最終修正日2007.10.12.
ワールドワイドウェブ上のファイルは、世界中に公開された物です。公開されたファイルへのリンクは自由です。ですから、あるサイト、あるページ、ある画像がある日いきなり、外国のサイトを含む他のサイトや掲示板、日記からリンクされる可能性があります。ですから、アクセス制限やリンク弾きやロボット避けが、重要になるわけです。この文書では「無連絡で張られたリンクを発見し、対処するためのアクセス解析」を紹介します。もちろん、閲覧者の傾向を知る読者アンケートとしても、アクセス解析は有効です。
ちなみに、アクセス解析をしているサイトには行きたくないという人がいますが、ほぼ全てのサーバーはアクセスを記録しています。もっとも、そのログをそのサイトの管理人が解析できるかはサーバーの設定によります。
今日から使える無料のレンタルから、サーバのログを直接取得するものまで、様々なものがあります。
一番簡単で、どこででも設置できること、解析結果が他人には覗かれないことが長所です。欠点はバナーが目立ち解析しているのがバレバレなことと、バナーを貼ったページしか解析できないことですね。画像を読み込ませることで解析し、JavaScriptで、リンク元をチェックします。なので、画像とJavaScriptを切っている訪問者のアクセスは解析できません。
NINJA TOOLSやFC2が有名です。
参考リンク オールフリー タダでつくるホームページ
長所はページを一見しただけでは解析しているのがバレない事でしょうか。短所はソースを見たら、バレることです。それと、CGIが使用可能なサーバーでないと設置できないことですね。あと、CGIやその設置の仕方によってはアクセス解析ページが誰にでもみれてしまうことですね。こんな感じで
これも画像を読み込ませることで解析し、JavaScriptで、リンク元をチェックします。なので、画像とJavaScriptを切っている訪問者のアクセスは解析できません。バレにくくしたいときは画像は縦横1ピクセルの透明画像にしましょう。訪問者の少ないサイトなら、ログが一定数蓄積するタイプのCGIがおすすめです。Kent WebのAccess Report等。また、隠しカウンタのようにして、一日あたりの訪問者を知りたい人は、Try The HomePageのアクセス統計等を使ってみて下さい。
長所はソースを見られてもバレないこと。それから、画像を切ったり、JavaScriptを切ったりしている訪問者のアクセスも解析できることです。短所はSSIを許可するサーバーのみでしか使えないことです。ネットサーフレスキューあたりで入手しましょう。
長所は画像ファイルへの直リンクを含む、すべてのアクセスを解析できることです。それと、ページやそのソースを見ても閲覧者にはわかりません。短所はユーザーにサーバーのログへのアクセスが許可されている、サーバーであることが条件となることです。
ウェブページのデータを配信しているサーバーには、基本的に全てのアクセスが記録されます。サーバのログとは、文字どおりあなたのサイトを情報として記憶している機械の通信記録です。この記録は非常に詳細で全てのファイルへのアクセスを記録しています。具体的にはこういう文字の羅列です。このログをAnalogという無料の解析ソフトを使って解析するやり方をここでは解説します。この種のログ解析ソフトには有料のものもありますので、アナログでは物足りない方は探してみて下さい。
Analogでアクセスを解析する場合、まず、サーバーのログを手に入れなくてはなりません。これはFTPで接続してサーバーからダウンロードするものです。FTPで接続して見つからない場合、サーバーのマニュアルを熟読の上、サポートに問い合わせて下さい。ちなみにyuzuriha.sakuraサーバーのログファイルは、6時間ごとにひとつのファイルにわかれ、ひとつのファイルのサイズは圧縮された状態で約5MB、解凍して50MB。一日分約200MBのこういう文字の羅列を見てもわけがわかりませんので、Analogで情報を整理するわけです。
Analogはパソコン上で動作する集計ソフトですので、ログが手に入ったら、ご自身のパソコンにインストールして下さい。それから、設定をカスタマイズして、ログファイルをAnalogで解析します。そうするとこのような詳細なアクセス解析結果がでます。リンク切れとかも発見できて便利ですよ。
また、海外などから画像を直リンクされた場合、1分間で書いた10MBの巨大へのへのもへじの絵や、無断転載禁止と英語で書いた画像と入れ替えることも、できます。
アクセスログや解析結果を、ユーザーに提供してくれるサーバーの例は、以下です。
国名が知りたい場合は便利コム！！ 「世界のドメイン情報」のドメイン一覧をどうぞ。さらに詳細な情報はIANAで得られます。
主に日本国内のプロヴァイダー名が知りたい場合はIPドメインサーチです。
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