バットガールとワンダーウーマン(テイク2) 第11章
第11章 果てしなく続くレイプに消耗しきったワンダーウーマンであるが、また別のアンドロイドがその巨大なペニスを奥深くまで乱暴に押し入れてくると、彼女は再び恐怖と絶望の中で腰を振りはじめる。腰と腰がぶつかる音、激しいピストン運動により溢れる愛液がたてるぴちゃぴちゃいう水音、ギャグにくぐもった叫び声、のどの奥からもれるうめき声……周囲を取り囲む10体以上のアンドロイドが彼女の上から、下から、そして身体の奥深くへと、何度も何度も「精液」を噴出させ、黒髪の闘士はどうすることもできないままに、再び意識も吹き飛ばんばかりの絶頂へと昇りつめていく。うねり律動する2体のアンドロイドに前後から刺し貫かれながらもワンダーウーマンには、腕をつかんだり、手を固く握りしめたり、足を絡めたり、そういった絶望的な抵抗の動きがときおり見られた。しかしそういった動きも無駄に終わる。すぐに身体を引き戻されて、再び暴力的なレイプロボットの海の中に飲み込まれてしまうのだ。 彼らの陵辱は一瞬たりとも止まらない。冷たく無慈悲で疲れを知らない、しかし効率的なアンドロイドたちは、その途方も無い嵐のような陵辱をただひたすらに続行する。だがしかしキャットウーマンは、ワンダーウーマンとバットガールがいったいどれくらいの時間「楽しんでいる」のか、全く気にしていなかった。彼女はロード・イージーストリートの財務記録に目を通しつつ、一方で彼に命令して証書や委任状などにサインさせていたのだ。主寝室から漏れ聞こえるうめき声や叫び声はただのBGMと化していた。実際、彼女は作業をしながら「オプラ・ウィンフリー・ショウもここ2、3回はつまらないわ」など全然関係ないことを考えたりしていた。 ワンダーウーマンを貫く巨大なペニスがさらにスピードを上げて抜き差しされ始めると、彼女は巨体の下で鼻にかかった嬌声を上げ、そして絶望のあまりにすすり泣きが漏れた。やがてアンドロイドは最後に一度強くペニスを突き込み、勢い良く射精する。 このとき、ワンダーウーマンの両手もその背中で強く広げられた。ひときわ高い叫び声が響いた瞬間、その手がまるで何かつかむものを探すかのように動く。それでもまだアンドロイドたちの責めは終わらず、むしろその激しさを増した。やがてワンダーウーマンの腕は力を失い、うめき声を最後に気を失った。 * * * * * ワンダーウーマンは再びうめき声を上げた。両手は背中で固く縛られ、両足首に巻かれたロープへとつながっている。海老反りのままにひざ立ちの態勢を取らされているのだ。だがしかし、最もひどいのは別のところにあった。キャットウーマンによって両乳首にピアス穴を開けられた彼女は、現在その穴に巨大な釣り針を通されて、針金で天井からつるされているのだ。両膝がわずかに床に触れてはいるものの、彼女の巨大な乳房はまるで道路工事のコーンのように大きくそそり立っていた。 この責めによる苦痛と歓びに彼女の頭の中は朦朧としていた。 歓び? ああ、悔しい! キャットウーマンはロード・イージーストリートのオーガズマビームをワンダーウーマンの両乳房に向けて浴びせていた。限界まで伸びきった巨大な乳房は、淫らな苦痛と強烈な喜悦とがせめぎあう感覚の間で震えている。 このように吊られた状態でいったいどれだけ時間がたったのか、次に何が起こるのか、ワンダーウーマンはすでに全くわからなくなっていた。ここ数日の記憶は、頭を通り抜けてぼんやりとかすれていた。 舌にピアス穴を開けられて、キャットウーマンにディープキスをされたことは覚えている。キャットウーマンは何時間もの間、彼女を責め、そしてもてあそんだ。乳房を愛撫され、ふとももを撫でられ、クリトリスを指でいじられ、長い長いディープキスをされ、そしていろいろな質問をされた。 キャットウーマンは何度も絶頂の間際まで彼女を追い込んでは責めを止めた。ワンダーウーマンはまるで自分がヴァイオリンになったかのように感じた。熟練した奏者によって操られる楽器。ただその音階は、絃をつまびくことによって鳴り響く音色ではなく、彼女の喘ぎ声とため息によって構成されていることだけが異なっていた。 その責めは何時間も続いているように思われた。ワンダーウーマンは至福の境地に至るその一歩手前にとらわれたまま、ぐらぐらと揺れ動いていた。だがこの一週間というもの、彼女は何度も何度もオーガズムへと無理矢理追いやられている。今さらイこうがイクまいがどうでもいいことじゃない、と彼女は考えた。 だが彼女は間違っていた。絶望的に間違っていた。ふと気付くと彼女は、今度こそは最後までイかせてくれるのではないかという微かな期待を胸に、キャットウーマンをなんとかして喜ばせようと、あらゆることをやり、あらゆることをしゃべっていた。 かつて無敵のヒロインだったワンダーウーマンはすすり泣きながら、キャットウーマンが知りたがる全ての事実を教えていた。今や意志を砕かれ、完全に調教されたヒロインは、その女主人にパラダイス・アイランドのことを説明した。彼女の妹であるドルシラと母である女王ヒッポリタについて、彼女たちの弱点について話した。キャットウーマンの繰り出すアメと鞭を駆使した責めに屈し、彼女はアマゾンたちを思い通りにするもっとも簡単な方法、彼女のマジックラッソの秘密についてその全てを説明した。 そして再びキャットウーマンに操られるまま、経験したことの無いほどの高みにまで追い上げられる。しかし絶頂寸前で愛撫は急停止、新たな焦らし責めへと移る。どんどん高くなる嬌声の合間に、イカせて下さいとキャットウーマンに乞い願う言葉の合間に、絶頂間際で放置されて思わずもれる絶望のうめき声の合間に……今や完全にキャットウーマンに支配されたダイアナは、あらゆることを話した。 IADCにおける彼女の役割について。IADCビルのレイアウト、セキュリティシステム、機密資料の保管場所、捜査員たちの情報、連絡手段。女主人に情報の有用性を認めてもらい、焦らし責めの苦しみから解放されるために、ダイアナは一切隠し事をしなかった。 そして全てを話し終えたときキャットウーマンは、ロード・イージーストリートの家畜小屋、種馬のマックスのもとにワンダーウーマンを連れて行った。本来の名前はマクシミリアンといったが、その持ち主はこの雄馬の名前を縮めてマックスと呼んでいた。そしてこの雄馬に関する限り、サイズダウンされているのはこの名前だけであった。 (ああ……彼はこれまで山ほどの雌馬に種付けしてきたに違いないわ……) それは始まりに過ぎなかった。干し草の束の中、鞍置き場の上に手を置いて腰を後ろに突き出す態勢をダイアナは強いられた。そして種馬が彼女の上に後ろからのしかかってきた。 彼は巨大だった! もしワンダーウーマンがアンドロイドたちのあらゆるサイズと形をしたペニスによって徹底的にレイプされていなかったら、もし彼女の秘裂がこれほどまでに巨大なサイズに馴染んでいなかったなら、この種馬は間違いなく彼女を真っ二つに裂いていたであろう。だがしかし、かつて無敵を誇ったアマゾンプリンセスは、確実に快感を感じていた。屈辱に震えながらも、思わず悦びの声が漏れる。 いったいどれだけの時間マックスは彼女に「乗って」いたのか、そして彼女はいったい何回イッたのか、ダイアナには判らなかった。だが間違いなく彼女たちは、激しい性交を続け、敷きわらを愛液と精液と汗とでびしょびしょに濡らしたのだ。自らのあげた嬌声とキャットウーマンの嘲笑が今もなお耳の奥に響いているような気がする。 そして今。ああ、神様! 大きく反り返った彼女の背中と両肩はきれいな弧を描き、そして彼女の乳房は空に向かって吊り上げられていた。この拷問には終わりは無いのだろうか? 彼女を苦しめ、辱める方法をどれだけキャットウーマンは知っているのだろうか? 力や勇気に溢れているワンダーウーマンという存在は、今や彼女にはどうしても想像できなかった。わかっていることといえば、今自分がいるのは「最低」の状況であることだけ。今より少しでも楽になることを祈るしか彼女には許されなかった。 * * * * * 受付係であるトゥルーディ・ソマーズは受話器を置いた。そしてまだ残っている先週末分のメモ整理に取りかかろうとPCに向かったそのときに、スティーブ・トレバーがオフィスに踊るような足取りで入ってきた。「おはよう、今日も可愛いね」とにこやかに挨拶するスティーブの歯がきらりと光る。 「フフフ……ちょっとスティーブ、あなたセクハラで訴えられたいの?」彼女はスティーブを挑戦的な目で見つめながら微笑んだ。 「おや、僕らは日に日にダイアナみたいになっているね」彼はにやにやしながら言った。 「冗談じゃない。あんな堅物になるくらいなら、撃ち殺された方がいいわ」彼女は大げさに顔をしかめてみせる。「ところで週末はどうだった?」 「ああ、ゴルフを何ラウンドか回ったよ。気掛かりなのは、まだダイアナがオフィスに見当たらないことだけかな。偉大なる変人、ミズ規則よ!」スティーブがふざけて言った。 「確かにね。でもたぶん彼女、ロード・イージーストリートのところでひなたぼっこしたりふざけたりしているだけよ。どうせすぐに具合が悪いとかいう電話があると思うわ」トゥルーディは訳知り顔でスティーブにウィンクした。 「ところで、もうみんな揃っているかい?」彼は首を振って主会議室の方を指し示しながら尋ねた。 「ええまぁ……皆さんあなたのマンスリーレポートをお待ちかねよ」彼女はそう言いながら、ホチキスで閉じた書類の束を手渡した。月例会議は、いつだってお偉方による予算チェックの場であり、退屈で冗長なものだ。彼は今のポストに昇格したときに、他の何よりもこの会議出席を怖れたものだった。 (ダイアナは面白そうな任務をみんな持って行ってしまう。そして僕はといえば、まるで濡れた毛布みたいに電話のそばの椅子に座ったままで、石頭の年寄りたちのご機嫌をとらなきゃいけないんだ) 彼はため息をつきながらネクタイを真っすぐに直し、そして会議室へと入って行った。 巨大なオーク材の円卓がその存在感を誇示する部屋だった。重役の雰囲気を備えたその机の周囲に、20人の重役たちが緊張した様子を漂わせて座っている。スティーブは正面に移動すると、いつもの軽い冗談から報告に入った。 「それではこちらのモニターを御覧下さい。我々の予算案は現在のところ多少ハードな状況にあるといえます」 そう言いながらコントロールユニットを操作してモニターを映す。その途端、会議室はショックと驚きに満ちたざわめきで一杯になった。 (そうそう、このグラフは衝撃的でしょう……)自分が不器用であることを自覚しているスティーブにとって、この反応はちょっと嬉いものだった。ざわめきの中をモニター横のプレゼン用コンピュータまで歩き、そして彼は画面を見た。その瞬間、あごが床に落ちたかと思うほどのショックに立ちすくんだ。 モニターに映っていたのはグラフなどではなく、この会議室の少し先に位置するダイアナ・プリンスのオフィスの映像だった。ビデオカメラが、デスクに大の字に縛り付けられている裸のダイアナを映し出している。メガネの向こうにある両目は虚ろに大きく見開かれていた。そして巨大なディルドーが口に押し込まれ、テープで固定されていた。 豊かな乳房はくびり出されるように根元をロープで縛られ、まるでゼリーでできたボーリングのボールが弾んでいるように見える。両乳首にはピアス穴が開けられており、そこに大きな金色のリングが通されている。そしてリングに結ばれた革ひもが天井へと伸びており、彼女の乳房を高く引っ張り上げている。 彼女のアヌスには別の張型が押し込まれ、テープで固定されていた。ヒップは高く持ち上がって宙をゆらゆらとさまよっていた。腰が下がってきてデスクに落ちようとすると、張型がより深くアヌスへと押し込まれるので、そのショックに再びヒップが高く持ち上げられるという動きが繰り返されている。おそるべき悪魔のような拷問であった。 最悪なのは秘唇であった。そこには2つ、なんと2つの巨大なディルドーが刺さっていたのだ。それらはまるで熱帯魚の水槽の上のエアーコンプレッサーのように、低い音をたてながら振動を続けており、彼女はその苦痛ですっかり正気を失っていた。ただの道具に責められて、彼女はうめき、身をくねらせる。それはスティーブがこれまで夢想すらしなかった淫らな女性の姿であった。 彼女はその全身に乾燥した精液がこびりついていた。さらに、痣、切り傷、やけど、むち打ちの痕、引っ掻き傷、何度も叩かれたのか赤く腫れ上がる尻……そして傷だらけの秘唇とアヌス……明らかに彼女は何度も何度もレイプされ、徹底的に痛めつけられていた。そのときスティーブはあることに気付き、ショックに息をのんだ。 (赤いブーツ、ブレスレット、そしてティアラ……まさか……ありえない……) だがそれで十分だった。ダイアナは、それがワンダーウーマンのコスチュームであると最低限判別できるだけのものは身に付けていたのだ。スティーブには十分過ぎるヒントであった。そして何よりも、彼女のへそに安全ピンで小さなメモ書きが留めてあった。 栄光に満ちたワンダーウーマンへ…… キスを……キスを…… キャットウーマン 歯車が回り、キーが打たれ、そしてチン!というベルの音とともに計算結果が表示される。こうして結局は部屋にいる全ての者が1+1の答えを理解したのであった。 |