バットガールとワンダーウーマン(テイク2) 第12章
第12章 コミッショナー・ゴードンはゴッサムシティ警察署のロビーを横切り、彼のオフィスへ通じるエレベーターへと向かっていた。ロード・イージーストリートの島ではいったい何が起こっているのだろうか。彼は再び思いを馳せた。 ロード・イージーストリート主催のダイヤモンド・ハントの潜入調査にバーバラを送り込もう、そうバットガールが提案したあの夜から既に8日が経過した。だがバットガールからもバーバラからも何も連絡が無いのだ。バットガールなら別に数日や数週間、連絡が無くても全く問題は無い。しかし娘のバーバラであれば話は全く別だ。 昨晩聞いた話によれば、IADCが送り込んだエージェントであるダイアナ・プリンスからの連絡も途絶えているらしい。IADCや警察による再三の問い合わせには、さんざんあいまいな返答ではぐらかされた後で、ダイヤモンド・ハントの参加者はすでに島には滞在していないという返答が返ってきている。事実、参加した「ゲスト」の全てが行方をくらましていた。 エレベーターに乗り込みながら、彼は再びバーバラのことを心配しはじめた。実のところ、彼女はすでに立派な成人なのだが、どんなに月日が過ぎても彼にとってバーバラは護ってやるべき小さな娘なのだ。これまではどんなに忙しくても1日に1度はバーバラと言葉を交わしていた。少なくともボイスメールのやり取りがあった。 エレベーターが彼のオフィスのあるフロアに着いたときには、彼は心を決めていた。今日一日が終わるまでの間に彼女たちのどちらかから連絡が無かったならば、ゴッサムシティの地方検事にロード・イージーストリートの敷地の捜査令状を出してもらおう。神に誓って、真相を明らかにしてやるぞ! どちらにせよ、明日の朝日が昇るまでには私のバブズの安全を確保して、話をするかこの手で抱きしめてやる! 今後の行動方針を決めたことで、さっきよりずっと気分の良くなったコミッショナーは、意気揚々とオフィスに入ったが、そこで驚きのあまり立ちすくんだ。 バットガールだった。だがいつもの厚かましいほどに自信に満ちて、しかもどこか誘惑するかのような立ち姿??いつもコミッショナーはこの姿に気後れしてしまうのだが??ではない。彼女はデスクの上にほぼ全裸ともいえる姿で大の字に縛り付けられていたのだ。頭が力なく左右に振られていた。そして奇妙で荒々しい規則正しい一連のリズムにのって、腰が激しく上下に動いていた。 彼女が身に付けているのは、トレードマークともいえるマスクと、手袋にブーツだけである。リングギャグが革ひもでしっかりと固定され、彼女の口は赤いO字型のまま開かれていた。豊かで形のよい乳房は、革の拘束具でくびり出され、グレープフルーツサイズの震える肉のボールを形作っている。乳首にはピアス穴が開けられて、そこに大きな金色のリングが通されている。天井から伸びた革ひもがこのリングに結び付けられており、このクライムファイターの乳房は不自然に引き延ばされて引っぱりあげられていた。 突然の事態にひるみながらも、コミッショナーは眼を細めてさらに状況を観察した。そして、彼女のアヌスから巨大なディルドーの根元が突き出ているのに気が付いた。透明な梱包用のテープでしっかりと固定されたディルドーは、彼女の腰がデスクに落ちる度に傷付いた腸内へと深く刺さる。バットガールの腰はその度に再び高く跳ね上がるのであった。 彼はまた、青い奇妙な光線が天井のどこかから伸びていることにも気が付いた。その光線は荒々しく振りたくられているバットガールの秘裂に直接当てられていた。 彼はゆっくりと彼女に向かって近付きはじめたが、そこで彼女は彼の存在に全く気付いていないということを知った。 (これはいったいどういうことだ? あの偉大なバットガールがこのような苦境に陥るとは、いったい何があったのだ? 夢を見ているのか? こんなこと、絶対にありえない……) 縛られて苦しむスーパーヒロインにさらに一歩近付いたコミッショナーは、彼女の全身についた無数の傷跡に気付かざるをえなかった。頭からつま先まで、あらゆるパターンの引っ掻き傷、打撲傷、みみず腫れ、そしていったいどうやってできたのか判らない傷跡で埋め尽くされていた。 バットガールのへそには、安全ピンで一枚のメモが留められていた。明らかに彼にとって重要なメッセージが記されているに違いない。だがバットガールが絶えず腰を激しく揺り動かしているので、何が書いてあるのかどうしても判別できなかった。 バットガールは徹底して機械的な快楽責めの中で、ただ喘ぎ、身悶えていた。この女性が乱暴に扱われ、傷つけられ、レイプされ、さらに性的な責めで心まで破壊されたという事実は、いくら女性経験の不足しているコミッショナーといえども容易に見て取れる。 バットガールに近付いて片足を拘束しているロープをほどくと、奇妙な青い光線はバットガールのへそへと移動する。そしてコミッショナーはようやくメモの文字を読むことができた。 『おはよう、コミッショナー。娘さんの居場所はご存じ?』 ちょうどそのとき、部屋に女性の声が響いた。「座りなさい、コミッショナー・ゴードン」 彼は凍り付いた。目だけを動かして声の出所を探る。 「座りなさいと言ったのよ、コミッショナー。本気であなたがバーバラと再会したいのであれば逆らわない方がいいわ」 猫が楽しそうにのどをゴロゴロ鳴らすような声を聞いて、彼の心は恐怖に打たれた。(キャットウーマン!) 彼は足の力が全て抜けていくような感覚に襲われた。よろめきながら彼は椅子へと歩き、そしてどさりと腰を下ろした。彼の正面には、未だに縛り付けられたままのバットガールが、喘ぎ、身をよじっていた。 すると、彼がいつもゴッサムシティのニュース番組をチェックするのに使っているテレビのスイッチが入った。そこには彼を見つめて微笑むキャットウーマンが映っていた。 「貴方のバットガールのイヤらしい姿はお気に召した?」キャットウーマンは満足げにのどを鳴らした。「女の仕事場に世間知らずの女の子を送り込むべきではないわ。貴方もわかっていると思うけど」 「娘に何をした!」コミッショナー・ゴードンは叫びながら立ち上がり、テレビに向かって憤然と歩き出した。デスクの上で悶え苦しむクライムファイターのことは完全に忘れ去っていた。 するとキャットウーマンの笑い声が部屋に響き、不服従は許さないという厳しい声が続いた。「あたしは座りなさいと言ったのよ!」だがすぐにキャットウーマンは口調をやわらげて、からかうようにのどをゴロゴロ鳴らしながら言った。「お嬢さんと再会したいでしょう?」 数瞬の間、コミッショナー・ゴードンは怒りと混乱で顔を真っ赤にしながらその場に立っていた。部屋にはバットガールの苦悶のうめき声と彼の荒々しい呼吸の音ばかりが響いていた。彼の感情は、なんとか落ち着こうとする理性と、キャットウーマンの姿ごとテレビを窓の外へ蹴り落としたいという激情との間で激しく揺れ動いた。 だがキャットウーマンはさらに言葉を付け加えた。「貴方に選択肢は無いのよ、コミッショナー」 コミッショナー・ゴードンはしぶしぶ元の位置に戻り、どさりと椅子に腰を下ろした。 「それでいいわ」キャットウーマンが再びのどを鳴らし、そしてテレビにバットガールの恥態が次々に映り始めた。 「見ての通り……」 バットガールが巨大なペニスを口で吸い上げていた。彼女のアヌスを激しく犯されながら。 バットガールが3人同時に突き入れられていた。 「……このエッチなお嬢さんは失敗したわ……」 バットガールが手首を縛られて天井から吊り下げられていた。ぐったりとする彼女をキャットウーマンが先が幾つにも別れた革製の鞭で何度も何度も打ちすえていた。 「……犯罪を阻止することも……誰かを守ることも……」 バットガールはキャットウーマンの手にした巨大なディルドーを突きこまれて激しく悶えていた。 バットガールは四つん這いの態勢で、背後から大きなシェパードに犯されていた。 「……そして何よりも彼女自身を守ることに失敗した……」 どの映像でもバットガールは、トレードマークともいえるマスク、ブーツ、手袋だけは身に着けている。映像はさらに続く。 「……それでも、貴方の可愛いバットガールには、まだできることがあるわ……」 バットガールは泥のプールの中で足ひれ(?)をつけた小男に突き入れられていた。 バットガールはバーに置いてあるような丸椅子に、極端に反り返った姿勢で拘束されていた。小さな座面に背中を預け、そして両手首と両足首が椅子の脚に縛り付けられていた。 バットガールは縛られていた。その胸の乳首には大きな釣り針が刺さり、針金で天井へと結び付けられていた。彼女の大きな胸は限界まで引き伸ばされている。それは、ちょうど今、彼の机の上で喘ぎ悶え続けている彼女の胸と全く同じような形に見えた。 バットガールは先ほどと同じ態勢のまま縛られている。その彼女をキャットウーマンが股間にベルトで装着した巨大なディルドーで荒々しく責め立てていた。 突如コミッショナー・ゴードンは全身が凍り付くような恐怖に襲われた。バットガールの顔をキャットウーマンがまたいで立ったその瞬間、バットガールの顔がどこか馴染みのある女性の顔に見え始めたのである。 しかしこの映像は薄れて消えていき、その代わりにニヤニヤ笑うキャットウーマンの姿がテレビに映された。 「イェェェェェェス」彼女はのどを鳴らした。「バットガールにしかできないことをやってもらうわ」 コミッショナー・ゴードンは身動き一つせずに、黙って座っていた。だが彼の心の中は憤怒と激情とが入り乱れていた。彼の静かなオフィスに、彼の荒々しい呼吸の音と、バットガールの途切れずに続く喘ぎ声と、そして彼女のアヌスに刺さるディルドーが休み無く机に当たる切迫したスタッカートだけが響いていた。 「コミッショナー、貴方があたしの言うことを謙虚に聞き入れるということで納得できた?」キャットウーマンが楽しそうに尋ねた。 彼は一瞬硬直したが、それから嫌々うなずいた。 「返事が聞こえないわ、コミッショナー。お嬢さんをあたしのおもちゃにしたくないのだったら……」 テレビの映像が変わった。そこに映るのはバーバラ・ゴードンの写真であった。何か大きなチューブのようなシリンダーのようなものの中に全裸のまま立っていた。彼女の両目は閉じられており、まるで眠っているかのように見えた。酸素マスクのようなものが口と鼻を覆っており、そして両腕は背中で拘束されているようだった。その写真は若干ピントがボケていたが、それは間違いなくバーバラであった。 「…わかった」絶望のあまり、ほとんど囁くような声で彼は返事を口にした。それからもう少し大きな声で言い直す。「聞こえたか? わかったと言ったぞ」 「グーーーーーーーッド」キャットウーマンは再びのどを鳴らした。「パパの大事なお嬢ちゃんを再びその手に抱きしめたかったら、貴方がやらなきゃいけないことは一つ。ちょっとした簡単な作業をこなしてもらうだけよ」 「どうせ私の部下たちを警備から外せとかいうことだろう。それともゴッサムシティ中の銀行、宝石店、美術館の金庫の番号か? セキュリティコードか? それとももっと別のことか?」彼は皮肉気に尋ねた。 「ノゥ、ノゥ、全然違うわ。貴方の経歴を台無しにするようなことも、ゴッサムの良き市民に奉仕するという貴方の誓いに反することを無理強いするつもりも無いわ」 猫の女王はそこで一旦間を置いた。 「そう、あたしが考えているのはもっとプライベートな何か……もっとずーっと楽しい……気持ちいいこと……」 彼女はそこで再び間を置いた。テレビに映る彼女が、まるでコミッショナー・ゴードンの目をのぞきこんでいるかのように正面を凝視していた。 そのときキャットウーマンの映像がゆっくりと薄れて消えていき…… ……コミッショナーの机の上で苦悶し続けるバットガールの映像に切り替わった。バットガールの横には椅子に座るコミッショナーが、そしてその向こうにはテレビが…… コミッショナーはぎくりとたじろいだ。まるで棒で柵から突き出された子牛のような気分だった。(何てことだ……この悪党は私のオフィスをビデオカメラか何かで覗き見していたとは……) ちょうどそのときだった。熱に浮かされたように絶えず揺り動いていたバットガールの股間に当たっていた青い光線が、わずかにその明るさを増したのだ。それに伴い、バットガールのくぐもったうめき声がさらに切羽詰まったように変化した。また彼女の腰の振りも、そのテンポが早くなった。バットガールのヒップが机に当たる音のリズムはタンタンタタタンと響き、まるでいつ果てるともしれないハイスピードのモールス信号が発信されているかのように聞こえた。 淫らな拷問によって正義の戦士から漏れ続けている苦悶のうめき声、そこへキャットウーマンの声が重なってきた。 「貴方にやってもらうことは、まずその小さな淫乱娘の口に貴方のチンポを押し込んでフェラさせることよ。そしてその次に、机の上で彼女をファックしてちょうだい」 コミッショナーは無言のまま、ただテレビを見つめるばかりであった。 「そこの淫乱娘を犯しなさい。その娘が誰かの役に立てることといえば、もうそれしかないの。全てが終わったら、1時間以内に貴方の娘さんを返すことを約束するわ」 コミッショナー・ゴードンは無言で立ち上がった。そしてテレビからバットガールへとゆっくり視線を移した。2週間前までは、その際どいコスチュームにいつも落ち着かない気持ちにさせられていたバットガール。そして今、サディスティックな犯罪者の手により、ただもてあそばれるばかりのバットガール……だが、その犯罪者は今も彼のバーバラの身柄を握っているのだ。 「やりなさい。あたしは貴方の可愛いお嬢ちゃんといつまでだって楽しく遊ぶことができるのよ」 リングギャグに開いた穴を通して、バットガールの叫び声が響き渡った。それは切迫感に満ち、むしろ何かを嘆願しているかのように聞こえた。コミッショナーはもう一度テレビを振り返った。そこには彼女の娘がチューブに入っている映像が再び映っていた。 (……畜生!) そしてついに彼は心を決めた。 「OKだ、キャットウーマン」彼はしゃがれ声で囁いた。「今回に限り、お前の命令に従おう」そう言いながら、彼は靴と靴下を脱いだ。「だがこれは全てバーバラのためだ。お前の言う『気持ちいい』などということは決してないからな」 「ナンセンス!」キャットウーマンは笑い声をあげた。「貴方が今強制されていることに、喜んで一財産投げ打つ男がいったい何人いると思っているの? どんな男だって、そこのマンコガバガバな娘の中にソーセージを隠して遊びたいのよ」 キャットウーマンは、露骨な表現にショックを受けたようなコミッショナーを見てあざ笑った。コミッショナーは、それでもやはり彼に課された作業を続ける。ゆっくりとコートを、さらにネクタイとシャツも脱いだ。 「もちろん、この世間知らずのドスケベ娘をぶちのめして、その正しい役割と可能性を発揮できるようにきちんと教育してあげたのはあたし。一儲けするためにブラックマーケットに、それともジョーカーやペンギンに売り飛ばすことだってできたのよ」 コミッショナーはテレビに映ったキャットウーマンの姿をにらみつけると、ズボンを脱いでそれを椅子の背に丁寧に掛けた。 キャットウーマンは話を続ける。「あたしが貴方の娘さんのことを彼らに持ちかけたら、彼らはいったい幾らの値をつけてくれるのかしら? 貴方の娘さんをお店に出したら、どんなふうにして責めるのかしら? とても興味があるわ」 パンツとTシャツだけを身に付けた姿のコミッショナー・ゴードンは再びテレビ画面をにらみつけた。 「あたしの言う通りにしなさい。そうすればあたしは取り引き相手を探さなくていいし、貴方もバーバラを探す必要がなくなるのよ」キャットウーマンが指示する。「それではまずペニスを出して、デスクに上がってちょうだい。そしてそこのスケベ女のお上手な口に食べさせてあげなさい」 これにコミッショナーはしぶしぶと従った。屈辱的だったが、それでもトランクスを少し引き下ろしてペニスをつまんで出す。そして幾分ぶざまな態勢でデスクに上がると、バットガールの頭のすぐ横に立った。ひざ立ちでバットガールの頭をまたぐと、まだ力無く垂れているペニスでリングギャグに開いた穴に狙いを付けた。 そのとき、バットガールの股間を照らしていた青い光線が急速に弱まって消えてしまったが、彼はそのことに気が付かなかった。ただ、自分のモノがバットガールの開いた口に近付いていくにつれて、彼女の空ろな目つきに理性が戻りつつあるように見えることには気が付いた。 * * * * 痛い……でも気持ちいい……アァァ……。彼女の胸は快楽の拷問の中で焼けるように熱くなっていた。そしてアヌスには、何か巨大なモノが無理矢理押し込まれており、傷だらけの直腸をさらに痛めつけていた。今度のこれはあとどれくらい続くのだろう…… だがそのような思考もやがて、オーガズムの中で霧のように散ってしまう。バーバラ・ゴードンの精神は完膚無きまでに破壊され、調教されていた。バーバラをさらに辱めてその魂を砕くような他の手段はセレナには不要である。8日間、たった8日間でバーバラはスーパーヒロインの地位からキャットウーマンの無力なセックスドールへと成り下がってしまった。キャットウーマンにおもちゃのように扱われ、傷つけられ、快楽責めにさらされ、そして何度も何度もいつ果てるともなく絶頂へと導かれる。バーバラはすでに自らの身体のほんの一部分でさえも、自由に動かすことができなかった。 セレナを喜ばせるようなことは何もしていない。もっとも彼女に逆らうことも何一つしていない。バーバラが感じているのは純粋に屈辱……そして快感だった。 バーバラはこれまでの人生の中で、これほど激しくイッたことは無かった。これほど数多くイッたことは無かった。これほど長時間イッたことは無かった。 この責めは圧倒的だった。 圧倒的過ぎる! これ以上は耐えられそうになかった。 心から屈した正義の闘士は、視界に映る何かがふと気になった。何かが彼女の顔の前で動いている…… ……もうイヤ、もうペニスは止めて! これまでいったいどれだけの肉棒をくわえさせられたのか、彼女は全くわからなかった。だが少なくとも目の前に新たな一本が現れたようだ。彼女は口を閉じようとしたが、その口にリングギャグが固定されており、丸くOの字に開いたままでいることしかできないことを思い知るだけだった。 それはゆっくりと彼女の口に近付いてきた。小さくて縮んだペニス。それは全く勃起していなかった。袋の中の玉も力なくだらりと垂れ下がっている。そして陰毛には白髪が混じっていた。 そのときあの声が聞こえた。セレナ! 彼女の拷問者! 今度はいったい何なの? 私の口を犯そうとしているのは誰なの? 少なくとも「誰」であって「何」ではなさそう。ロード・イージーストリートのアンドロイドではない。キングだかレックスだったか……とにかくシェパードでもないわ。 バーバラは、セレナに犬とのセックスを強要されたことを思い出して、思わず身震いした。少なくとも今度のはそこまで「ひどい」ことは無さそうだ。どうやら、これもセレナのセッティングした新たな強姦の一つであり、バーバラはおそらくまたイカされることになるだろう。だが今回のはこれまでとはどこか違っている。彼女は犬とのセックスを思い出していた。 彼女は「彼」のピンク色をしたペニスに口で奉仕するよう強いられた。やがてシェパードのペニスは口の中で、まるでドアノブのように先端が大きくふくれあがり、彼女の息をつまらせた。四つん這いになった彼女は背中からシェパードにのしかかられて、激しくペニスを突き入れられた。その責めは永遠に続くかと思われた。いったい何度絶頂に達したのか全くわからない。「彼」は一旦セックスを始めたら、ただひたすら腰を前後に動かして決して休みをとらないこと、そして彼女がそんな彼から決して逃げられないこと、彼女に理解できたのはただそれだけであった。やがて彼女はとてつもない絶頂の大波にさらわれて失神したのである。 次に目覚めたとき彼女は、犬の大きな舌で秘裂をなめられていた。逃れようと身動きをして、彼女は初めて自分の態勢に気が付いた。彼女はいつの間にか仰向けに寝かされており、両手は一つに縛られて頭上で固定されていた。両足首もソファの脚に結ばれており、開いた股間は完全に無防備であり、レックスだったかキングだったか…名前はどうでもいいが、その犬は何も邪魔をされずに彼女の秘部を攻撃することができた。 シェパードの舌の動きはどんどんとスピードが上がって行った。やがて彼は再び彼女の上へと乗り上がってきた。大きな頭部が彼女の胸の上で揺れる。彼の喘ぎ、口元から垂れるよだれ、彼のペニスが突かれる、突かれる、突かれる、突かれる、突かれる…… バーバラは忌わしい記憶に身を震わせた。そう、少なくとも今度の相手は人間だ。まだ大きくなってはいないが、そんなときどうすれば良いのか彼女は知っていた。どうすれば元気になるのか、どうすればセックスに十分な固さになるのか、バーバラはよく理解していた。 開きっぱなしの口の中へペニスがゆっくりと入ってくる間も、2人の声は聞こえ続けていた。セレナの声は今やすっかり聞き慣れたものだ。人を嘲るような、だがしっかりと抑制のきいた声である。そして男の声……だがそれもどこか聞き慣れたような気がする声であった。 * * * * コミッショナーは玉袋の下にバットガールの荒々しい息が吹きかかるのを感じた。それはなんとも……気持ちの良いものだった。これまでにこのような愛撫をしてくれた女は一人もいなかった。そもそも、フェラチオ??多分これがそうだろう??をしてもらうこと自体、初めての経験であった。 バットガールの口内は温かく、そしてしっとりと濡れている。彼はペニスが急速に膨張していくのを感じた。より長く伸びていき、より太く膨らんでいく彼のペニスに、やがて新たな刺激が加わり始めた。何か小さくて滑らかなモノ、それがペニスの下側に強く押し付けられている。 だがそのとき、キャットウーマンの声が響き、彼の思考は中断された。 「彼女の口をファックしなさい、コミッショナー。そこのエッチな娘はチンチンをおしゃぶりするのが大好きなのよ。しゃぶれるものなら何でも好きって言った方がいいかもしれないけど」 テレビの映像が切り替わり、ほぼ全裸のバットガールが脚を開いて立つキャットウーマンの正面にひざまずく映像が映った。バットガールの両腕は背中側でひとまとめにされて縛られており、そして彼女の顔はキャットウーマンの股間に伸ばされている。バットガールの頭はせわしなく上へ下へと動き回っていた。彼女が、キャットウーマンの秘部を熱心になめたり吸い上げたりしていることは明らかだ。 コミッショナーはゆっくりとそして丁寧に腰を動かし始めた。ペニスの下側に強く押し付けられた何か固いモノが彼の動きにしたがって上へ下へと滑る。その固さはこの娼婦……いや、バットガールの口内の温かさ、柔らかさとは明確な対照を示しており……正直気持ち良かった。 キャットウーマンの声が続く。 「上手じゃないの、コミッショナー。いいわ、それじゃ次に、そこの発情した小さなコウモリさんにまたがってちょうだい。貴方がいつもやっている要領でね」 * * * * * コミッショナー? コミッショナーですって! どうして? ダメよ! そんな、あり得ないわ! バーバラを辱め、打ちのめし、そして快楽に溺れるよう調教するためのあらゆる手段を、セレナは見つけだすことができるのだ。数々のレイプ、アンドロイドたち、あのシェパード、ありとあらゆるサイズと形のディルドー、そしてカーマ・スートラですら思いもよらない体位の数々…… セレナはバーバラの乳首と舌にピアス穴を開けた。最初そこには大きな釣り針がかけられて、彼女を高く引きずり上げた。今では、乳首には金色のリングが、そして舌にはステンレスの鋲が光っている。 バーバラは彼女の頭と身体に、セックスに関する知識とテクニックを徹底的に叩き込まれた。キャットウーマンの3人の手下たちから、変態のロード・イージーストリートから、無数のアンドロイドたちやシェパードから……もちろん彼女の女主人であるキャットウーマンは言うまでもない。 セレナはバーバラに言った。 『貴女、上手ね』 『上手……いえ、マンコをナメナメするテクは全く最上級。本当に良かったわ』 『貴女にはあと一つだけ務めを果たしてもらうわ。それが終われば自由にしてあげる。』 『貴女の代わりはビクトリアにやってもらうつもり』(ああ、神様。彼女を救いたまえ!) 『貴女があたしのことを再び探す気にさえならなければ、貴女は自由に、何も気にしないで暮らすことができるわ……』 物思いにふけっていたバーバラは、固く勃起したペニスが口から引き抜かれて行くのを感じて我に返った。そして頭上に立ち上がった男の顔を、初めてはっきりと確認した。 * * * * * テレビに映ったキャットウーマンは、気取った様子の微笑みを浮かべ、覗き屋みたいな人をいらだたせる目つきでこちらを見つめている。コミッショナーは再びキャットウーマンをにらみつけると、今やすっかり固くなったペニスを、身動きできない戦士の口からゆっくりと引き抜いた。トランクスを再び引き上げてから、ぎこちなく机から降りた彼は、バットガールの目に理性の光が戻っていることに気が付いた。彼女は何かを必死に訴えかけているように見えた。 「すまん」彼は囁いた。「バブズを助けるためには、こうするしかないんだ」 そう言ってふと視線をずらした彼は、バットガールのリングギャグの穴、そこからのぞく彼女の舌の中央に、銀色の金属が輝いていることに気付いた。 (なんてことだ……バットガールの舌にピアスをつけるなんて!) (だが確かにアレは気持ち良かった。最近の若い者の間で流行している舌ピアス、これまで全く理解できなかったが、あるいはこれが理由かもしれないな……) コミッショナーは机の反対側にまわると、今度はトランクスの下から今や固くそそり立っているペニスを引き出した。そして再び机へと上る。硬直した棒が股間で暴れ回るために、先ほどのときよりもずっとぎこちない動きとなった。 大きく開いたバットガールの両太ももの間に何とかひざをついたコミッショナーは、そこでちょっとした問題点に気付いた。彼女のアヌスに刺さったディルドーがいまだに彼女を責め続けており、バットガールは絶えず腰を上下させていたのである。 そのディルドーは信じられないほど巨大に見えた。その長さがどれくらいあるのかコミッショナーには想像もつかなかったが、わずか数インチだけ外に突き出しているその底部は、彼の腕くらいの太さがある。 バットガールの腰が高く跳ね上がると、彼女のアヌスはわずかな時間だけ苦痛から解放されるようだった。実際、その瞬間はディルドーが数センチほど外へと滑り出てくるのだ。だが彼女の腰が再び机に落ちると、無情にもディルドーは再び彼女の腸の奥へと打ち込まれる。そして机の上にバットガールの愛液が滴り落ちて、書類に染みを作る。 コミッショナー・ゴードンはディルドーを固定しているテープをはがそうと、バットガールの尻へと手を伸ばした。だが彼女のヒップは絶えず跳ねたりくねったりしており、テープの端をつかむのは至難の業である。眼前では、何度も尻肉が机へと打ち付けられて、その度に巨大なディルドーが深く直腸の奥へとめり込んでいく。 何度も動く標的をつかむことに失敗した後で、ようやく彼の指はテープの端をとらえることができた。これさえ無ければ、明らかにバットガールに苦痛を与え続けている巨大なディルドーをはずしてやることができるのだ。だが、彼がそれを行動に移す前に、キャットウーマンの声が再び部屋に響いた。 「その手を止めなさい!」 彼の手がバットガールのうち振られる腰の下でぴたりと止まった。 「彼女の苦痛を終わらせたいと思うのであれば、そのままの状態の彼女をファックするのよ」 コミッショナー・ゴードンは疑わしげな表情を浮かべて、今やすっかり憎むべき対象と化したテレビを見つめた。 「私の体重が上からかかれば、こいつは彼女を真っ二つに引き裂いてしまうぞ!」と叫ぶ。 だがキャットウーマンはくすくすと笑うばかりであった。 「それに天井から彼女を吊っているこのひもだ! こんな邪魔なものが目の前にあるのに、私はいったいどうやって義務を果たせばいいんだ?」 キャットウーマンの顔から笑みが消えて、代わりに口答えは許さないといった厳しい表情が浮かんだ。 「貴方がどうやろうとあたしは気にしないわ。ただあたしが言った通りにやってもらうだけよ」 そう言うとキャットウーマンは効果を狙うようにちょっと間を置いた。そしてテレビの映像は再び責められるバットガールのものへと変わった。 彼女は力なく立っているように見える。だが、彼女の両手は背中でまとめて縛られており、そしてその両足は床から離れてぶらぶらと揺れていた。彼女の身体は、黒人と白人の二人の巨漢に前後からはさまれて支えられていたのだ。二人がその大きな肉棒をバットガールの秘裂とアヌスへそれぞれねじこんでいるのは明らかだった。彼女の頭は力なく後ろへと投げ出され、目は堅く閉じられていた。口は大きく開き、惨めな苦痛のうめきと悦びの声を絶えず漏らし続けている。 コミッショナーは何も言えなかった。キャットウーマンが続けてこう囁いたからである。 「もしそれができなくても、今度はあたしたちのバーバラにやってあげることを考えるだけだわ」 * * * * * (やめて! お願い、やめて!) バーバラは彼女の父が脚の間に上ってきたのを感じながら、心の中で叫んだ。確かに全ての少女が、自分の父親とセックスすることを一度や二度は夢想するかもしれない。だがそれは単に頭の中で考えをもてあそぶだけである。ただの無邪気な妄想にすぎない。 これは冗談ではすまされないわ! セレナの声が響く。「そうね、ちょっと思い出してごらんなさい……もしも、そこの小さな淫乱娘が島に行きさえしなかったら、貴方の大切な娘さんがあたしに捕まることもなかったのではないかしら?」 その瞬間、コミッショナーの顔に浮かぶ表情が気後れから怒りへと変化したのをバーバラは目にした。彼女の乳首を高く天井へと吊り上げている革ひもの間へと肩と腕を割り込ませると、彼はバーバラの上から身体を重ねてきた。 * * * * * コミッショナー・ゴードンは、戦いに破れ自由を奪われたスーパーヒロインに身体を重ねていった。この哀れな女性への拷問に加担することに対する気後れと屈辱は、一瞬にして怒りと自己正当化された断罪へと変化していた。 島への潜入捜査に女刑事を派遣しようとした彼を思いとどまらせたのはバットガールだった。危険な任務へ彼のバーバラを送り出すよう提案したのもバットガールだった。いつもバブズに注意を払い、その身を守ると彼に確約したのもバットガールだった。 彼のかわいい娘が卑劣な変態犯罪者の手中に落ちたその原因はバットガールにあるのだ。 彼はバットガールの怯えた目をにらみつけ、そして彼女の両目が大きく見開かれるのを見た。彼女は何かを言おうとしたようだが、リングギャグをはめられた口からは一連のくぐもったうなり声とうめき声しか漏れ出てこない。 彼は右手を下げてバットガールの尻肉をつかむと、机から上方へと引き上げた。机についた左手に彼の体重がかかる。 それにはちょっとした努力、そしてわずかばかりの運と経験が必要だった。しかしペニスの先に当たる感触を頼りに、彼はその固くいきり立ったモノをバットガールのもっとも敏感な唇の中央へと誘導することに成功した。 「全部あんたのせいだぞ!」 そう口にすると彼は、今は無力な正義の戦士の蜜壷深くにそのペニスを突き入れた。強烈な一突きでペニスの全長を膣内に押し入れた瞬間、バットガールが激しく息を吸う音を彼は聞いた。一瞬だけ間を置く。そして容赦なく肉棒を抜き差しはじめた。一突き一突き、無理矢理にでも奥までペニスを押し込んでいく。 突き入れる度にバットガールの口からうめき声が漏れるのが聞こえる。 「これはあんたのミスだ!」 ズチュッ! 「あんたのせいで、バーバラは危ない目にあっているんだ!」 ヌチュッ! 「あんたが大切な一人娘を危地に追いやったんだ……あの……」 ズチュッ! 「……あの……」 グチュッ! 「……あのビッチの手に!」 ヌチュッ! * * * * * 苦痛と快楽の狭間でバーバラはうめき声を上げ続けた。彼女の膣は痛めつけられ、繰り返しレイプされ、そしてここ数日は全く休むことさえ許されないでいるが、その奥深くに父のペニスが突き入れられるのをバーバラは感じた。 彼がバーバラの膣一杯にその肉棒を押し込む度に、彼女のヒップは机に押し付けられ、ディルドーが腸内の奥へと押し入れられる。彼が腰を引く度に、彼女の腰もまたコミッショナーの右手に支えられて引き上げられ、そしてアヌスのディルドーが数インチほど滑り出る。それは数瞬後に訪れる前後同時突入の前奏にすぎない。……入ってきた……また入ってきた……また……。 娘にこんなひどい仕打ちをする父親がいるものなのだろうか。そう、もちろん彼は相手が自分の娘だと知らないだけなのだ。そして彼の行為は正しい。怖れ、そして怒る権利は全て彼のものなのだから。 彼の娘、つまり彼女自身をロード・イージーストリートの島へ送り込むようコミッショナーに誘導したのは彼女であった。彼女はコミッショナーに娘の安全は絶対に守ると保証した。だが彼女は彼の期待を裏切った。彼を絶望へと追いやったのだ。 セレナ(彼女に災いあれ!)の主張は正しいのだ。確かにバーバラはこの報いを受けるだけのことをしたのだから。 二穴責めにより蜜壷とアヌスから湧きあがり始めていた快感を、彼女はさからわずに受け入れることにした。間もなく、彼女のうめき声はあえぎ声へと変化する。すでに完全に身体に染み付いている絶頂への階段を自分が上り始めたことを彼女は自覚した。父親にペニスを突き入れられる度に、彼女は一歩ずつ着実に高みへと近付いていくのだった。 * * * * * コミッショナー・ゴードンが怒りに任せてバットガールに腰を打ち付けている様子を、キャットウーマンは愉快な気持ちでながめていた。この成り行きのほうが、彼女が期待していた展開よりもずっといい。 セレナはかつてバーバラに自らの真剣な想いを告白した。だがバーバラはそれを拒絶した。そして今、彼女はその報いを受けているのである。 セレナはコミッショナーの悪罵の嵐に熱心に聞き入った。彼は容赦なく腰を前後に振り続け、哀れな可愛いバブズをなじって畏縮させた。そして皮肉にも彼は正しかったのだ。 このやらしいバットガールは、彼の可愛い可愛いバブズを危険に追いやったのだから。 セレナはモニタに映る映像をさらにじっくりとながめた。 わぉ、始まったわ! 絶頂が差しせまっていることを示す様々な兆しが、バーバラに現れていた。息づかいはどんどん速く、そして不規則になっていく。ギャグを通して漏れる嬌声も声量が上がり、尾を引くようなものに変わりつつある。顔は真っ赤に染まり、両脚の筋肉にはみるみる力が加わりだしていた。 やったパパ! お嬢ちゃんを天国に連れて行くのね! だがちょうどそのときセレナの左手の方から大きな喘ぎ声があがり、モニター内の展開に引き込まれていた彼女は我に返った。 彼女はモニターから目を離して、ベッド上のニックとナックを見やった。彼女たちを取り囲むアンドロイドたちは互いに重なりあい、ウネウネと上下に揺れるように、ビクンビクンと震えるように、そしてパンパンパンと叩きつけるようにそれぞれ動いていた。彼女たちの反抗心をぶちこわすようにプログラムした動きである。双子たちは泣き叫び、その快楽と苦悶のうめき声が部屋を満たす。それはビクトリアにふりかかる運命を明示する楽しげなBGMとなっていた。 そう、ビッチのビクトリア。あのときプラスチックチューブの表面を叩きながら彼女が約束したこと??後で面倒をみてあげる??あれは捨て台詞じゃなかったのよ。バーバラ…彼女は確かにあたしの心を傷つけたけど、身体まで傷つけようとはしなかった。 だけどビクトリアは……ま、因果応報ってことよ。 そして部屋の中央、痛めつけられた様子の全身を縛られたブロンドの美女に目をやった。彼女の裸身は丸椅子の上で反り返っている。小さな座面に背中を預け、そして両手首と両足首は椅子の脚に縛り付けられていた。 ブロンドの長い髪は無造作に束ねられて先端で結ばれて、その結び目に革ひもが結わえ付けられていた。そしてピンと張った革ひもは椅子の下をくぐり、彼女の肛門に突き刺さるディルドーの根元へとつながっている。小さな突起が多数突き出ているタイプのこのディルドーはビクトリアの両ふとももにストラップでしっかりと固定されていた。 また天井から伸びた2本の革ひもは、乳首のピアス穴に刺さる大きな釣り針に結ばれて両乳房を高く吊り上げていた。だが彼女に刺さる釣り針はもう2つある。一つはへその横に、もう一つは舌に、それぞれ開けられたピアス穴に引っかけられており、その2つはピンと張った糸でつながれていた。つまりビクトリアの舌は口から無理矢理引っ張り出されている状況にある。 もしビクトリアが頭を前に倒せば、舌を引っ張る力はゆるむだろう。しかし髪から股間へと伸びる革ひもが引っ張られてこぶつきディルドーが腸内深くへと押し込まれることになる。 逆に、もし彼女が頭を後ろに倒せばディルドーにかかる力が弱くなって多少外に押し出される。しかし彼女の舌が数ミリほど引き出されて、その痛みにあえぐことになる。 セレナの視線は、もぞもぞと身悶えしている仇敵から、そばに立つ3人の「子猫」、すなわちトミー、タビィ、モリスへと移った。3人の元ポルノスターは皆、キャットウーマンの赦しを得るために必死になっているように見えた。彼女が軽くうなずくのを見て、丸太のジョニィことタビィは限界にまで固くなった巨大なブツをしごきながら前へと進み出た。痛めつけられ無力なビクトリアは、タビィの12インチもの巨根を見ると恐怖に目を大きく見開き、せわしなく切れ切れとした息づかいをしはじめた。 セレナは今やロード・イージーストリートの持っていたテクノロジーの全てを掌中に収めていた。オーガズマビームやアンドロイドたち、さらに大小とりどりの膨大な数の小道具。 だが幾つかの物事は、旧来のやり方にしたがった方がずっとうまく事が運ぶものである。ビクトリアの陵辱もその一つである。ランキングでいえばかなり上位に位置する物事であった。 仇敵への責めが最新の局面に入ったことに満足したセレナは、再びモニターの中に意識を戻した。 * * * * * 自分の肉体が絶頂に向かって急速に高まるのをバーバラは感じた。股間に生じている、あの温かい快感パルスが全身へと広がっていく。 (パパが正しかった) グチュ。 (これは当然の罰…) グチュ。 (ミスをしたのは私) グチュ。 (私はパパに嘘をついた) グチュ。 (私は意図してパパを欺いた) グチュ。 (私は内心パパを見下していた。足下もおぼつかない間抜けと考えていた) グチュ! (私がパパの信頼を裏切ったせいで、パパはこんなことをする羽目に陥っている) ズチュ! (文字どおり) ヌチュッ! (当然の罰よ) ヌチュッ!! (ああ、気持ちいい) ヌチュッ!!! (アアアァァァァッ) ヌチュッ!!!! (あんっ、パパァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!) * * * * * ほとんど忘れかけていた、陰嚢が引き締まる感覚をコミッショナー・ゴードンは感じていた。畜生! バットガールはいつだって彼を不愉快な気分にさせる。今も彼女のせいで、彼は無理矢理セックスさせられているのだ。彼女の意志に逆らって、彼女を犯しているのだ。こんなこと、自分にはできるわけがないと思っていたし、まして実際にやってしまうなんて絶対ありえないことだ。 だがこれはバットガールのミスなんだ! 結局思考はそこに戻ってくる。罰当たりな言葉を口にした回数は、この10分間の方が過去10年間よりも多くなっていた。彼の可愛い娘に何が起ころうとも、この少女、この女性、この雌豚は報いを受けるのだ。 先ほどから感じていた陰嚢付近のヒリヒリ感は、爆発しそうな熱さへと変わり始めた。彼がペニスを突き入れるとともに、みるみるうちに熱さが増していく。 同時に彼は、バットガールの両脚にどんどん力がこもり、ぶるぶる震え始めていることにも気が付いた。彼の律動に合わせて腰をぶつけてくるようになり、喘ぎ声はより大きくより深く変わっていく。上気した顔もさらに赤みを増していった。 そして彼女の蜜壷! 彼のペニスは、まるで温かくグショグショに濡れた手袋に包まれ握られているように感じられた。なんてことだ! 今の半分の年だった頃ですら、ここまでの欲情、相手をメチャクチャに犯したいという気持ちを感じたことは無かった。 彼の欲望がいよいよ股間で爆発しそうになってきたちょうどそのとき、バットガールの膣壁がピクピクと震えながらペニスをさらに強く締め付け始めるのをコミッショナーは感じた。彼女のくぐもった喘ぎ声はさらに切迫したものへと変わる。 畜生! この小さい淫売もイキそうだ! 彼自身、いよいよ後戻りできない勢いで絶頂への坂道を走り出した。だがそのとき、ふと視界の隅で何かが動いた。彼はバットガールの両目をじっと見つめていたのだが、突然、目に見えないほどの細い糸が彼女のリングギャグとマスクにつながっていることに気付いたのだ。 そして次の瞬間それらの糸がピンと張ったかと思うと、彼女のマスクとギャグがあっさり取り払われた。同時にコミッショナーは人生でも最大クラスのオーガズムを迎えていた。 「ああっ、パパァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」 昔からよく知っている声が彼の耳に響く。 凍り付いたかのように動きを止めたコミッショナー・ゴードンが、やがて激しく息をつきながらゆっくりと立ち上がった。今や完全に全裸となった彼の娘を、アヌスにディルドーを押し込まれ、自分が犯していた可愛い娘を見下ろして…… 「……バーバラなのか?」 喘ぐような声は恐怖に震えていた。 遠く離れた一室では、今やすっかり満足したキャットウーマンが「ニャァァァァーーーーーオ!!」と鳴き声をあげた。そしてモニターの中にすっかり興味を失った彼女は、背後のビクトリアへと顔を向けた。 うめき声と喘ぎ声、苦痛と悦びの叫び声、これらが文字どおり交響曲のように絡まりあって部屋を満たしていた。アンドロイドもタビィも、各自の担当分の業務をこなし続けている。セレナの笑みがさらに大きく広がった。彼女は再び振り返ると、新たなお楽しみの準備をし始めた。 End. -------------------------------------------------------- |