目録へ  悶絶投稿へ戻る  


 二日目 その3

  ついこの間、夏休みの始まる直前までの顕子の美しく光り輝く、聡明な瞳の色はそこにはない。あるのは、眼球全体にオブラートを薄くしたような膜がかかったような微妙な照り方をする、蠱惑的な色を滲ませた瞳である。

 その瞳の変化を、もっと喜んでもいいはずだと、牧田は自分に問いかけるが、どこか釈然としない。もやもやとした、満たされないような想いが、しこりのように心の中に居座っている。それは、顕子を思慕し、恋い焦がれていたときの満たされなさとは異なった、殆ど飢餓感とも言えるほどの危機感と、欲求を伴っている感情であった。顕子の味を一度知ったからこその、渇望かとも思うが、それだけでもないことは確かだった。

 ……そうだ、俺は、もっと先生に抵抗して欲しいんだ。抵抗すれば、それを今度はどう責めてやろうかと考えなくちゃいけない、いろいろ作戦を練らなくちゃいけない。その過程が俺は楽しいんだ……いや、無茶苦茶興奮するんだ……それも、紺野顕子が相手だからなんだ……でも、こいつらは違う……先生を弄んで射精すれば、それで満足してる……寒河江だってそうだ……俺は、俺は、ちがうんだろうか?変態なんだろうか?大石のヤツとは違うとは思いたいけど、でも、でも……

 どんなに大人びて、悪童ぶりを発揮しているからといって、牧田がまだ11歳の少年であることに変わりはない。良心の呵責は、ほとんど感じないが、自分と他者との違いについて、それが異様であればあるほど不安は大きくなっていく。それは自分が何者であるかを知らぬ子どもにしてみれば、致し方のないことであったが、牧田の場合、自分を知る前に、衝動に近い欲求に促されて行動し、挙げ句に大石という存在に悪影響を受けてしまったのである。無論牧田は大石を、軽蔑し憎悪に近い感情を抱いていた。最早彼の中にある大石は、教師ではなく、利用すべき存在であり、顕子を巡っては絶対に負けられない敵である。それだけに、自分の中に生まれた嗜虐への渇望に、牧田は大石に近い匂いを感じて、恐れたのである。

 そんな牧田一人の深い物思いをあざけるようにして、顕子のどこか甘えるような鼻にかかった声が牧田の耳朶をくすぐっていく。

 「いや……ここで、外で、取るのは……だめ……」
 「何を言ってンですか、今更、もう……」

 タンクトップをまくり上げられて、見事なまでの巨大さと白磁の芸術品のような白く形の抜群の乳房を日光の下に晒しながらも、顕子は白のショート・パンツを剥ぎ取られそうになることに、抵抗していたのである。

 そんな顕子の態度に、寒河江が苛立ったように語気を強める。

 「さっき、あんなに簡単にイっちゃった癖に、何を今更ぶってんですか!」

 顕子の表情は、微妙に上気し、言いようの無いほど蠱惑的で、牡を誘わずにはいられないような、淫らな匂いを発している。だが、先程、催淫剤入りのスプレーの影響もあったが、悪童達に全身をまさぐられるだけで、官能を極めてしまったことに、最後の理性が後悔しているのか、顕子の抵抗は執拗だった。しまいには、雑木林の一つを抱くようにして、少年達にかぶりを振って見せる始末であった。

 そんな顕子の態度は、牧田を覗く悪童達をかなり苛ただせたが、牧田だけは逆に、強い意欲と興奮とを覚えて、顕子の前に立った。

 「先生、何をそんなに、いやがってるのか、あててみましょうか?」

 顕子は顎を引き、大きな瞳をつっと牧田に向けながら、次の言葉を待っている。その表情は、どこか年齢を超越したあどけなさを感じさせ、真正面から表情を見ている牧田の欲望に濁った心すら、危うく引き込まれそうになってしまう。

 だが牧田は、かなり意識しながら口端を吊り上げて、狡猾そうな表情をしてみせた。

 「先生は、自分が乳奴隷だってことに、誇りをもってるから、ショート・パンツを脱ぐのがいやなんですよね?先生が僕らの相手をするのは、あそこじゃなくて、乳なんだっていうことを、言いたいんですよね?違いますか?だからこんなに、いやがってるんでしょう?」
 「そ、そんなことは……けっして……」
 「無いって言いきれますか?昨日の夜、僕らにも大石先生にもはっきり宣言したくせに!?しかも今朝、シャワー浴びながら、僕にそのおっぱいで早速奉仕したくせに?……先生、それは、おかしいと思います」

 雑木を抱きながら、顕子は牧田の言葉に弱々しくかぶりを振るう。その度に、白い乳肌が、重量感たっぷりに揺れ動き、日光を反射してそれ自体から光を発するように、ぼうっとけぶる。

 「おかしくないって思ってるンですか?今の自分が?まったく、何を考えてるんですか、先生は……日頃あんなに僕らに向かって、つじつまのあわないことを、他人に迷惑をかけるような、自分勝手なことを言ったりするのは、止めましょうって偉そうに言ってるくせに……先生は、まだ先生のつもりなんですか、ひょっとして?ああ、そうか、先生ってことには変わりないもんな……でも、違うでしょう?自分で先生でありながら、乳奴隷にもなりたいって言って、その通りに行動してるくせに、今更変なことを言い出すなんて、先生こそ、つじつまがあわない、他人に迷惑をかけても平気な、無責任な人間なんですよ」

 牧田の冷たい視線が、顕子の肌の上をなぞっている。その視線がすっと胸元から顔へ、そして剥き出しの太股へと移る度に、まるで氷の塊をその部分の皮膚に押し当てられているような感覚に顕子はとらわれていた。それだけ牧田の視線は鋭く冷酷に見えた。

 一方、他の児童達は、改めて牧田の子ども離れした口調に圧倒されたのか、つい数秒前まで顕子に群がろうとしていたのに、身じろぎ一つせずに、ことの成り行きを見守っている。

 そんな仲間達の視線を浴びながら、牧田は雑木を抱く姿勢のため、地面目掛けて垂れ下がっているような顕子の豊かな乳房を、背後から覆い被さると、おもむろに握りしめた。

 「ぁうっ!」
 「ほら、思った通りだ……。なんのための反抗なんですか、今更、なんのための……。こうしておっぱいを揉んでやると、すっかりいやらしくなっちゃうくせに……」

 牧田の子ども子どもした細く華奢な指が、つきたての餅の様なむっちりとしていてそれでいて充分な柔らかさを感じさせる乳肉に沈み込むようにして蠢くと、顕子は未だに充分な効力を発揮する催淫スプレーの影響からか、それともすっかり少年の愛撫に肉体が慣れきってしまっためか、肌の表面が急速に潤いはじめ、途端に玉の汗が白く美しい四肢の上を滑り落ちるようになってしまうのだった。

 牧田が、ぐいっと、乳肉を掴みながら手首を返すようにして捻ると、顕子の口から金属音に似た声が吹き出た。そのまま牧田は両の掌を使って、左右交互に顕子の巨大な砲弾型の乳房をぎりぎりと捻り続ける。

 「あ……ひぃっ!ひっ!」

 苦悶とも喜悦ともつかぬ表情と吐息を撒き散らしながら、背中の牧田を振り払おうとでもするように、顕子は大きく身を捩る。

 「っ!まだ反抗する気ですかっ!?」

 ロデオ競技の様に、大きく身体をのけぞらせたり腰を突き上げたりする顕子に、牧田は負けまいと、一層強く乳肉に食い込ませた指に力を込め、さらに手首を回す。その様はまるで、白く滑らかな乳の肌に指を巻き付かせようとしているかに、端から見ている寒河江達には見えた。

 「……まるで、手綱みたいだね……」

 北原が、とぼけた声をあげる。他の二人も、牧田と顕子の絡みは、まるで荒馬を手懐けようとする調教師の様だと、北原の言葉を首肯するように頷く。

 顕子の狂態は、長くよく発達した四肢を懸命に突っ張り、引き締まった肉をバネのように弾ませて行われるものだから、体重も身長も顕子に遠く及ばない小学生に過ぎない牧田に抑えることは難しそうに見えた。だが、牧田が乳肉に食い込ませた指を、さらに鍵型に曲げて爪を立てるようにひねると、一瞬顕子は、瘧がついたように細く長い首筋をぶるぶると振るわせておとなしくなるのである。しかしそれもわずか数秒の間のことで、次にはまた、一層強い刺激を求めるかのように、背中の牧田を無視して肉体を激しく揺するのであった。
 実際に顕子の内面では、激しく辛い葛藤が続いていた。

 簡単に肉欲に流されることの空しさを教え子達に何とかして告げようと、未だに顕子は朦朧とした意識の中で考え続けていた。未来ある子ども達に、欲望だけで世の中を生きていって欲しくはないと、常々思い続けてきた顕子だった。だが、今回の大石を主犯格とする犯罪に巻き込まれた(と顕子は信じ込もうとしていた)この子ども達に、禁断の味を知ってしまった彼らに、その卑劣さ空しさを、そして自らの人生を胸を張って立派に生きて行くにはどうするのかを、どうやって伝えるべきなのか、答えはまったく見えていなかったのである。

 しかも、顕子本人が、驚くほど簡単に肉欲の虜に堕落してしまっていた。そんな自分を許せないと思いつつも、催淫剤入りスプレーに一旦狂わされた白肌と豊肉は、貪欲なまでに、刺激とそこからもたらされる心の奥底まで焼けただれるような悦楽を求めて蠢いてしまうのである。

 それだけに、顕子が発達した大人の肉体を、幼い華奢な子どもに構うことなく、大きく蠢かしているのは、淫らな自分の肉体と精神との葛藤の末とも言えたが、実は、さらなる刺激を求めて、肉体が動いているだけなのかもしれないと、顕子本人も判別がつかなくなってしまっていたのであった。

 コリコリとした硬く熱い感触が、まろやかな形のショート・パンツの臀丘にこすれるのも、一層顕子を惑わせた。背後からのしかかってくる体勢の牧田の股間は、見事なまでに顕子の腰の辺りに当たっている。昨夜もそして今朝も直接胸に挟み、そして自分の胎内にも受け入れた、幼い形状の突起を、いつの間にか顕子は、まざまざと脳裏に思い描いていた。大石のグロテスクなまでに巨大なものとは違って、牧田のものは、薄桃色の先端を、よじれた皮の間から覗かせているもので、幹の太さも長さも、まったく「愛らしい」ものであった。だが、その熱さと硬さ、そして与える快楽の深さは、大石の比ではなかった。教え子の、それも小学生のものだと思うからだろうか、その幼く愛らしいものは、顕子の肉体には大分役不足だったにも関わらず、圧倒的な官能の炎を焚き付け、燃え上がらせ続けたのだ。

 今朝、牧田への乳房奉仕で感じた充足感や、先程の子ども達の手荒い愛撫に感じた、自分だけがこの子ども達を射精へ導くことが出来るのだという、不可思議な優越感等のもたらす誘惑も強烈だった。

 牧田だけでなく、彼ら全員の性器を、自分の乳房で愛し、そして白く青臭い濃い粘液を噴出させたい、乳房に、顔に、体中の至る所に、少年達の熱情を浴びたいという思いが、その情景を映像として妄想しつつ、我知らず脳裏をよぎり、少年達の熱い突起を胸で挟んだ時のことを思いだし、乳房が熱く疼いてくる。

 そんなときに牧田の指が乳房に食い込んでくるのだから、顕子の肉体は与えられた刺激を、貪り咀嚼し、一瞬快感に動きが鈍くなってしまうのである。しかし、すぐに肉体は新たな刺激を求め、大きく動き始め、顕子を懊悩させていく。

 ……でも、もう少し……ここでは、こんな昼間の、外では……我慢して……もし、誰か他の人に見られたら、私だけでなく、あなた達も……だから……!

 いつの間にか、こうした行為そのものを止めさせて、彼らを正しく導こうとする教師の姿から、彼らからもたらされる快楽を肯定しながら、彼ら自身の欲望をも叶えさせようとする淫らな母性を持った存在に、顕子の内面は変化してしまっていた。そして、ただ「ここでは他人にみられる恐れがある」という理由だけで、肉体を大きく揺すって、牧田の動きから逃れようとし続ける。

 一方の牧田にしてみれば、顕子が大きく肉体を蠢かせ、手を焼かせることが実は楽しくて仕方がなかった。先程感じた、顕子への歪んだ愛情が、すぐに満たされたことに、牧田は至極満足であり、同時に新たなる嗜虐の欲求に衝き動かされるままに、顕子を罵倒し、その肉体に挑みかかっていった。

 「こんな……っ!こんな体勢じゃ、乳で奉仕も出来ないですよっ!ったく、いつまで強情張るんですっ!……さぁ、おっぱいを僕の方に、僕の方に向け……うっ!」

 一瞬身を地面の方へ沈めた顕子の腰が、勢いよく跳ね上がると、背中にのしかかっている牧田の細い身体を持ち上げた。その瞬間に、顕子の肩胛骨の辺りに顎をしたたかに打ちつけられた牧田は、目を白黒させて、その衝撃と痛みを堪えた。

 「よ……よくも、やったなぁっ!お、おしおきだっ!乳奴隷のくせに、おっぱいを向けることも、差し出すことも出来ないなんてっ!乳奴隷失格じゃないか!ようしっ!もう、赦さないぞ!お仕置きだ!乳奴隷であるってことを忘れさせないためにも、お仕置きしてやる!さぁ、練習もかねて、これを……この木を、気に入ったらしく、ずっと掴んで離さないこの木をそのバカでかい乳で挟むんだっ!」

 怒りの嵐の吹き荒れるままに、牧田はそう宣言すると、顕子の身体を、顕子がその身を支えるようにして抱きつく雑木に押しつけ始める。すかさず寒河江が雑木を回り込んで、顕子の上半身を引き寄せようとする。

 「やっ!ここでは、ダメっ!ダメって言ってるでしょっ!?」
 「まだ、そんなこと言ってるのかっ!もう、先生だなんて、呼ばないぞ!そんな態度じゃ、もう、先生だと認めてやらないぞ!くそっ!舐めるなっ!」

 一層激しく身を捩って抵抗する顕子の姿に、牧田は怒りにまかせて、ショート・パンツを引きずり下ろすと、もうすでに存分に濡れそぼっている秘奧目掛けて、自分の灼熱の突起を突きつけるやいなや、身体全体でぶつかるようにして結合した。

 「ぐぅはっ!」

 途端に顕子の細い喉が引き絞られ、白い美貌が歪む。昨夜以来、顕子の秘奧が乾いていたことはほとんど無いと言っていい。今も、先程の子ども達の玩弄によって潤ったままに牧田から乳肉を弄ばれていたために、顕子は胎内に牧田の突起を簡単に受け入れていた。だが、受け入れはしたが、牧田がほとんど全体重をかけるようにしてぶつかってきたために、その衝撃はいつもの性交のときのような甘やかなものではなく、鈍くそれでいて熱い、痛みにも似た衝撃だった。まるで牧田その人が、荒々しく顕子の腹中に押し入ってきたような、重みと拡張感を伴った衝撃だった。

 しかし、スプレーによって神経を狂わされている顕子の胎内は、その衝撃を、食欲旺盛な食虫花の様に、ぬるぬると引きずり込むようにして吸い込んでいった。

 脚の長い顕子の腰の高さは、到底子どもである牧田には高すぎて、劣情の籠もった生殖器を後背から突き刺すには爪先立ちでも足りない。そのため、牧田は勢いをつけて、顕子の肩にぶら下がるようにして背中に飛び乗って、挿入したのである。顕子は両腕を、先程からずっと、子ども達に弄ばれないために目の前の雑木の幹に回していたが、今度は自分の身体が牧田に引っ張られて後ろに倒れ込むことを防ぐために、必死で掴まなくては成らなくなった。

 ぐいっと背中に乗った体勢の牧田が、そのまま体重をかけて腰を打ちつけると、顕子の上半身は、掴んでいた両腕を蹴散らすようにして、細い雑木に押しつけられる。咄嗟に顕子は、顔が粗い木肌に押しつけられないように、懸命に身を反らす。すると、ちょうど胸が木の幹を挟むようにして押しつけられる。それを、あらかじめ顕子の前に回り込んでいた寒河江が、顕子の巨大な両の乳房を両手で、自分の胸元へと引っぱり出す。

 「うほっ!やっぱり、デカイなぁ、先生のおっぱいは!!木を挟むっていうよりか、呑みこんでるみたいだもんなぁ!!」

 寒河江が、彼には珍しく頓狂な声をあげたが、それが何故なのかは、顕子の背中にのしかかって腰を叩きつけ続ける牧田以外の子ども達にははっきりとわかっていた。「呑み込む」という表現を寒河江は使ったが、事実、顕子の白く巨大な乳の塊は、寒河江の手によって左右の房を、まるで雑木の幹を一回転させるかのように、それぞれの先端についている乳首同士が擦れ合うか合わないかまでに引き伸ばされてしまっていたのである。

 枝の生え茂った雑木の上の方から、幹に沿って視線を下におろしていくと、幹のある部分から、白く柔らかそうな物体が粗い木肌に絡みついており、まるでそこから木が生えて居るかのような錯覚を、端から見ていれば感じてしまうのである。

 そしてそれは、顕子の左右の乳房の谷間から、巨大な男性器が生えて、そびえ立って居るかのような印象を、北原や清治に与えてしまうのであった。

 「……随分、伸びるもんなんだねぇ……昨日の夜には全然気が付かなかったなぁ……」

 北原が思わず口に出すと、顕子の乳房をこねくり回すように引っ張りながら、寒河江が笑いかけてくる。

 「そりゃ、オレたちのみたいなのを挟むくらいじゃ、先生も本気を出さなかったってことだろ?」

 余程ご機嫌なのか、寒河江の声は大分裏返り、冗談じみたセリフとともに、ただ見ているだけの北原や清治に片目をつむってみせる。

 だがその一方で、寒河江の手の動きは一切止まることが無かった。先程牧田が怒りの激情とともに叫んだ内容を、おそらく牧田本人がはっきりとは意識しなかったところまで具体的に、とくに打ち合わせをしたわけでもないのに実践して見せているところに、寒河江と牧田のコンビの付き合いの長さ、相性の良さを伺わせる。

 寒河江は、幹を一周させようとするかのように引き伸ばしていた乳房に加えていた力を一旦緩め、ゴツゴツとした木肌に左右の乳房を両脇から押しつけて、タワシで洗うように擦り付け始めていた。

 「はひぃっ!ひっ!ひはっ!」

 途端に顕子の鼻先から、寒河江に掴まれた乳房が上下に動く度に悲鳴に似た声がもれ出る。粗い木肌に、まろやかな白い肉塊を万力で押しつぶすように、渾身の力を込めて押しつけ続ける寒河江の表情は、嗜虐の悦びに光り輝いている。

 「どうなの、先生?痛いの?痛いんだったら、さっさと、きちんと俺たちに謝った方がいいですよ……さぁ……」

 そう囁きかける寒河江の目には、雑木によって遮られ、顕子の顔が全て見えているわけではなかった。だが、手の中のまろやかな乳房は、そのほとんどの部分が雑木を挟んで、寒河江の方にまろび出ている。その乳房の巨大さ、類い希な柔軟性を存分に楽しみながら、寒河江は握りつぶすように指に力を込めて、乳肉を木肌に押しつけて小刻みに動かす。

 「くひっ!」

 昨夜、子ども達や大石に、荒々しく乳房をもみくちゃにされたり、千切られんばかりに引っ張られたり握りしめられ、散々に泣き声をあげた顕子だったが、初めて硬質の物体に乳房を押しつけられ、擦り付けられる感触は、さしもの催淫剤入りスプレーといえども、完全にその痛みや苦しみを中和出来てはおらず、異質の苦痛を顕子に与えてくるのだった。

 先程子ども達にショート・パンツを脱がされまいと抵抗したときは、雑木の細いながら硬く地に根を張った逞しさを頼もしく感じたが、今は逆にその硬さや、ゴツゴツとした木肌の感触が恨めしく思われた。

 大人といえども、大石の握力にも有る程度の限界はある。無論子ども達の握力は、それに遠く及ばない。昨夜の凌辱の際に乳に与えられた圧力は、催淫剤入りスプレーの影響もあって、顕子に耐えられないほどの凄まじい苦痛を与えることはなかったのである。だが、硬質の、平板ではなく立体的で表面がゴツゴツと凹凸のある物質に擦り付けられるように、渾身の力を込めて押しつけられるのは、まるで乳房が、圧迫を受けている部分から真っ二つに千切れ落ちてしまうのではないかと錯覚してしまうほどの、鋭い灼熱に似た感覚を、顕子に感じさせてくるのであった。

 それは、左右から力を込めて圧迫されている圧迫感よりも、まるで刃のボロボロになっているなまくらの刀や包丁で、時間をかけながら、何度もひかれているような、鈍いだけに狂おしく執拗に感じられる灼熱感であった。

 「ひぃっ!あっ!ひっ!」

 何度も首を絞り、寒河江か、それともその背後に立ってことの成り行きを見守る北原や清治へ向けてかはわからないが、顕子は哀切な悲鳴をあげ続ける。だが、その悲鳴は寒河江の心を、一層強い嗜虐の衝動へと導く役割しか果たさなかった。

 「うわっ!先生、もう、早く謝った方がいいですよ!綺麗なおっぱいから、血が滲んできた……もったいないなぁ……」

 言葉ほどもったいないなどと思わぬ風で、寒河江は顕子の乳房を、まるで自分の性器を挟んで扱いているときのように、荒々しく、しかし執拗にこねくり回すように硬く粗い木肌に擦り付け続ける。

 実際、顕子の光を白く反射するほど、滑らかで肌理の細かい乳肌には、木肌の荒々しい凹凸に寒河江の渾身の力で擦り付けられたために、所々に擦過傷と、そこからにじみ出る紅い体液が確認できた。だがそんな状況の変化によって、少年達の欲望というよりは、昏く深い衝動は収まるはずもなかった。いつもは比較的冷静な寒河江にしても、顕子の白い肌の上ににじみ出てきた深紅の液体を見た途端に、一層興奮の度合いを強くしていくのみであった。

 ……そうだ……牧田や大石にいつも主導権を握られてるけど、オレだって、紺野顕子を、もっともっと味わいたいんだ……見ろよ、この乳!この最高の乳を!!オレが、オレが傷を付けてるんだ!ああ、いつまでも残るといい!紺野顕子の最高の乳の上に、オレの、他ならないオレのつけた傷が、いつまでも、残り続けるといいんだ……!!

 日頃クールに振る舞ってきた寒河江にしてみても、根本には牧田たちに負けないほどの、紺野顕子への執着は存在していた。そして本人はそれとは気が付いてはいなかったが、この乳に対して傷を付けているという行為を通して、彼は顕子へ対する独占欲を満たそうとしていたのである。

 一方、顕子にとっては、今まで大石や子ども達が行ってきた許し難いものの中に、新しい行為が付け加えられたことに過ぎなかった。だがそれでも、こんな直接的で暴力的な行為を加えられた訳ではなかったから、正直深くショックをうけていた。大きすぎてコンプレックスの元凶であった乳はともかくとして、密かに自分の肌理の細かい白肌を、誇りに思っていた顕子であるから、寒河江の行為は、その痛み以上に衝撃が強かったのである。

 だがこの苦境を逃れる方法は、存在していた。彼らに、乳奴隷として、おとなしく謝罪し、肉体をさし与えればいいのである。今の顕子にとって、それはまったく抵抗を感じさせるものではなかったが、唯一心配だったのが、彼らに奉仕している様を、他の人間に見られはしまいか?ということだったのである。全裸になり、挙げ句に性行為をしていては、目撃された際に、言い逃れは完全に出来なくなってしまう。彼らを受け入れることは、昨夜以来の出来事で、自分なりに納得しているが、それだけに彼らの人生―これから何十年も続く輝かしい未来―を台無しにしてしまうようなことは避けねばならないと、顕子は考えていたのである。

 だが、子ども達はそんな顕子の想いを考えてみることもせずに、あろうことか、ついに顕子の肌を傷つけるという暴力に訴える方法をとったのである。もしこのまま、暴力によって人は簡単に屈伏し、言いなりに出来るなどということを、ただでさえ大石のような、不良教師が側に居る状況下において、錯覚してしまったら、それこそ、この子ども達の将来は、陰惨で暗いものになってしまうと、顕子はスプレーで痺れた頭の中で懸命に考えていたのである。

 ……だから、だから、この子たちを、なんとか……ここから、こんな外じゃなくて、どこか……他人目のつかない……ところ……そして、教えてあげなくては……い、痛みや……流血で、ひ、人が言うことをきくのは……一瞬なんだって……こと、を……

 「あはぁっ!!」

 しかし、顕子の懸命の思考を、すべて吹き飛ばしてしまうようにして、背中にへばりついたままの牧田の腰が動く。顕子の肩を両手で掴みながら、牧田は懸垂の要領で腰を顕子の臀丘に叩きつける。ぐいっと勢いをつけて顕子の肩を引っ張ると、上半身が弓の様にしなるが、その上半身は、寒河江によって乳房を雑木に巻き付けられる形で固定されており、乳房を引っ張られるような衝撃に堪えかねて、自然顕子は腰を上げてしまう。するとそれを待ちわびていた牧田の突起が、奥深く顕子の胎内を蹂躙するのだ。

 「どうだ!わかったか?お前は、お前は所詮、乳だけなんだ!こんな乳がなければ、誰がお前を……教師なんかに、おべっか使うかっ!?それなのに、いい気になりやがって!!寒河江っ!構うことはないんだ、もっと乳をいじめてやれっ!きつくしてやれよっ!」

 ともすれば、幾重にも巻き付き、吸い込むような、百戦錬磨の大石にして「名器」と言わしめた顕子の胎内が、牧田の幼い劣情を吸い立てようと、貪婪に蠢くのに、負けそうになる。だが牧田は殊更獰猛に振る舞うことで、「お仕置き」をしている自分を保とうとしていた。このままでは、「お仕置き」どころか、顕子の貪欲な肉体に精を吸い取られただけで終わってしまうのであり、牧田はそれを怖れていたのである。

 その懸念を、まるでカウ・ボーイがロデオにいそしむように、激しく顕子の腰の上で華奢な身体を必要以上に荒々しく動かすことで、牧田は拭い去ろうとしていた。無論その動きは、ただでさえ催淫剤入りスプレーで狂わされている顕子に激しい官能の波を届け続けている。

 牧田の幼い突起は、顕子の胎内の最奧にまで届きはしなかったが、滑った狭道の襞を、小刻みな震動を伴って擦り続けていた。それが荒々しい乗馬の様な動きと共に、牧田の全体中もろとも突っ込んでくるのだから、顕子には激しい刺激となり、思考はおろか、乳房に加えられる痛みすらも消し飛んで、声をあげさせていたのである。

 だがやがて、牧田の与え続ける刺激は、ぼんやりとしたとりとめのない、はっきりとしないもどかしさと共に感じられるように変化してしまっていた。

 ……あぁ……切ない……切なくて、もどかしい……ど、どうして……?

 顕子は、自分の感覚がどんどん爪の先から退化していくような、ぼんやりとした感覚が細胞の一つ一つを侵略していくような、不可思議な感覚に戸惑いだしていた。さらには、あれほど苦痛をもたらしていた、出血すら伴っていた乳房の感覚が、鋭い官能の炎と変化して、肉体を内から焼き始めていたのである。それは、昨夜一晩で、すっかり淫らに変貌を遂げてしまった顕子の肉体が、牧田の与え続ける刺激を、刺激とすら認識できなくなっていることを示していた。そして、その狂った顕子の官能は、雑木に乳房を擦り付けられるという流血するほどの「暴力」にのみ反応しているということをも示していたのである。

 その変化に子ども達の間で最初に気が付いたのは、乳房を雑木に巻き付けたり押しつけたりして弄んでいた寒河江だった。

 「お?先生、急に、やらしい反応するようになりましたね」

 寒河江がぎりぎりと指に力を込めつつ、ゴリゴリと柔らかい乳房を木肌に擦り付ける度に、それまで立て付けの悪い引き戸が軋むような悲鳴をあげていた顕子が、明らかに官能的な声を漏らし始めていた。寒河江は、その反応にますます心を高ぶらせて、一層荒々しく、乳房を扱っていく。

 「あっ!!いひぃっ!いいのぉっ!おっぱいっ、いいっ!!」

 すると、昨夜見せたような、胸から沸き上がる官能の赴くままに、痴女のようなセリフを吐き出すまでに、顕子はがらりと反応を変化させてしまっていたのであった。

 だが、乳房から沸き上がる悦楽の刺激の波が、一瞬でも引くと、顕子の官能は、果てのないようなもどかしさと、飢餓感でいっぱいに成ってしまう。何かが、根本的に何かが満たされていないことは確かであった。だが、そのもどかしさの正体がなんなのか、冷静に分析できるほど、今の顕子の精神状態はまともではなかった。

 「もっと!!あぁ……もっと、下さいっ!!」

 何を欲しいのかもはっきりとはしないままに、顕子は自分の官能を満足させるものを求めて、口走った。その声に触発されるように寒河江が乳房をいたぶると、一瞬喜悦の表情を見せる顕子だったが、すぐにまたもどかしげに、喉を引き絞って、叫び出す。

 「あっ!!ああ……ンンっ!た、足りないのォっ!」

 顕子が肉体の奥底から襲い来る圧倒的な飢餓感を持て余すかのように、腰を大きく、跳ね上がるようにして動かす。その途端、背中の牧田がふりほどかれ、屹立した股間を無様に晒したまま、地面に転げ落ちた。だが、そんな牧田に気を回すこともなく、顕子は、満たされない何かに衝き動かされるがままに、肉体を揺すり、振り立て、跳ね上げ続ける。

 「あぁっ!お、オ××ポっ!!た、足りないっ!オ××ポ足りなひぃっ!」

 牧田の幼い突起が引き抜かれて、顕子はろれつのまわらない舌で咄嗟に叫んでいた。そして同時に、自分が何を欲しがってもどかしかったのか、切なかったのかに気が付いていた。

 それは、逞しく、自分の胎内を満たし、荒々しく圧倒的な重量感で突き上げてくれる、男性器だったのである。

 牧田の性器も、懸命に蠢いて、顕子の粘膜を擦り、その官能を激しく刺激し、高ぶらせはした。だが哀しいかな、催淫剤入りスプレーによって、敏感になったように見えて、実際は強い刺激により強い悦楽を得るようになってしまった顕子の肉体は、さらなる刺激を必要としたのであり、精神すらも浸食していたのである。いわば、まったく与えられないことよりも、僅かな刺激でも与えられたことが、余計に強く顕子の狂った精神を追いつめていったのである。

 昨夜までの顕子の肉体であれば、牧田の性器からもたらされる刺激でも、存分に悦楽を味わうことができたはずであった。だが、より一層深く根付いた催淫剤の効能は、一定の刺激程度では、満足できない肉体に顕子を変化させてしまっていたのである。その変化は、先程、急激に顕子の肉体を襲ったのであり、その瞬間を劃期として、もどかしく切ない感覚に官能を衝き動かされるようになってしまったのだった。

 「太いのっ!!おっきくて、か、硬いのっ!ほ、欲しいぃっ!!」

 そう叫びながら、寒河江に引き絞られた乳房が、一層木肌に擦り付けられるのも構わずに、上半身を大きく左右に捩り、下半身をゆさゆさと揺する顕子の姿は、完全な痴女の姿であった。無論、そんな顕子の姿を昨夜も目撃している子ども達は、必要以上に驚きはしなかったが、顕子の内に秘めてある、凄まじい官能の高ぶりに、気圧される気分をそれぞれに感じていたのであった。

 その中でも、つい数瞬前まで性器で繋がっていたのに、ふり落とされた牧田の衝撃は、大きかった。顕子の叫ぶ言葉は、逆を返せば、「あんな細くて、小さくて、柔らかいのは、いらない」ということになっているのであり、いくら子どもとはいえ、いや、子どもであるだけに、激しく牧田の自尊心を傷つけたのである。しかも、よりによって、日頃彼が仲間と見なしている友人たちの面前で顔に泥を塗られて様なものであった。

 ギラギラと牧田は血走った、憎しみに似た光を瞳にたたえて、振り落とされた際に、思わずついてしまった腰を地面から持ち上げた。

 ……クソっ!!舐めやがって!!見てろよ、今度はそんな馬鹿なことは言わせない!泣いて喜んで、オレのチ×ポが最高だって、言わせてやる!!

 牧田の心の中にどす黒い闘志が沸き起こる。そのまま、寒河江に胸を固定されているために、雑木を抱いたままの顕子の白くまろやかな美臀に挑みかかろうとする。

 「ぼ、ボクがっ!」

 だが、挑みかかろうと、歩を進めようとした牧田の目の前を、清治の太り気味の丸い背中が遮っていた。見れば、清治の下半身はすでに剥き出しになっており、その並の大人では勝ち目のない巨大さを誇る逸物は、完全に剥き出しの赤黒い亀頭を、天目掛けて突き上げていたのである。

 その子供らしからぬ巨大さ、逞しさに、牧田は気を呑まれてしまっていた。思わず清治を呼び止めることを躊躇した次の瞬間、清治が顕子の背中に覆い被さってしまっていたのである。

 「おあっ!!す、すごっ!!……あ、あはぁっああああっ!!」

 清治がぬるりと最奧に押し入ってきた瞬間、顕子は圧倒的な充足感と完璧に近い官能に、身を引き絞って、応えた。襞という襞を、擦りあげ、粘膜という粘膜を、押し上げ、押し拡き、荒々しく埋まってくる、欲しくて欲しくてたまらなかった感覚に、顕子は、歓喜の声をあげて、激しく肉体を震わせた。

 清治の長大な逸物は、そんな顕子の反応を感じながらも、さらに奧へと身を進めた。ねとねととした白っぽい粘ついた体液に幹を濡らしながら、清治の分身は、猛り狂って傘を開ききった亀頭を、子宮間際まで到達させる。

 「おほっ!い、いひぃっ!」

 子宮に押し入ってきたものの先端が触れたような感覚がした瞬間、顕子の白く引き締まった四肢に電流が走る。ビクビクと、まるで官能の奥底からやってくるような、激しい震えに身を任せながら、顕子は瞬間的に絶頂を極めてしまっていた。

 しかし、清治はそんなことは、お構いなしで、幼く激しい劣情を、顕子の形のいい白い肉丘に叩きつけ始めていた。

 「うぅ……先生っ!紺野先生っ!!」

 昼下がりのどこかぼやけた感じの日光を浴びた白い背中が、蛇の腹の様に妖しく光って、清治の目を打つ。長い黒髪は、うなじの辺りで二つに別れ、ぞんざいな感じで地面目掛けて垂れ下がっているが、清治が腰を大きく叩きつける度に、見えないワイヤーで吊り下げられているかのように跳ね上がる。

 清治の動きは、昨夜以上に能動的で、重く深く荒々しい。止めどなく沸き上がる、顕子への思慕と、今朝以来の、牧田へ対する面には出さなかったが深く心の内に秘めていた対抗心や、嫉妬が、清治の下半身に凝り固まり、熱を発し、顕子を貫いているのだ。

 ……どうだ!僕のじゃないと、ダメなんだ!牧田くんの×ン×ンじゃ、先生は満足出来ないんだっ!それなのに、朝、勝手に先生を独り占めにしてっ!さっきもいきなり先生に突っ込んだりして!僕を、僕のことを見くびるなっ!いくら牧田くんだって、仲間にしてくれた牧田くんだって、先生を独り占めになんて、させないぞっ!!

 グンと、清治の下半身の勢いが増し、顕子は頬の辺りを雑木の木肌に押しつけられる。すでに押しつけられ寒河江に弄ばれている乳房は、そのまま木肌に擦り付けられており、顕子の上半身は、ほとんど雑木によりかかるようになってしまっていた。それだけに、雑木には清治と顕子の動きがダイレクトに伝わり、ゆさゆさと、嵐にでも遭っている様に、大きく不自然に揺れる。

 「はぁひぃっ!す、凄ォいンのぉっ!!いいっ!いっぱい、いっぱいキてるぅっ!」

 木肌に濡れた頬を擦り付け、天を仰いで、顕子は淫らな泣き声を撒き散らす。背後からの清治の重々しい責めと、胸元の寒河江による拷問的な乳房への責めとの二つは、すっかり顕子の官能を、狂った精神によって生まれていた飢餓感を、圧倒的に満たし、果てない天空へと突き上げていく。

 「ひはぁっ!!いいぃ〜っ!」

 ひときわ甲高い嗚咽をあげながら、顕子は自分の中枢神経を焼き尽くす官能の炎に、身を投げ出していた。そこが真っ昼間の雑木林であるということも、林間学校であるということも、相手が小学生の教え子であるということも忘れて、顕子は自らを解放し、呑み込まれ、極みに達しようとしていたのである。

 だがそんな顕子の狂態は、先程顕子に放り捨てられた牧田にとっては、その反応が激しく真摯であるだけに、大きな裏切りに思われていた。

 ……ゆるさねぇ……こんな、馬鹿にされたままで……!

 顕子の心底から迸るはしたない喜悦の叫びを浴びながら、牧田は、ギラギラと不穏な光に揺れる瞳を、絡み合う顕子と清治に向け続けた。
                                 
       


悶絶投稿へ戻る     戻る    進む