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  スーパー・ヒロイン勢揃い!                          DARK ONE 著  いぬかみ訳

スーパー・ヒロイン勢揃い!  DARK ONE 著
(原題:KING PIMP’S SUPER THANKSGIVING )
スーパー・ヒロイン、魔宮殿を総攻撃!

第四章

 階下でこうした事態が進行しつつある間、ジャングル・ベーブとチャンピオン・ガールは、キング・ピンプのペントハウス・アパートを捜索し終えていた。
二人はそこで何も発見出来なかった。それで二人は、計画Bに移る事にした。
チャンピオン・ガールはスーパー・パワーの放電能力を用いてエレベータの電気系を破壊した。
その建物には二カ所に階段が有った。
二人は、各々がタワーの片側を担当する事にして、夫々片方の階段を使用して下に降りて行った。
二人は一階ずつゆっくりと下り、スーパー・ヒロイン・ラウンジのある六階まで降りて来た。

「ここには何が有るのかしら?」
ジャングル・ベーブが階段から廊下に歩み出ると、壁に掛かった何枚もの絵が眼に入った。
それらは、何と、恥辱的な立場に貶められたスーパー・ヒロイン達の姿を、等身大で極めて写実的に描いたもので、非常に目立つ様に展示されていた。
中には、ディルドを腰に付けたMs.アメリカーナに犯される彼女自身の絵も有った。
そして黒い扉の上には、赤と白そして青の文字で、恐ろしい運命が待ち受けている事を予感させる不吉な言葉が綴られていた。
『スーパー・ヒロイン‘懲罰・淫悶獄’へ ようこそ』
 
 (訳者注:原文は Purgatory 正式訳は煉獄 :キリスト教(カトリック)で、地獄へ落ちる程ではないが罪を犯した人間が、死後、魂を浄化する為に苦しみを受けるとされる場所。日常的には単に苦しみを受ける場所という意味でも使われる。)

二十二歳のスーパー・ヒロインは、栗色の眼に怒りを込めてその扉を睨みつけた。
ジャングル・ベーブはチャンピオン・ガールを待つべきである事は分っていた。しかし扉の向こうでは、邪悪な男達が彼女の友人であり仲間でもあるスーパー・ヒロイン達を、想像しうる最も悪質で嫌悪すべき方法で弄び虐待しているのだ。
ジャングル・ベーブは、未だ若く熱心なフラッグ・ガールとゴット・チックそしえて伝説的なゴット・ギャルが貶められ、卓越した女性であるにもかかわらず、明らかに彼女達に相応しくない、世界で最も古い職業を強制させられている姿を思い浮かべた。
腰迄有る長いプラチナ・ブロンドの髪を肩の後ろに放り投げ、豹皮衣装のスーパー・ヒロインは、肩をいからせ行進する様に扉を通り過ぎた。

部屋に入ったジャングル・ベーブの眼に入ったのは、部屋中にいる眼をぎらつかせた客達だった。
その客達が取り囲んで熱心に見入っていたのは、硬い肉棒に刺し貫かれ、汗びっしょりに成って喘ぐスーパー・ヒロイン達だった。
そしてその様子を、用心棒達が冷徹な眼で注意深く見張っていた。
部屋の中央には、レディ・ミッドナイトが、両手両足を広げられた姿でコーヒーテーブルの上にきつく縛り付けられていた。
キング・ピンプは玉座に座りその様子を眺めている。
その膝の上にはゴット・ギャルが、キング・ピンプに背を向けて座っていた。
ゴット・ギャルは、艶かしく巨乳を揺らし、絹の様な金髪を波打たせながら、キング・ピンプの巨根の上で肉体を上下に揺すっていた。
その肉棒は、セクシーなスーパー・ヒロインの排泄器官を掻き広げていた。そして、ゴット・ギャルは、ずっと動物の様な嬌声を上げ続けている。
ジャングル・ベーブは、ゴット・ギャルの白いマスクを着けた美しい顔に浮かぶ、完全に恍惚とした表情に強い衝撃を受けた。

「ゴット・ギャル、止めて!」
ジャングル・ベーブは思わず叫び声を上げると辺りを見回した。
フラッグ・ガールは、座っている男に正対して、肉棒の上で身体を上下に揺らしていた。
その間、男はフラッグ・ガールの揺れ動く胸を揉み上げ、もう一人の男が尻を持ち上げていた。
パワー・ラスは、膝迄有る青いブーツの他は裸で、膝の上に巨大な黒人の頭を乗せていた。
ゴット・チックは、バット・ベーブと一緒に小さな舞台の上でバイブレータ機能付のディルドを使って交互に犯し合うショーを演じていた。

「駄目よ!駄目よ!絶対駄目!こんな事、全部間違っているわ!」
「他のスーパー・ヒロインか?」
キング・ピンプは驚いて見回しながら言った。
「どうやら、今週は良い週に成りそうだな」
「何て無礼なの、善良で純真なスーパー・ヒロインに対してこんな事をするなんて」
ジャングル・ベーブは、嫌悪する売春業者に向かって歩み寄りながら怒りを込めて唸る様に言った。
ジャングル・ベーブの前に用心棒の一人が進み出て彼女の行く手を阻んだ。
ジャングル・ベーブは唸り声を上げると男の急所を蹴り上げた。
男が身体を折り曲げると、ジャングル・ベーブはその男を、背後から忍び寄って来た用心棒に向けて放り投げた。
ジャングル・ベーブがこんな単純な作戦に引っかかる訳が無かった。
しかし男は、飛んで来る男を蛙の様に跳んでかわしてジャングル・ベーブにタックルして彼女を驚かせた。
「ウウッ!」
ジャングル・ベーブは床に叩き付けられ低い唸り声を上げた。
硬い床にしたたか頭を打ち付けたジャングル・ベーブは目眩がして朦朧としていた。
その用心棒はジャングル・ベーブを引っ張り上げて立たせると、腹に一撃を加えて身体を折り曲げさせ、更に顔に膝蹴りを当てて後ろへ仰け反らせた。
それをもう一人の用心棒が待ち受け、顔を殴りつけて、ジャングル・ベーブを最初の男の方へ送り返した。

「止めなさい!」
チャンピオン・ガールが扉の所から大声を上げた。
「彼女を放しなさい、さもないと私の恨みを思い知る事に成るわよ!」
キング・ピンプは、黒と金色の装飾が施されあ赤い衣装を身に着け、黒い膝迄の踵の高いブーツを履いたゴールデン・ブロンドのスーパー・ヒロインに眼を見張った。
彼女は、黄金のマスクを着けているにも関わらず、注目すべき美貌の持ち主だった。
チャンピオン・ガールは上背が有り、身体にぴったりした衣装は、彼女のその見事な肉体の曲線を少しも損なわなかった。

「あの女を捕まえろ!」
キング・ピンプが命令した。
チャンピオン・ガールはキング・ピンプに向かって唸り声を上げた。
その部屋には沢山のスーパー・ヒロインがいた。その時殆どのスーパー・ヒロインは何らかの方法で犯されていた。
その性行為を止めた客はほんの僅かだったが、殆どの者が熱っぽい眼で見成り行きを見守っていた。
チャンピオン・ガールは、客達は全員、彼女が敗北し、他のスーパー・ヒロイン同様性奴隷の仲間入りする事を期待しているのを悟った。

怒り狂ったチャンピオン・ガールは、スーパー・パワーを召還し、前に進みでるとキング・ピンプに手を向けた。
チャンピオン・ガールは、キング・ピンプに強烈な苦悶を与えようとしていた。
その強烈な衝撃を受ければ、キング・ピンプは、全身が小便と糞まみれに成り、一週間は眼を覚ます事も無いだろう。

それは眼にも止まらぬ速さだった。用心棒の一人がジャングル・ベーブの手首を掴み、チャンピオン・ガールに向けて彼女を振り飛ばしたのだ。
チャンピオン・ガールがその用心棒の動きに気付いたのは、悪名高い売春業者目掛けてパワーを放った瞬間だった。
ジャングル・ベーブは、チャンピオン・ガールが気付く前に、チャンピオン・ガールとキング・ピンプの間に位置していた。
チャンピオン・ガールがパワーを放ったのはその瞬間だった。
「イイイイイイイエエエエエエエオオオオオオウウウウ!」
ジャングル・ベーブは、チャンピオン・ガール目掛けて突進して来ながら悲鳴を上げた。

「ああ、しまった!」
大声を上げたチャンピオン・ガールは、巨大なパワーを使っている最中に集中力を失いつつあった。
咄嗟にチャンピオン・ガールは、懸命に失敗を取り返そうとした。それは、何か奇妙な方法でパワーを彼女自身に向けて逆流させようとするものだった。
しかし、それによって反って困惑が深まった。
セクシーなスーパー・ヒロインが彼女目掛けて飛んで来たのだ。
チャンピオン・ガールは両手を広げ、友人でもある仲間を受け止めようとした。
ジャングル・ベーブはチャンピオン・ガールの準備の整わない肉体に激突した。 「ウウウワアッ!」
チャンピオン・ガールは、扉の枠に向かって真っすぐ後方に吹き飛ばされた。
そしてジャングル・ベーブの頭に顔面を強打されたチャンピオン・ガールは、扉の枠に後頭部を打ち付けた。 両スーパー・ヒロインとも、ぐったりと床に崩れ落ちた。
チャンピオン・ガールの蓄えられていたパワーが、無益に消耗し弱まって行くのを全員が固唾を呑んで見守っていた。 やがて、全てのパワーを使い切る時が来た。

ジャングル・ベーブは直ちに裸にされた。彼女の露出過剰な衣装を剥ぎ取るのに多くの時間は要しなかった。
そして、長いソファに運ばれ、その真ん中に寝かされた。
キング・ピンプは、彼女の左手首を左足首に、そして右手首を右足首に縛り付ける様、彼の用心棒達に命じた。
そして、両手両足をソファの両側に縛り付けられたジャングル・ベーブは、秘所を大きく広げ晒し、極めて使い勝手の良い姿態だった。

チャンピオンガールの赤いビキニ型のパンティが、形の良い長い脚に添って引き下ろされた。
キュッと締まった腰に巻き付いている金色のサシュは残されたが、黒い袖のついた赤い衣装の上側は剥ぎ取られ、フラッグ・ガールの胸部を思い起こさせる様な巨大な丸みが深い谷間を露にした。

今チャンピオン・ガールが身に付けているのは、黒のブーツ、サシュそれにマスクだけだった。
そして、ジャングル・ベーブと同じ姿態に縛り上げられ、彼女の隣に置かれ、チャンピオン・ガールの右の手足をジャングル・ベーブの左手足に縛り付けた。

キング・ピンプは、その考えを一貫させる為、他のスーパー・ヒロイン達も同じ姿態に縛り上げ、全員一列に並べ互いに繋げて縛り付けた。
そしてキング・ピンプは、客達に、百ドル一回払いで、どのスーパー・ヒロインでも、あるいは全員でも、使い且つ虐待しても良いという自由を与えた。

その野蛮な宴会は直ぐに始まった。
そこに居る全てのスーパー・ヒロイン夫々に三人の客が付いていた。
これら敗北を喫したスーパー・ヒロイン達にとって、長く辛い一夜に成る事が証明されようとしていた。



シュガー・タウンの売春業者のドンは知らなかったが、Ms.アメリカーナはたった数階下にいた。
ヒスパニックのカップルは、Ms.アメリカーナの仕事ぶりにすっかり満足して遊びを終えていた。
Ms.アメリカーナは‘娼宮殿’と同意した料金の五百ドルを受け取った。
未だMs.アメリカーナはきつく縛られていたので、料金は彼女の歯の間に挟み、更にチップとして百ドル札を半分に折って、未だ疼いている秘穴に刺し込んだ。
少しして、Ms.アメリカーナを解放すべく見習い売春業者が部屋に入って来たが、眼にした姿に刺激され、肉棒を引き出し背後からMs.アメリカーナの上に乗った。
Ms.アメリカーナは、更に二回のオーガスムスを強いられた。それから、料金もチップも取り上げ、漸く彼女の手足の拘束を解いた。

「良い仕事ぶりだったぜ、姉さん」
見習い売春業者はそう言うと、彼女の衣装が纏めて入れてあるスーパーの買い物袋をMs.アメリカーナの傍らに置くと立ち去って行った。
Ms.アメリカーナは低く唸りながらやっとの事で立ち上がった。
既にMs.アメリカーナは、多すぎる程絶頂させられ、パワー・ベルトは役に立たなく成っていた。
‘正義の女王’は‘三十六計逃げるにしかず’と考えた。それでMs.アメリカーナは、衣装が入った袋を掴んでエレベータに向かった。
エレベータは何故か動いていなかった。それでMs.アメリカーナは階段を使う事にした。
一階に着いた時、彫像の様に美しいセクシーなスーパー・ヒロインは疲れ切っていた。

「あっ一寸、そこの姉さん」
美しい赤毛の女が呼び止めた。
彼女はベサニー・ビーバース、キング・ピンプの正式の愛人であり‘娼宮殿’の女支配人であり娼婦頭でもあった。
「ここへ来るの、随分遅かったじゃない」

ベサニーは困り果て、長い間イライラしていた。エレベータが止まった事で彼女は大忙しだった。
娼婦達は上の方の階にいるのに、客達は好みの女の所へ行けず、下の階でひしめき合っていた。
ベサニーは各娼婦に十人の男をあてがった。通常なら女の方が男より多くいたのだが。
ベサニーはてんてこ舞いだった。

「何でしょうか? 私、何も出来な・・・」
「出来ますとも、綺麗な姉さん」
ベサニーはそう言うと、暫くMs.アメリカーナを興味深そうに見た。
「私、貴方を知ってたっけ? 貴方新人?」
「そうです、今日が最初です」
Ms.アメリカーナが言った。
「それなら、綺麗な姉さん、私にその仕事の報告をしなきゃ駄目よ」
ベサニーが言った。
「‘牛太郎’の一人が私を見つけ、ヒスパニック・カップルの所へ連れて行ったんです」
‘真実こそ最善な道’だと思いながら、Ms.アメリカーナが言った。
「今迄上の階で激しいアナルセックスを強いられていたんです」

Ms.アメリカーナは腕を取られ、ストリッパー・ルームに連れて行かれ、部屋の中に押し込まれた。
その部屋には、欲情した男と不安げな女で満ち溢れていた。Ms.アメリカーナは青い眼を大きく見開いた。
「嗚呼、女神様、お助けください」
Ms.アメリカーナは小さな声で言った。
「エレベータが動き出す迄、皆さんのセックスを保証してあげなければ」
ベサニーが言った。そして、スーパー・ヒロインの衣装が入った袋を、Ms.アメリカーナの手から取り上げた。
「エレベータが動き始めたら返してあげるわ」

「やあ姉ちゃん、良いおっぱいしてるねえ」
Ms.アメリカーナの97Dsに眼が釘付けに成っている若いアジア人の男が言った。
「良い事しようじゃねえか、良いだろう?」
Ms.アメリカーナは肩越しに振り返った。
ドアの両側に立っている二人の大きな凶悪そうな用心棒が彼女を見張っていた。Ms.アメリカーナは、又も辱めをタップリ受け入れた。
結局の処、一晩中ずっと犯され続け、とても弱っていて戦う事等出来なかった。
その上、ベサニーが彼女の衣装を持って行ってしまい、自分が解放される迄は返してもらえそうも無かった。 Ms.アメリカーナは、パワー・ベルトの替わりを持っていなかった。それで、袋は絶対に返してもらわねば成らなかった。

「私の全てを上げるわ、お兄さん」
Ms.アメリカーナは、無理をして言い、作り笑いをした。 
「やったー!」
男は言うと、Ms.アメリカーナの手を取って、混雑している部屋の中を曵いて行った。
男は中央舞台の後側で椅子を見つけ腰を下ろした。Ms.アメリカーナは男のウエストに跨がり、艶かしいラップダンスを始めた。
それは、他の女達がやっている様に、ゆっくりと本番に近付いて行くやり方に見えた。
Ms.アメリカーナが身体をくねらせ始めると、直ぐに客は手を伸ばし揺れ動いている乳房を掴んだ。
Ms.アメリカーナは、男の心の赴くまま、彼女の胸を男に舐めさせ、キスをさせ、揉みしだかせた。

一旦ダンスを終わらせ、Ms.アメリカーナはソングを脱ぎ、それを舞台の端に置くと男のズボンのジッパーを下ろした。
男の一物が硬く成り準備が整う迄長くは掛からなかった。そして、正義の女王は、勃起した肉棒の上にしっかりと腰を下ろした。
Ms.アメリカーナは本職の様に腰を使い、あっという間に放出させた。
男は速やかに大きな白人中年男と代わり、次にやせた街のチンピラと続いた。
やがて、彼女の両脚の間を満たした客達を覚えておく作業をやめた。



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