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  −西部の女保安官 マーサ・ドレイク−

第14話  ストーカー男の凌辱に悶える女保安官

下劣で卑怯で変質者の二匹のストーカー男たちがマーサの美しい肉体に牙を剥いて近づく・・・
NYで変質者どもを手玉に取った颯爽としたマーサの姿はそこにはなく、憐れにも全裸で無抵抗の状態に固定されている。
こうなれば二匹のケダモノはかえって憎らしいほど落ち着いてマーサのセクシーダイナマイトバディーににじり寄ってくる。
 
「おやおや、どうしたのかね、男勝りのじゃじゃ馬娘のマーサお嬢ちゃんが・・・イヒヒヒヒ、スゲエ格好してるじゃねえかよ!いくら強いといってもいずれは男に囚われるのがわかったかよ、えっどうなんだ、マーサ?」
 
「イイキミあるね、NYじゃ、女の子のくせによくもオジサンたちいじめたね、おまえのため、わたし、牢屋入ったあるね、こんど、マーサの体、復讐するね、おまえのこのここのところ・・・ええと英語でなにいうかね・・・ああ、そうプッシーね、わたし、いっぱいいっぱいイヤラシイすけべなことするね、覚悟いいか?・・・なにこれ?プッシー蜜トロトロ・・・マーサほんとはスケベ女あるね」
 
変質者らにとってはよだれが出そうなマーサの恰好だ。
 
「アッ、よるな、さ、触るんじゃない、あああ、離れろ・・・だれがおまえたちのような・・・卑劣なストカー男に・・・ああ、わからないのか!聞こえないのか!おまえたちは女の敵よ!!絶対に赦せない、そ、そんなやつらに私の体を弄ばされたりするものですか・・・アアアアアアアッ、だめええッ、いやだったら、やめろ・・・ウウウウウ・・・また、ニューヨークと同じように私に逮捕されたいの?」
 
「こいつは驚いたね、なんちゅう気の強さなんだ、おれたちを逮捕するだと?ふふふ、おもしれえ、やってもらおうじゃねえか、だがな、その前によ、永年の積もる思いと恨みを遂げさせてもらうぜ、マーサ、それいくぜ!」
 
「しかし、みごと、みごとなバディーあるね、オッパイきれいきれい、わたし、たくさんたくさん、かみつくあるよ、サム、お前さすがいい女、目つけたあるね、グヘヘヘヘ」
 
「アアアアアアアア・・・いや、いや、いや、いや・・・離れろ、触るな・・・お前らだけは、絶対にいや・・・あああ、いやよ、変態、助平ジジイ・・・そ、そんなとこに手をいれるな・・・ウウウ、だめ、やめろ、バカ・・・ウウウ、いやだったら・・・ち、ちきしょう〜〜くやしい〜〜」
 
必死に逃れようとするマーサを見て、サムはニヤリと笑い、早くもなかなかみごとな、しかしなにかグロテスクな一物を取り出し、隆々としごく。
 
「おいサム、おまえのチンポはなにか入れたのか、みょうにゴツイじゃねえか?」
 
「よくぞ聞いてくれたぜレッド兄貴よ、こいつはな、NYの刑務所で真珠をいれたんだぜ。こいつの威力はバツグンだぜ、いまからマーサに試してみるがね、まあ、見ててくんねえ。それとワン・リー親分のもハンパじゃないよ。さあ覚悟しな、マーサ!」
 
「ああああああ・・・チクショウ・・・卑怯な・・・い、痛い・・・嫌、嫌、嫌よ、アアアアッ・・・縛られてさえいなかったら・・・お前なんか・・・アアア・・・そんなに、強く、突かないで・・・ウウウ、い、痛いッ・・・くやしい〜〜」
 
マーサはとうとうストカー男サム・タイラーの不気味な真珠の埋め込まれた異様なものをプッシーに強引に挿し込まれてしまった。
マーサは激しく泣きじゃくりながら抵抗するが、男にとってそれはむしろ暗い情欲を倍化させるものでしかない。
 
「どうだマーサ、いまによがり泣きするぜ、目を閉じて苦しそうな顔なんかしないで、遠慮しないでいい声だしてみろよ、感じるんだろ!?」
 
マーサの膣壁にズキンとした痛みが伝わったが、サムが言ったように、それがコリコリ擦れるたびにマーサの凌辱に次ぐ凌辱で異常に感じやすくなった女陰に、微妙な妖しげな感覚をズキズキと脳細胞に伝えてくるのだ。
 
それは明らかに今までの男たちの肉棒とは違う、いかにも「男に犯される」といった感覚だ。
プライドの高いマーサ・ドレイクが、ともすれば危うくサムの魔の肉棒の淫靡な快楽に飲み込まれそうになる。
 
マーサはその感覚に必死に抗うように眉を八の字に寄せて目を閉じ、苦しげにセクシーな唇を半開きにして、憎むべきストーカー男の反復運動に耐えている。
 
「ヒヒヒヒヒ、可愛いじゃねえか、女保安官?アマゾネス・クイーン?捕えてハメてみればもっとも男の肉奴隷にぴったりのマゾ女だったりしてな、ちがうかね、マーサ?」
 
「おのれ、言わせておけば・・・だ、だれがおまえのような最低の変質者の奴隷なんかに・・・」
 
マーサは精一杯の反抗の言葉を吐くが、そのかわいい唇を中国人の老ストーカー、かつてのNYの悪のボス、ワン・リーが捕らえる。
 
「なんだ、しかたないね、わたしの子分がマーサのお**こ使用中だから、わたし、ここ、使うしかないね。ほれ、わたしのペニス、真珠三個あるね、ウヒヒ、ホレホレ、マーサ、咥えるあるね、男にナマイキなこともうほざけないあるね」
 
「ウググッ、ムムムムムッ・・・」
 
東洋人の不潔な一物を強引に咥えさせられたマーサは、激しく逃れようとするが、横からスミス警視正がマーサの顔を固定してワン・リーに手助けする。
 
その間もサムの鉄のような肉棒は、マーサの女陰を憎らしいようにグイと突き刺し、その部を圧迫し、またはなれて機会をうかがい、再び残忍にそこを捕えて狙い、NYの悔しさに復讐するように、責め上げて行くのだ。
 
数個の真珠が埋め込まれた肉棒の異様な刺激にマーサのプッシーはたちまち燃えさかる。
 
「ヒヒヒヒ、だいぶきいてるらしいな、ほれ、真珠の味はどうだ。かわいい顔しやがって散々おれをてこずらせたがもうこっちのものだ。ウウウウウ、いい気持ちだ・・・しかし、これは超名器のお**こだな、おれも感じるぜ、これほどの味のいい女とは思わなかった!」
 
マーサはサムの執拗な激しい攻撃に思わず上ずった声をあげる。しかしその口にもいやらしい東洋の老人の一物が挿入されているのだ。
 
いまやアマゾネス・マーサも一匹の雌奴隷となって、ストーカー男たちの手管にいいようにされてしまう。サム・タイラーの肉棒はいよいよ激しくマーサの女陰を突きまくり、時にわざとじらすように一旦抜いて女の反応を見て、また悠々と残忍に捕えて一気に全力で責め上げる。
 
セックスにかけては海千山千のサムのテクニックにマーサは追い詰められ、悔しくも激しく火をつけられたように感じて、自らもどかしげに、サムの真珠入りのペニスをしっかりと咥え、膣壁の筋肉を痙攣するほど強く強く収縮させる。
 
「うっししし、こいつは嬉しいね、マーサめ、本気で感じてるみたいだな、ザマア見ろ!おれ様の勝ちだ・・・それ、もうひと責め、拍車をかけてやるぜ。しかし、想像以上の絶品のお**こがおれのマラをグングン締め付けてくる!」
 
サムも意外なマーサの女陰の反応に悦び、憎い仇を討つようにいよいよ激しく、アマゾネスを屈伏させようと更に更に残酷に執拗に攻撃する。
 
『ウウウウウウ・・・アアアアアアアアアアア・・・だめ、アアアアアア・・・マーサの、マーサのあそこが壊れちゃう・・・口惜しい、この異様な快美な感覚はどうしたのかしら・・・アッ、ダメ、ダメ、いや、いや、いや、いや・・・・・アアアア、どうしよう、こんな卑劣な男の攻撃でいっちゃうなんて・・・最低の屈辱だわ・・・・・・ああ、もうダメ!!』
 
マーサは再び男の攻撃によって信じられないほどの淫水を放出し、遂に登りつめて陥落し、そのまま気が遠くなってしまった。
 
そんなマーサを見て溜飲を下げたストーカーたちは、それでもなおもしばらくの間、聖なるアマゾネス・クイーンの体に淫らで残忍なイタズラを続けていたが、やがて満足して矛先を引きあげる。
 
「ウヒヒヒヒ、気絶しちまいやがったな、ザマア見ろ、いい気味だ!!!!!!だがなマーサ、おれたちの復讐はまだ始まったばかりだぜ」
 
サムはぐったりと動かないマーサの体を拷問器からはずして、両手首を後手に縛りなおし、床に倒れこんだマーサを羽交い絞めに捕えて、妖しく美しい女の色気がムンムンするほど漂ううなじのあたりをネトネトになるほど嘗めあげる。
 
やつの真珠入りの狂暴なペニスは、今度はしつこく強引にマーサの菊座を狙ってきた。さきほどからの凌辱に次ぐ凌辱でアナルの緊張もほぐれていたのか、サムの肉棒は抵抗なくマーサの裏門に侵入する。
その異様な感触にマーサが意識を取り戻す。
 
「アアアア、そこはいや・・・痛い、ウウウウ」
 
「いいじゃねえかマーサ、おめえがほんとは色事が大好きだとわかっておれも嬉しいぜ、こうなったらおれが腕によりをかけてサービスしてやる。ホラヨ、どうだね、ジワリと効いてくるだろうが・・・これが男と女の究極の愛情だ。リチャードのセックスよりよっぽど感じるだろう?」
 
サムの両手は背後からマーサの豊満な乳房をユサユサと揉み上げる。
 
「ああああああ、いや、いや、いや、いや、やめて〜〜〜〜」
 
サムに一刺し一刺しと責めこまれるたびに、マーサはズキン、ズキンと疼くような痛みとも快楽ともつかぬ淫靡で異様な快感に貫かれ悩乱する。
 
「サム、おめえもしつこいやつだな、しかし、マーサめ相当にこたえているらしいぜ。このたまらねえよがり顔を見てみろよ」
 
万座の男たちは情欲の海の中でドロドロに絡み合うマーサとサムを取り囲み、サムのテクニックで口惜しくも淫らな肉欲の中に引き込まれてゆくマーサを見つめる。
 
「ヘヘヘヘ、なにしろ、おれははじめてマーサと出会ってから、このときを夢見て毎晩センズリ掻いてましたからね・・・ウウウ、裏門もよく出来てるね、コリコリと締まってきやがる」
 
マ−サはいまやアマゾネスの仮面を剥ぎ取られ、女肉性獣と化してサムの肉棒を包み込む。
 
やがてマーサは完全に男の性の拷問に屈したようになすがままに、快楽を受け入れる。
 
『あああ、私は完全に男に負けてしまったのだ・・・しかも、憎むべき女の敵、ストーカー男に』
 
マーサの体から性の快楽を極め尽くした永遠に女性なるもののオウラが立ち昇るようであった。
 
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「よし、そろそろ明け方も近い、今夜はそれぐらいにしておけ」
 
まだまだマーサのスーパーバディーをねちっこくイタズラしたいワン・リーとサム・タイラーだったが、ボス、ダグ・ハクソーの一言でしぶしぶマーサの肉体から離れる。
 
あれからマーサはワン・リーに小柄な老人とは思えぬ、パワフルな三個の真珠入りの肉棒でメチャメチャに突きまくられ、その後レッドも加わって三人の悪党に同時に三穴を犯されて、またもや失神寸前に追い込まれたのだ。
 
男どもの地獄のような凌辱からやっと解放されたマーサはほっと安堵の溜息を洩らす。
 
「ウヒヒヒヒ、マーサ、おめえは安心するのはまだ早いぜ。これから今夜最大のメインイベントがあるんだよ、それでおめえは名実ともにハクソー家の肉奴隷になるってわけさ」
 
「このうえ私になにをしようっていうの?」
 
マーサはまだこれから新たな淫虐を企んでいるダグ・ハクソーのあまりの残忍さに、キレ気味に眉を釣り上げ、ヒステリックに叫ぶ。
 
「ウヒヒヒヒ、おめえが怒るとなんともいえず魅力的な顔になるな。こりゃまさにサディスト好みのはねっかえり女だな」
 
ダグは言いながら、後手に縛られたままのマーサに近寄り、全身を嘗めまわすように見る。
マーサの裸身は昨夜の七時ころからぶっ通しで、男たちのエゲツナイ淫虐なレイプを受けたにもかかわらず、再びアマゾネス・クイーンの高貴な美しさを取りもどしている。
突然、マーサはあまりの口惜しさに、ダグ目掛けてツバを吐きかける。
 
「このアマ、まだ反抗心が直っていないな。だが、これからの屈辱はそれくらいの気丈さがあったほうが面白いのだ。ふふふ、最後のイベントを教えてやろう。おめえの男を蹴るのが得意な太股にハクソー家の紋章をブランディングしようというのさ。どうだ楽しいアソビだろう、イヒヒヒ、気に入ったらしいな。おい、焼印の用意をしろ!これでおめえは正真正銘のハクソー家の奴隷になれるわけだ。どうだ、うれしいだろう!?」
 
「人でなし!だれがそんなことさせるものですか!!」
 
「明日、リチャード・ケントとかいう東部のキザな若造がきたら、おめえは早速色っぽい太股のブランディングを見せてやるんだな。そしてこう言うんだ、『リチャード、私は親切なハクソー家の方たちのおかげで、肉奴隷にさせていただいたのよ。だからもう私のことは心配しないでね』」
 
「ガハハハハ、そいつはいいや、若造のびっくりする顔が目に浮かぶぜ」
 
奇妙な声色でダグが怒鳴りたてると、まわりの男たちはどっと笑う。
 
あまりの侮辱に青ざめたマーサは疲れきった体でなんとか立ち上がり、ダグ・ハクソーを睨みつける。
 
「おまえたちはケダモノだわ、腐りきってゆがんだ醜い心を持った最低のケダモノだわ!」
 
だがたちまち駆けつけたビルと大男のジョンに左右からがっしりと捕えられてしまう。
 
「おっと、マーサよ、口をつつしむんだな。オヤジに反抗しようたって無駄だよ」
 
「卑怯者!たった一人の女を罠にかけて・・・堂々と勝負する勇気なんかまったくないくせに、ロープで縛ってからよってたかってレイプするなんて・・・その上に、私の人間性まで剥奪しようとしているらしいけど、私は、私は絶対に屈しない」
 
マーサは声をさも口惜しそうにふるわせて叫ぶと、昨夜からのあまりにも惨めな境遇の変化を思い、突然しゃくりあげるように泣き出してしまった。
 
「ギャハハハハ、とうとうあの気丈でおれたちなんか問題にしなかったナマイキ女保安官殿が、口惜しさに泣き出してしまったぜ。こいつはマーサの屈伏も近いと見るべきかかね、どちらにしろいい気味だぜ」
 
「いやいや、まだまだこんなものじゃマーサは屈伏しないだろう、そう簡単に屈伏してもらちゃあこまるんだよ。これからもマーサが悔し泣きするように、ドンドン卑怯な手段でメチャメチャに犯したてまつってやるぞ」
 
「私の肉体を奪っても心までは変えられない、私がおまえたちに屈伏するなんてことはありえないわ」
 
「さあ、そいつはどうかな?明日おめえの大事な恋人と一緒に性の拷問にかけてやったりしたら、おめえはどんな反応をするか見ものだぜ。それになんなら強力な媚薬や利尿剤を使うなんてこともあるしな、たくさんやってみたい色責めがありすぎて困ってしまうな。さいわいおめえは強靭な肉体をもっているからちょっとやそっとの責めじゃ、壊れる心配もないしね。いや、楽しい、楽しい」
 
「おのれ、なんて卑劣な・・・さっきも言ったけどリチャードには私が指一本触れさせないわ」
 
「わたし、中国の秘伝の媚薬いっぱい持ってるね、なんなら、マーサに使ういいね、それと、ダグ・ハクソー、ちょっと相談あるね、このビューティフルな女の肌に焼印あわないね。それなら入れ墨にしよう!」
 
「フム、なるほどタトゥーか、しかしだれが彫るんだね」
 
「わたし、じつは彫る名人よ、若いとき中国でその仕事してたよ、とくに女の肌好きよ、マーサ見たときから、この女、肌、彫りたい思ったね。道具ももってるよ」
 
「そうか、ワンさんがそこまで言うなら、そうしようじゃないか」
 
「そこでもひとつ、わたしも気の強い女、大好きよ、今もナマイキなことほざいてたね。だから、ワザと縛らないで、みんなで押さえつけて彫る、女、いっぱい、いっぱい暴れる、これとても楽しいよ、ウヒヒヒ!!!」
 
「なるほどワン・リー氏もそうとうな遊び人で変態ですな!フフフフ、マーサの人間性とやら奪ってやろうじゃねえか。もっともおれはそんなものには興味がねえんだ、女にゃ上等のお**こがあればいいんだからな」
 
しかしマーサはもはや涙をおさめ、氷のような冷たい無表情を装っている。
もうこいつらになにをされようと、自分には無関係だと心に誓ったようである。
 
ワン・リーが自分の荷物からいつも持ち歩いているらしいタトゥーの道具を持ってきて、ビルとジョンにしっかりと拘束されているマーサにニヤニヤしながら近づく。
 
「マーサ、おまえの肌に、わたし、墨入れるね、ヒヒヒ、この最高の魅力ある女王の肌に」
 
「だ、だれがおまえなんかに・・・」
マーサは精一杯強がりを言うが、明らかに恐怖の表情を浮かべる。
 
「よし、マーサの縄を解いてその床に寝かせろ。おれたちの実力だけで押さえつけてタトゥーを入れるのだ。マーサの右手は市長さんとスミス警視正、左手は判事さんとトム、右脚はビルとジョン、そして左足はレッドとサムだ。女保安官がワン・リー氏にタトゥーを入れられる間、身動きできねえように押えるんだ!」
 
縄を解かれたマーサに男どもが我先にと詰め寄り、マーサを床に寝かせてしまう。
 
「アアアアア、なにをする!?やめろ、ウウウ、ダメよ、やめなさい、バカなことはすぐやめなさい」
 
心に誓ってもいざとなると、やつらの狙いどおり、マーサは必死に暴れる。
 
男たちの十六本の手で、ガッチリと固定されたマーサは、振り切ろうと暴れまくるが、いかに体力のあるマーサでも八人の男によってたかって抑えられては、空しい抵抗にすぎない。
 
「オウオウ、恐い顔してるけど美しい、まさに恥辱にまみれる女王さまだ。かわいいねえ、マーサちょっとキスさせておくれ」
悪乗りした市長が顔をマーサに寄せると、逆上したマーサはいきなり市長の頬に噛みついた。
 
「い、痛え、!ち、ちきしょう噛みついたよ。なんて凄い女だ」
 
なんとかマーサの噛みつきから逃れた市長が、今度はマーサの頬に平手打ちを見舞う。
 
「私の肌に刺青なんかしたら承知しないからね、私はけっしておまえたちの奴隷になんかならない、私は男のおもちゃじゃない!!ああああああ、やめろ、放せ!」
 
「こやつ、おとなしくしないか、往生際が悪いぞ」
 
ダグ・ハクソーがマーサの口を無理やりこじ開け、スカーフでがっちり猿轡を噛ませる。
 
「ウウウッ、グググッ・・・ムムムムムウウウウ」
 
「ふふふ、いい気味だなマーサ、口まで封じられたか」
 
それを見た市長が憎々しげに言う。
 
「それじゃワン・リー、これがハクソー家の紋章だ。これをマーサの右太股に彫ってくれ」
 
ダグがワン・リーに手渡した紙には不気味な髑髏の絵の周りを四角くカウボーイ用のロープをめぐらせた図柄のハクソー家の紋章が描かれてある。
 
「なにかいかにもワルそうな紋章だね、これ、若い女の肌に彫るの、ちょっとかわいそうね」
 
「うるさいね、余計なお世話だ。それじゃ早く始めてくれ」
 
「ハイハイ、わかりましたよ、それじゃ、マーサ、覚悟いいか、いくぜ!」
 
ワンはニヤリと笑い、マーサの鍛えた筋肉がみごとに張った、それでいて女らしく艶めかしい太股に針を刺した。
たちまちマーサの白い肌にフツフツと真っ赤な血が湧き上がる。
 
「イヒヒヒヒ、マーサ、綺麗な肌、そして若い女の健康そうな赤い血だ。これだけのいい女の肌、おれの針も喜んで躍っているようだよ、これ、ワン・リーの傑作あるね」
 
「ムムムムム・・・ウウウウン・・・クククククッ」
 
必死で脱出しようとするマーサだが、十六本の男の腕はがっちりと一センチも身動きできぬほど、マーサを押さえ込んでいる。
 
「ヒヒヒヒ、チクチクチクチクと針が刺さっていくな。痛いかマーサ?それともおめえは隠れマゾだから気持ちいいんじゃねえか」
 
そんなダグの意地悪い揶揄に万座の悪漢たちはまたも大声で笑い、痛快そうに女保安官の口惜しそうな顔を見て溜飲を下げる。
 
それにしてもなんという残忍で悪魔的なダグ・ハクソーのたくらみなのだろうか・・・
 
高貴で神聖なアマゾネス・クイーンの肌を邪悪な彫師の針がゆっくりと、しかし確実に征服して行く。
 
マーサは痛みよりも人間性そのものを破壊される口惜しさに、めまいがして吐き気さえ覚える。
 
右太股からはワン・リーが操作する種々の道具で、チクチクという微妙な痛みとも快楽ともつかぬ感覚が脳髄に伝わり、囚われの女王を悶え呻かせる。
ともすれば状況のあまりの異常さにマーサは失神しそうになるのをやっと堪える。
 
それから一時間ほどして、ハクソー家の紋章はとうとう完成した。
 
「よし、完成したあるね、美しいあるね」
 
「どれ、ホホウ、こいつはキレイだ。あんたなかなか才能あるね。やい、マーサ、これでめでたく一匹のハクソー家の肉奴隷が誕生したわけだ!ワハハハハ、こいつは愉快だ!」
 
やがてマーサは男たちが離れると、また後手に縛められ大きな鏡の前に連れて行かれた。
 
「あああ、なんて酷い・・・私の美しい肌に・・・おのれ!ダグ・ハクソーとワン・リー!!覚えていなさい。おまえたちは人間じゃないわ。こんな恥ずかしいものをリチャードに見せようというの?」
 
「ウヒヒヒヒ、どうだね、おれたちのゲージュツ的センスをお気に召したかね?」
 
あまりの屈辱に堪えていたはずのマーサの目から再び一筋、二筋の涙が流れ落ちる。
 
「さすが気丈な元女保安官殿もまた涙を流したな、ザマア見ろてんだ、いい気味だぜ。やい、おめえはもう最低の女肉奴隷に成り下がったんだ。いいか、これからは男が要求したら、すなおにその場ですぐにお**こを開くんだぞ、分かったか?それがおまえの仕事だからな、おれたちゃもともとおまえの人間性なんて認めていねえからな」
 
マーサの背後からサディストのビル・ハクソーが乗馬鞭で尻と入れ墨の部分を打ち据えるが、もはやマーサはそれに抵抗しない。
 
そのマーサにダグ・ハクソーはまたもや謎めいた不気味な発言をする。
 
「あっ、そうそう、明日まちがいなくリチャ−ド・ケントはここに来るが、おまえは恋しい男に会えるのだが、実は会えないのだ。フフフフ、まあ明日になってみれば分かるよ。それより、今夜はハクソー家の新しい肉奴隷を、おれさまの部屋でじっくりと賞味したいんだ、たっぷり可愛がってやるぜ。さあ早く来い、ええい、面倒だ。おれがひっ担いでいくぜ!」
 
『また男に凌辱されるのだ・・・もうなるようになればいいわ。私の体は男の性欲に火をつけて狂わせるらしい。いっそ死んだほうがましだけど、私は必ずこの男に復讐して、お姉さまの仇を討つのだ!マーサ強くなるのよ、チャンスを我慢強く待つのよ!』
 
そんなことを考えているとは知らないダグは、マーサのくびれたウエストをグイと引き寄せ、そのまま大柄なマーサを肩にかついで歩き出した。
 
「それじゃ諸君、悪いがこれで失礼するよ。おれとマーサの新婚初夜を祝福してくれたまえ!お休み」
 
 



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