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  第三話 

次の日から博と光男は作戦を練った。多分簡単にはやらせてくれそうにないので睡眠薬で眠らせてから悪戯して目がさめるまでに行為を済ませようという浅はかなものだった。そして実行の日を迎えた。その日は光男の両親は前々から計画していた旅行に行ってしまう日だった。薬局で1番重要な睡眠薬を購入し、コンビニではコンドームを買った。早速朝から光男の家に行き準備を始めた。

「早く翔子先生こないかなあ」

「まだ朝の10時だぜ、そう気を急かせるなよ」

光男は博を落ち着かせ淡々とビデオカメラのチェックしていた。時間がたつのが意外に早くついにターゲットとなる翔子先生がやってきた。

「こんにちは、あらまた会いましたね」

翔子先生は博に挨拶すると座ってカバンからテキストなどを取り出していた。光男は早速下に降りてお茶とお菓子を用意した。そして間違えて自分が飲んでしまわないように先生のコップだけ色つきにして持っていった。

「先生、お茶でもどうですか」

光男は先生の前に睡眠薬入りのお茶を出した。

「あら、もうティータイムにするの?」

翔子先生は不思議がっていた。慌てた光男は

「いや、飲みながら勉強しようっていってるの」

と切り替えした。先生は

「じゃあ、頂きながらやりましょうか」

と言ってくれたので安心した。博はいつ飲むか、いつ飲むかと思いながらも、なるべく見ないようにして漫画を離れたところで読んでいた。30分ほどたった時だった。先生はお茶を飲み始めた。光男と博は一気に汗が出た。

「お代りもらうね」

先生はそういうとお茶をお代わりした。2人はついに飲んだと思ったが薬が効く気配は一向になかった。失敗かなと思いながら2人は計画の失敗を悟った。そして数分して休憩をとることにした。先生はできなかった問題の解答を説明しながら雑談も交えて30分の休憩時間を過ごした。博は失敗に終わった計画を悔やむことは以外になかった。俺は馬鹿な事をしようとしていたのかもしれない。きっと神様がやめろといって計画を失敗させてくれたんだ。そう思うと自分が情けなくなってきた。そう考えているとふと自分の体をゆする手に我に返った。

「先生見てみろよ」

光男が博に言った。博が先生のほうを見ると先生がカクンカクンと上半身を左右に揺らしていた。すでに目はうつろで焦点があっていない感じに見えた。光男は先生に大丈夫と聞きいていたが先生は光男に体を預けるとそのまま眠ってしまった。

 光男は先生を抱きしめながら博に

「成功だぜ、これでもう俺たちのものだぜ」

博はさっき考えていたことを撤回した。2人は早速先生をベッドに寝かせ準備に取り掛かった。まずビデオカメラで舐めまわすように撮った。次にいよいよ服を脱がす時がきた。

「いよいよだな」

光男は嬉しそうにTシャツに手をかけた。するすると脱がすと青いブラジャーが現れた。

「かー、たまんねえよ」

博は我慢しきれず服を脱いだ。光男も後を追うように服を脱ぐと光男はビデオカメラをまわした。

「博、おまえホックはずせよ」

大任を任せられた博は恐る恐るホックを外しにかかった。

「おお〜」

2人は奇声をあげた。きちきちのブラからは開放されたと言わんばかりの爆乳があらわになった。2人は目をあわせて2人で片方ずつをもみ始めた。すると光男はビデオカメラを博に預けるとクローゼットでごそごそ始めた。何をしているのだろうと思って見ていたがあまりにも長かったので先生を堪能しようと思いファインダーを覗いた時だった。

「やばい」

博は慌てて光男に助けを求めようとした。

「先生がもうちょっとで気づくぞ」

光男もそれを聞いて慌てた。

「目がさめたら抑えとけ」

そういって光男はまだクローゼットでなにやらやっていた。先生のほうを見るとめがぴくぴくして今にも目が開きそうに感じられた。博の不安は当たってしまった。

 目を開けた翔子先生は数秒何もできないでいた。自分はなぜ天井を見ているのだろうと考えていたがなんとなく自分が寝てしまったことに気が付いた。

「やだ、私寝ちゃったんだ」

先生は自分が上半身裸にされていることすら気づいてなかった。先生がふと横を見ると裸でビデオカメラをまわしている博がいた。

「きゃあ」

思わず先生は両手で顔を隠した。するとその瞬間自分の手を強引に後ろに回されてしまった。そしてカチャッと音がした瞬間両手の自由を失ってしまった。

「ふう、間に合った」

光男は先生の手に手錠をかけていた。

「先生、今から俺たちといいことしようね」

そういわれた瞬間先生は泣き出してしまった。

 


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