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   第12章

権田とチンピラは、ほとんど同時に、美樹の中に大量の精液を放った。どろりとした権田の精液が美樹の喉を通過していき、美樹は吐きそうになったが、そんな暇もなく、すぐさま加藤が権田と入れ替わってベッドに上ってきた。
加藤はベッドの上にあぐらをかいてすわると、美樹の脚を大きく開かせて、向かい合うような形で自分の膝の上に美樹を抱きかかえた。美樹の意識はほとんど朦朧とし始め、ただ飢えるような性欲だけが旺盛に燃え上がって美樹の心を支配していた。

「いやっ・・・恥ずかしいわ・・・。」脚を真正面から開かされて、美樹がうめくように言った。
「へっ、何を言ってやがる。ワレメがぱっくり開いて、次の男を待ってるじゃねぇか。やっぱり、女はこうやって正面から抱き合うのが一番だぜ・・・。くっ、くっ、くっ」加藤がにんまりと笑いながら、美樹の秘裂を手のひらでさするように愛撫する。
「ああっ・・・いやあ・・・ああん・・・。」美樹がたちまち悶え始めた。加藤はさらに、顔の前に突き出された美樹の乳房にむしゃぶりつき、口いっぱいにほおばった。さらに、縄で縊り出された乳房を指でつまんでしごく。縛られ、秘部をさらけ出すように抱きかかえられて乳房を嬲られているうちに、美樹の心にまたざわざわした被虐の暗い喜びが沸き上がってくる。

「へっ、へっ、またたっぷり濡れてきやがったぜ。どおれ・・・。」加藤がそそり立った自分のイチモツを美樹の秘裂にあてがい、美樹の尻を引き寄せるようにして、ずんと挿入していく。
「ひぃっ!あっ・・・だめぇ・・・」美樹の上体が快感のためにのけぞった。
「こんだけ濡れてると、入れやすくていいぜ。」根元まで押し込むと、加藤はゆっくりと腰を使い始めた。
「あっ、ああん、あっ、あっ、あっ・・・」美樹の喘ぎ声が響く。加藤は腰を使いながら、また乳房にしゃぶりついた。
「へっ、いいぐあいだぜ。オレもあっという間にイっちまいそうだ。へっ、へっ・・・」加藤のピストン運動に合せて美樹のロングヘアーが揺れる。

「あ、兄貴・・・オレも混ぜてくれねぇかなぁ。」ベッドの側で見物していたチンピラのひとりがかすれた声で言った。
「けっ、お前は後ろが好きだったな。構わねぇぜ。くっ、くっ・・・」加藤が腰を使いながらにやっと笑った。すでに額には汗の玉が浮いている。美樹は上体をよじらせ、切なそうな喘ぎ声をあげていた。チンピラは股間のモノを勃起させて、ベッドの上に上がってくると、加藤に抱かれている美樹の背後から近づいた。加藤は抱き寄せるように美樹の上体を自分のほうに傾ける。
「よがり汁が尻の穴まで滴れてきてやがる。これなら入れやすそうだ。」チンピラは勃起したモノを美樹の尻の穴にあてがった。
「きゃあっ、そ、そこ・・・違う・・・あっ、いやっ、きゃああああああああっ!」チンピラのイチモツが美樹の尻の穴を貫いていく。ぎしっ、ぎしっ、と自分の尻の穴が押し広げられていく感覚に、美樹は恐怖の叫び声をあげた。

「へっ、暴れるんじゃねぇ。けっこう慣れると後ろの穴も病みつきになるようだぜ。けっ、けっ、けっ・・・」
「や、やめてぇ・・・い、痛いわ!・・・お願い!」美樹が叫ぶが、男たちはにやにや笑いながら、美樹を前後から貫いたまま、また、腰を使い始めた。
「うへっ、なんか加藤さんとやってるみたいで気色わるいですぜ。」チンピラが美樹の背後から乳房をむんずとつかみ、尻を犯しながら乳房をこねる。
「ばーか、へっ、へっ、へっ・・・。」加藤もまた激しく腰を使い始めた。
「はううう・・・ああ・・・お願い・・・やめてぇ・・・」激痛で美樹の声がかすれる。
(ひ、ひどいわ。肛門が裂けそう・・・。でも・・・肛門の周りが何かむず痒いような・・・何なのこの感覚は・・・ああっ、何か変・・・ああっ)

二本の怒張したモノに貫かれながら、美樹は自分がまた絶頂に向かってのぼりつめていくのを感じた。秘裂と肛門を隔てる薄い肉壁が二本の男根に擦り合わされて、いっそう増幅された性感が美樹を襲い、またもや被虐的な官能の炎が美樹の心を倒錯の世界に導いていく。
(両手を縛られて動けない私を、こんなに恥ずかしいかっこうで、責めたてるなんて・・・あうぅ・・・でも・・・感じるわ・・・前の穴も後ろの穴も・・・ああ、ほ、欲しい・・・もっと中をこね回してぇ!)
男たちにサンドイッチされたような形で、前後から腰を使われて、美樹の体が硬直し、また細かく震え始める。

「はうう・・・いやあ・・・あっ、もうだめっ・・・イクっ・・・イクっ・・・」美樹がいやいやをするように顔を振りながら上体をのけぞらせた。
「おおう、オレも・・・出るぜ・・・うっ!」加藤が思いっきり深く腰を入れる。
「きゃっ、いやああああああああああーっ!・・・・・・・・ひいぃぃぃぃぃぃーっ!」美樹は体中に鳥肌がたつような快感に包まれて、この夜何度目かの絶頂を迎えた。ほとんど同時に前後から加藤とチンピラも、美樹の体の最も深い場所でしたたかに射精し、さらに美樹を官能の深みに突き上げていった。男たちが果てたあとも、美樹の体は痙攣し続けた。

美女が悶え狂う姿に刺激されて、休み無く男がまた入れ替わり、股間のモノを勃起させてベッドに這いはがる。絶頂の余韻にひたる間も無く、美樹を次の責めが襲う。果てしない陵辱の夜は、どこまでも続いていった。


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