縁は台に鎖で固定されている両手の鎖を緩めた。
もちろん、両足の鎖は緩めていないので、薫は逃げることはできない。
縁は薫にかみそりを渡した。
薫はかみそりを持ったが、陰部に目を向けると、不意に泣き出した。
「嫌、嫌、もう嫌!」
「じゃあ、もう一度一本づつ抜いてあげようか?」
「嫌、それも嫌!」
「そんな我侭な・・・。10数えるうちに決めないと、一本づつ抜くよ。」
「10」
「・・・」
「9」
「・・・」
「8」
「・・・」
「7・・・6」
「・・・」
「5・・・4・・・3・・・」
「・・・」
「2・・・」
「・・・」
「1・・・」
「・・・」
「ゼ・・・」
「剃ります!」
「フフン。時間ぎりぎりだけど、まあ良しとしましょう。じゃ、お願いしますね」
薫は意を決して陰毛をそり始めた。
ゾリ・・ゾリ・・・
少しづつ、薫の陰毛がそられていく。
ゾリ・・ゾリ・・・
(何で・・・自分の手で・・・こんなことを・・・)
ゾリ・・ゾリ・・・
薫は涙ぐみながら剃っている。
・・・5分後・・・
「・・・剃れたわよ」
「本当かい?ちょっとでも残っていたら・・・そうだねえ、蝋燭で残ってる毛を焼いてあげるから、どれ、見せてごらん」
「ま、待って!。確認させて!」
「そうかい?じゃあどうぞ」
薫はつるつるになった恥丘を眺める。
「どうだい?なかなかじっくり眺める機会なんかないでしょ?ご感想は?」
「・・・変態!・・・」
「ずいぶん変わった感想ですね。まあ、確かに人前で股を広げて、自分の性器を覗きこんでいる若い娘さんは変態以外の何物でもありませんからね。」
「・・・」
「そろそろいいでしょう?」
縁は再び鎖で薫を固定すると、薫の恥丘を嬲る様に覗きこんだ。
薫は目を閉じて顔をそむけているが、股間には熱い視線を感じていた。
(こんなんじゃ・・・剣心に見られたら恥ずかしい・・・当分湯屋にも行けないわ・・・)
そんな薫の気持ちを知ってか知らずか、縁は液体の入った壷を持ってきた。
「化膿するとまずいですからね・・・」
そう言いながら、液体を恥丘に擦り付けた。
「・・・!!」
先ほど縁が薫に渡したかみそりは、わざと切れ味の悪い物を渡したのだった。
しかも、薫は剃り残しがないように何度もかみそりを当てていた。
当然、薫の恥丘は目には見えないが無数の切り傷だらけであった。
その切り傷1つ1つにはっか油がしみる。
突き刺すような熱さとして薫には感じられた。
「これで化膿することはありませんから安心してくださいね。
じゃあ次に行きましょうか」
To be continued.
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