられた。更に、その上から3本の幅広ベルトで締め付けられ、袋の根元から伸びるベルトで肩から胸で交差し、脇の下へ戻すように締め付けられ、ガッチリと両腕の動きを封じられた。 そして、両腕を封じている袋の先端、指先のあたりのフックに、天井から垂れさがるワイヤーが引っ掛けられ、彼女の上体をますます前屈みになるように吊り上げられた。 両足は大きく開脚させられ、30センチほどの鉄棒の両端にある枷を太ももに装着させられ、両足を閉じられないようされた。 更に足枷から伸びる鎖を床のU字ロックに繋ぎ止められた事で、完全に足を閉じられなくなった。 最後に首輪から伸びる鎖も床に繋ぎ止められた為、前屈みに尻を突き出すポースを強制的に取らされ続ける事となった。 「うっ・・・・・・うっ・・・・・・」 彼女は締め付ける拘束にキツそうに顔を歪めている。 アイマスクが取られたままなので、彼女の表情がよく見えた。苦しげにしてはいるが、その瞳には未だ強い光が宿り続けていた。 「このジャジャ馬がぁ」 男の一人が忌々しく彼女を見下ろすと、彼女もキッと睨み返し、その眼光で男をたじろかせる。 「ジャジャ馬調教には、これが一番だな」 そういうと先ほどのリーダー格の男が、彼女の背後でカチャカチャとなにやら作業を始めた。 「なっ・・・・・・なにを・・・・・・なにをやってる?!」 「ん?、まぁ、そう急かすなよ、センセ」 背後を見る事が出来ず、不安そうにする彼女に、男はせせら笑う。 「なにをする気だ?、何をされたって・・・・・・お前たちなんかに私は屈したりしない!」 眉毛をキリッとさせ、奥歯をきつく噛みしめる彼女。その顔には、なにがあっても耐えてやろうという気持ちが、ありありと見れた。 「ヒッ!・・・・・・えっ・・・なっ、なに・・・・・・??」 だが、秘部にひんやり冷たいモノが塗りつけられると、驚いたように目を見開き、思わず戸惑いの声を出してします。 背後では、男が丸いケースから、白い軟膏のようなクリームを指で掬い取ると、彼女の秘部で丹念に塗りつけていく。 「ヒヒヒッ、頑固な牝を躾ける魔法のクリームだよ。すぐに気持ち良くなるって」 「気持ちよくなんて・・・・・・こっ、こんなの、気持ち悪いだけだッ」 必死に美尻を左右に振り、男の指先から逃げようとする。だが、その突き出した尻丘をクネクネと蠢かせる姿が、男たちの獣欲をより刺激している事に・・・・・・彼女は気付いていなかった。 男は、彼女の秘肉を押し広げると、その内部の膣腔にまんべんなく塗り付け、更にヒダの1枚1枚に丹念にクリームを塗りつけていく。 それが終わると、彼女が嫌悪の声を上げ続けるのを無視し、その可憐な菊蕾にも催淫クリームが塗りつけられた。 そして、クリームでぬらつく菊門に、ガラスの嘴管が差し込まれると、その時になって、ようやく男がしようとしている事に、彼女は気がついた。 「まっ、まて!、待ちなさい!!、じょ、冗談でしょ、そんな事・・・・・・そんな事、許さない!」 「ギャーギャーうるせえなぁ。暴れるとガラス管がケツの中で砕けて血まみれになるぞ」 男はそう言うと、おもむろにピストンを押し始めた。 「あっ、あっ、あぁぁぁ・・・・・・つ、冷たいのが・・・・・・いやっ・・・は、入ってくるぅぅ・・・・・・」 体内に次々と注ぎこまれる白濁の浣腸液。その感触に彼女は美顔を歪ませ、髪を振り乱し身悶える。 「いやっ・・・そ、そんなっ・・・もう、もう入んないッ・・・・・・」 「ヒヒヒッ、さっきまでの威勢はどうしたよ」 彼女のうろたえる姿に目を爛々とさせ、男は2本、3本と次々と新たな浣腸器の嘴口をアナルにねじ込み、次々と浣腸液を彼女の腸内へと注ぎ込む。 次第に、外見からも彼女の下腹部がぽっこりと膨らんできているのがわかった。 そして、用意した全ての浣腸液を彼女に注ぎ込むと、肛門にアナルストッパーを押し込んで栓をしてしまった。 「ぐっ・・・・・・こ、こんな・・・・・・こんな・・・・・・」 徐々に膨れ上がる便意に堪える彼女。苦痛に歪んだ美貌にはビッシリと生汗が浮かび、凛々しい眉をハの字に曲げ、必死に何かを振り払うように頭を振っている。 その彼女の表情に、俺は歓喜していた。 学校では敵う者はおらず、女帝のように恐れ敬られていた巴 静香がなすすべなく蹂躙されようとしている。 以前なら想像すらしなかったこの現実が、俺の興奮を異様に高めていった。 すでに浣腸されてから30分が経過した。 彼女は激しい便意に膝はガクガクと小刻みに震えわせ、全身を滴る汗が床に水たまりを作り出していた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・うぐゥゥゥ・・・・・・」 眉間にいっそう深い縦皺を刻み、彼女の顔が歪む。苦しそうな彼女のせわしい息遣いが、妙に大きく聴こえる。 「あぁぁぁ・・・・・・ト・・・・・・トイレ・・・・・・」 そんな彼女の、ついに弱々しく呟いた。その呟きを耳にすると、それまで黙っていたリーダー格の男が彼女の前に屈みこみ、髪を鷲掴みすると彼女の顔を持ち上げ、覗き込んだ。 彼女の顔面は、血の気が引き蒼白になっていた。どこか焦点の合わない目をし、朦朧とした彼女。その様子から、そろそろ限界が近いのは誰の目にも明らかだった。 「センセ、楽になりたいかい?」 「うぅぅぅっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・楽に・・・・・・させて・・・・・・」 「じゃぁ、先ほどの質問に素直に答えてくれるかい?」 「・・・・・・・・・・・・?」 「サイトを見て、感じたんだろう?、素直に認めたら。楽にしてやんぜ?」 「そっ・・・それは・・・・・・・・・・・・」 言いよどむ彼女の様子に男は嘆息すると、他の男たちに目で合図をおくった。 「なっ、なにを・・・・・・?」 「センセがまだ素直になれないようだから、手伝ってやろうかと思ってなぁ」 そういうと、他の男たちの手が伸び、彼女の裸体をまさぐり始める。 「やめっ、やめて・・・・・・」 厳重に拘束されている身では、いくら足掻いても、僅かに身体を揺らすだけだった。 拘束ベルトで絞り出された豊満な美乳が、搾りたてられるように、2人の男に揉みたてられる。そのうちの1人は、床に仰向けになり、彼女の下に入り込むと、ツンと尖りきった乳首を口に含みをチュパチュパと音を立てながら吸い上げ、時には甘噛みをすると、彼女が顎を上げ、切なそうに喘ぎの声をあげた。 お尻を突き出させられている背後には、一人の男がどっかりと座りこみ、イボイボの禍々しいバイブレーターを手に取り、彼女の秘部へとブズブズと埋め込んでいく。そうしてリーダー格の指示にしたがって、彼女のGスポットを的確に責め立てる。 「あっ、いやっ、そこはダメッ、ダメなのぉぉ」 途端に歯を食いしばってた口が開き、激しい喘ぎ声が溢れ出す。 バイブレーターが出し入れされるたびに、愛液がクレパスから溢れ出し、バイブレーターを持つ男の手を濡らしていく。 更に、別の男が細長いクリトリス責め用のバイブレーターを取り出すと、先端の細かく振動するハケをクリトリスに押しつけた。 「ヒッ!、あがぁぁぁぁぁ!!」 途端に俯き加減だった彼女の頭が大きくのけ反り、身体がビクンッ、ビクンッと大きくはずむ。 あまりのショックで白目を剥き、大きく開ききった口からは涎が垂れ流しているではないか。そして、強弱をつけて責められると、そのたびに美麗な黒髪が振り乱し、カクン、カクンと首が上下に跳ねあがる。 火照り真っ赤になった美顔には、勝気で高貴な雰囲気は影を潜め、圧倒的な悦楽に呑みこまれまいと、弱々しくも必死に抗う様が見てとれた。 「どうです、センセ。牝扱いされるのも良いもんでしょう?」 「イキたければ、好きなだけイカしてやってもいいぜぇ、遠慮すんなよ、センセ」 「イキたいんだろう?、気持ちよくなりたいんだろう?、オネダリすれば、たっぷり味あわせてやるぜ?」 男たちの言葉に対し、僅かに残った理性で踏みとどまり、必死に頭を振り続ける。 だが、彼女がイキそうになるたびに、男たちがサッと責めを中断すると、切なそうな啼き声をあげる。 そして、彼女の身体が少し落ち着くと、再び女体責めが開始される。 「そんなぁ・・・・・・あぁぁぁ・・・・・・」 絶望に美顔を引きつらせる彼女。 だが、その表情も男たちの責めが再開すると、次第に快楽で蕩けていく。 そうして、何度も何度も寸止めが繰り返させるたびに、彼女の嗚咽は高まっていった・・・・・・ |