最終修正日2007.12.27.
最初に結論ですが、画像を保存されない方法はありません。どんな小細工をしたところで、画像が表示されるなら、コピーはできます。
Winの場合はPrintScreenKeyを押す、Macの場合はcaps lock+shift+4+コマンドキーを押すでスナップショットがとれます。右クリックを禁止しようが、画像をCGIで表示させようが、そんなことは関係ありません。スナップショットを防ぐHTMLタグやJava Scriptはないのですから。
Winの場合はOSの設定で、特定のアプリケーションのプリントスクリーンを禁止することができます。ですが、これは会社のパソコンの設定を、管理者が決定するような場合を想定しています。インターネット上のサイトの管理者が、見ず知らずの閲覧者のOSの設定をどうこうするのは、簡単ではありません。また、画像キャプチャソフトというのも、出回っています。
ちなみにスナップショットの場合、画質はどの程度劣化するのでしょうか? 試してみました。
元画像↓
スナップショットして画像部分だけを切り抜いたもの↓
ほとんど変わりませんね(笑)
ネット上の画像を自分のパソコンに、ダウンロードすること自体は違法ではありません。私的複製の範囲内です。ですから、ダウンロード禁止などの注意書きはしない方がいいでしょう。技術的には、色々あります。初心者対策にしかならないでしょうが、ブログや他のサイトへの無断転載に困っている方はどうぞ。HTMLソースを隠す方法というのも、存在しますが、表示されるのにかかる時間が長くなります。
画面をキャプチャされたらおしまいだとはいえ、画像のURLがわからなければ、簡単にダウンロードできないのが、以下のように画像をFlashで表示する方法です。ただし、数万円のFlashが必要です。
もっともホームページを丸ごとダウンロードするツールの類を使われたら、画像のURLがわからないようにしても、もっていかれます。
Flashを利用しているサイトの例。MEYER WORLD
こういうやり方です。これもスナップショットで簡単にとれますが。
こういう方法です。どうぞ保存してみて下さい。もっともこれも(以下略)
こういう方法です。CSSファイルには、
と書いてあります。ブラウザによっては画像が表示されません。もっともこれも(以下略)
Winの右クリックで出るメニューは、画像の保存だけでなく、新たなウィンドウでリンクを開く、ソースを見る、文章をコピペする等、様々な機能を持ちます。そのため他の用途で右クリックをした閲覧者がいきなり泥棒扱いされた気分になったり、保存するつもりはあっても自分のハードディスクにお気に入りとしてコレクションしておこうとしているだけの常連さんが、不快に感じたりと、マイナス要素も多くあります。そしてこれもJavaScriptを切れば無効です。左クリックを押しながら右クリックするという手段もあります。それにページ自体をメニューから別名で保存して、ページ作成ソフトの類で開けば、ソースはまるわかりです。
それから右クリック禁止は日本人だけが行うのではありません。以前私が海外のファンサイトでソースを見ようとしたところ、クリックでメニューが表示されず、他の方法でソースを見たところNo
rightclick script v.2.5 (c) 1998 barts1000(以下略)という著作権表記のあるJava
Scriptが挿入されていました。もし海外では右クリック禁止はあまり知られていないだろうと思うならそれは甘い期待です。
なお、Macのマウスはボタンひとつで、画像の保存はたいていドラッグ&ドロップで行います。ちなみにこれもスクリーンショットで画像が保存できます。
それでも右クリック禁止したい方には、以下のページをご紹介します。
< prev | back | next > |