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  ミズ・アメリカーナvsノックアウト団                                    いぬかみ訳

ミズ・アメリカーナ vs ノックアウト団  by Mr.X

 ブレンダ・ウェイドは、アマゾンの体を持つ背の高い黒髪の女性で、胸は、その為になら死んでもいいと女なら誰でも思う程巨大だった。
ブレンダは記者としてメトロ紙で働き、市内のどんなニュース記事も犯罪活動も、常に彼女が取り仕切っていた。
この事は、ブレンダがミズ・アメリカーナの姿で犯罪と戦う上で重要な事だった。

 警察の警報システムが、倉庫で強盗事件が発生した事を告げていた。
「今週に入って五回目だわ。このグループは本当に忙しそうね」
ブレンダは、陰に隠れ服を着替えながら思った。
ブレンダがミズ・アメリカーナの姿で犯行が行われている倉庫に到着したのは、警察が到着したのとほぼ同時だった。に、到着した。

「被害はそれ程でも有りません。警備員が二人眠らされただけで、全員控え室で保護されています」
ダービー巡査は、ミズ・アメリカーナを倉庫の中に招きいれながら言った。

「畜生!ミズ・アメリカーナだ!」 
屋根の上から、頭にフードを被った人影が、星が散りばめられたビキニ姿で長い脚を剥き出しにしたセクシー・ヒロインの様子を窺っていた。
「心配無いわよ」
隣にいた、やはり頭にフードを被った女が答えた。
「ミズ・アメリカーナを我々の特別ゲストとしてお迎えしようじゃないの」
ククッと笑うと二人は姿を消した。

数日後、ミズ・ウェイドのオフィスに極めて奇妙な電話が掛かってきた。
「エディーといいます。靴磨きをやっています。悪党一味がオークとピーコックの古い倉庫を襲うらしいです」
か細いどもりながらの声だった。
「そうね、ミズ・アメリカーナが彼らの歓迎に行けるかどうか確認しなくてはいけませんわ」
ブレンダは満面の笑みを浮かべて言うと、立ち上がり直ぐに行動に移った。しかしブレンダは、本当のエディーが、今、別の件で尋問を受けている事をうっかりしていた。

倉庫は暗く、並んだ木箱が月の光に照らされ、微かに青い光を放っていた。
突然、鈍いシュッという音が聞こえた。彼女が反応する前に、小さな矢は彼女の豊満な尻に当り、肉が細かく揺れた。ミズ・アメリカーナは直ぐにそれを抜いたが、少し目眩がした。
すると、頭に爆発するような鈍い痛みを感じた。背後からゴム製の棍棒で殴られ、ミズ・アメリカーナは膝を付いた。ミズ・アメリカーナは頭を抱え、目眩を振り払おうとした時、暗闇から手が伸び、濃厚なガスが彼女の顔目掛けて噴出された。
ミズ・アメリカーナは、エーテルの臭いによろめき、頭を廻し両手を突いた。ミズ・アメリカーナが何とか立ち上がろうと、片方の膝を立てると、クロロホルムを滲みこませた白い綿の束が彼女の鼻と口を覆った。
ミズ・アメリカーナは、攻撃者を投げ飛ばそうとしたが、直ぐに抵抗は終わり意識が薄れて行った。

ミズ・アメリカーナが眼を瞬かせ眼を覚ますと、両腕は背中で縛られ、両足も包装用の弾力性のあるプラスチックで縛られていた。口中に丸めた布が押し込まれ、ハンカチでそれが取れない様に縛ってあった。

「ようこそ、ミズ・アメリカーナ。お目覚めになってよかったわ」
ハイポ・ガンを持った女が言った。恐らく、彼女のお尻に矢を打ち込んだものだろう。
ミズ・アメリカーナが見上げると、一人の女と三人の男が眼に入った。皆、黒いスパンデック製の服を着て、眼の周りを隠すマスクを着けていた。

「私はハイポ、こちらはブラック・ジャック、クロロそしてガス。我等はノックアウト団。そして貴方は我々の特別ゲストよ」
女はクスクス笑いながら言った。
「一寸したゲームを用意しておいたわ。木箱を並べて迷路を造ってあるの。貴方のパワー・ベルトはこっちにあるからズルは出来ないわよ。貴方の縄は直ぐに解けるわ。タイマーをスタートさせて、もし時間内に貴方が逃げる事が出来れば、貴方は自由の身よ」
女が説明した。
「だけど、もし貴方が我々の内の誰かに捕まったら、我々はつまり・・・その・・・貴方を“いただく”わ」
女は、邪悪な笑みを浮かべて付け加え、ミズ・アメリカーナに衝撃を与えた。

「それじゃ、位置について・・・よーい・・・ドン!」
四人は暗闇に消えた。ミズ・アメリカーナは縄を解きにかかった。数分後、ミズ・アメリカーナは拘束から逃れ、迷路の中へ入って行った。

 ガスマスクを被った人影が現われ、強い臭いをミズ・アメリカーナの顔に噴き掛けるまで長くはかからなかった。ミズ・アメリカーナは後方へよろけ、崩れ落ち意識を失った。
ミズ・アメリカーナが気が付いた時、ガスが上から彼女の胸を弄っていた。ミズ・アメリカーナはガスを押し除けようとしたが、再度両手は背中で縛られていた。
ガスはミズ・アメリカーナの肌を吸い廻し、やがて彼女のビキニの上の側を引き剥がし巨乳を弄んだ。そして、一気にフレンチ・カットのビキニパンティを脱がせた。
ガスはズボンのジッパーを下ろすと彼女に馬乗りに成った。

 数分間が経過した。そして隠れている他の団員達は、ガスがミズ・アメリカーナを犯している音に、次第に興奮して行った。
ガスは仰け反り、絶頂に達して放出した。ガスは、ミズ・アメリカーナの喘ぐ口に濃厚なキスをし、次に彼の噴出器をミズ・アメリカーナの顔目掛けて、超強力睡眠ガスを噴きつけた。
ヒロインは、眼がしばたかせそして、意識を失った。

 ミズ・アメリカーナの超生理機能にとってガスの効果から逃れるのに長くはかからなかった。ミズ・アメリカーナは再び起き上がった。
「あの男が自分を強姦した!何ていやらしい奴なの!何とかここから脱出しなきゃ!」
ミズ・アメリカーナは、暗闇の中をよろよろと進みながら思った。突然、頭に苦痛の衝撃を感じた。ブラック・ジャックがゴム製の棍棒で彼女の頭を殴ったのだった。ミズ・アメリカーナは膝を付いた。更なる衝撃に、ミズ・アメリカーナは肘を付き、最後の一撃で動かなくなった。
ブラック・ジャックはミズ・アメリカーナのブラとパンティを脱がせ、彼女の上に乗った。
 ブラック・ジャックは、彼のいきり立った一物をミズ・アメリカーナの肛門に挿入し、ゴム製の棍棒を秘所の中に押し込んだ。ミズ・アメリカーナは意識を失っていたが、その刺激には抵抗出来ず、肉体が絶頂に弾け飛んだ。
 トロッとした液をミズ・アメリカーナの肛門に放ったブラック・ジャックは、眼を廻し唸り声を上げているヒロインを冷たい石の床に残し去って行った。

 頭を振りながら木箱を掴み起き上がると、ミズ・アメリカーナはビキニを着けた。そして再び迷路を進み始めた。
 「イタッ!」
ミズ・アメリカーナは、小さな矢が尻に突き刺さると悲鳴を上げた。だが、今回はやられっぱなしでは無かった。ハイポを捕まえ様と素早く暗闇に向かって突進した。しかし、そこに有ったのは、スタンドに取り付けられ自動的に発射する様に仕掛けられたハイポ・ガンだった。
ハイポは、片手でヒロインの口を押さえつけ、もう一方の尻の奥深く注射器を刺し込んだ。そして眠り薬を注射すると、ミズ・アメリカーナは目眩がし、やがて崩れ落ちた。

 ハイポは、もっと残虐だった。ヒロインをディルドを使って凌辱しただけではなく、ヒロインの顔の上に跨り、ハイポを喜ばせる事を強制した。眠り薬の効果が切れると、ミズ・アメリカーナは、数分間惨めな思いをしていた。

 ミズ・アメリカーナは立ち上がると、たった今急行列車と衝突したかの様に頭を振った。
「何とか・・・脱出・・・しなくては・・・もうこれ以上は・・・」
ミズ・アメリカーナはたどたどしく呟いた。顔中はハイポの、そしてディルドで犯された股間は彼女自身の愛液にまみれていた。

 ヒロインは更に数分の間彷徨い、小さな横のドアから白日の光が漏れ見える処まで辿り着いた。
「やった!これで脱出できるわ」
ミズ・アメリカーナはそのドア目掛けて走った。しかし、ハイポの矢が腿に当ってよろめいた。続いてブラック・ジャックの強烈な一撃がミズ・アメリカーナの頭上に振り下ろされ、よろけたミズ・アメリカーナはクロロの懐へ倒れこんだ。クロロはクロロホルムを滲み込ませた綿の束でミズ・アメリカーナの口を覆った。ミズ・アメリカーナは、その臭いに抵抗すべく必死にもがいた。
 ガスが歩み寄り、少量の特殊ガスをヒロインの顔に噴き付けた。クロロホルム、ガスそしてハイポの矢はその役割を果たし、ミズ・アメリカーナは倒れた。

 数分後、ミズ・アメリカーナは大きな木箱に大の字に拘束され、盗賊一味はあらゆる方法でヒロインを絶頂に叩き上げた。
ヒロインの体は、重なり合った裸の悪党の下に成って殆ど見えなかったが、悶え動くヒロインの肉体が、その一団を生き物の塊の様に蠢かせていた。

 三十分ほどの後、服を着た悪党一味が、滅茶苦茶にされたヒロインを取り囲むように立っていた。
「へっ!口ほどにも無かったわねえ、アメリー雌犬!」
ハイポが嘲笑する様に言った。ミズ・アメリカーナは、汗と性の液にまみれ、大の字に木箱に縛り付けられた裸の肉体をグッタリと横たわらせていた。まだ朦朧としていたが、ミズ・アメリカーナは未だ抵抗の意志を持ってハイポを見上げた。
「こ・・このお礼は・きっと・・させていただくから・・・」
ミズ・アメリカーナはたどたどしく言った。

「そろそろ、アメリーおっぱいに引導を渡してやる頃合だと思うが」
ブラック・ジャックは口元を歪め、ゴム製の棍棒を手で包み込みながら言った。
「誰がその栄誉を受けんだ?」
「俺がやる」
クロロは、小さな曇りガラスの茶色の瓶と、医療用の分厚い綿の束を取り出した。
「お前達が、俺の仕事をどんなに楽しみにしてるか知ってるぜ」

歩み寄ったクロロは、ミズ・アメリカーナの顔を取り囲む様に屈み込み、綿の束に滲み込ませ始めた。ミズ・アメリカーナは、クロロが瓶の中身を全部綿に滲み込ませると、パニックに成ってクロロを見詰めた。そして、クロロが綿をゆっくりと顔に近づけると、ミズ・アメリカーナは自棄を起した子供の様に暴れた。しかし、彼女の抵抗は無益だった。綿が鼻と口を塞ぐと、ミズ・アメリカーナは悲鳴を上げそして、嫌がる様にくぐもった低い唸り声を上げた。
「さあどうだ・・・それを吸いこむんだ。この綿には通常の五倍の量が滲み込ませてある。お前は眠りに落ちるんだ、永遠にな」

ミズ・アメリカーナは、自由に成ろうと無益にもがくヘビの様に体をくねらせた。しかし、その動きは直ぐにゆっくりしたものに成った。ミズ・アメリカーナの抵抗は、酔っ払いが歩く様な大きくヨタヨタしたものに成った。瞼が重く、眼から輝きが消えて行く。ミズ・アメリカーナは呻き声を上げため息をついた。眼を開いておこうとする戦いも敗勢が色濃くなって行く。やがて、眼を吊り上げると瞼が閉じた。ヒロインの体から力が抜け、横たわったまま動かなくなった。
クロロは、綿を押し付けたままニンマリとした。ミズ・アメリカーナの呼吸ががゆっくりし始めた。長く深い呼吸の間隔が次第に長くなって行く。クロロは、綿が動かない様に、外科で使う覆いを取り出しミズ・アメリカーナの口の周りを覆った。
四人はヒロインの呼吸が次第にゆっくりして行くのを見守っていた。
「彼女はこれでいいわ。さあ、サツが来る前にずらか・・・」
ハイポが言い始めた。

突然、倉庫の全てのドアが勢い良く開き、ダービー巡査と沢山の警官が雪崩れ込んで来た。ノックアウト団は完全に虚を突かれた。警官隊は、簡単に全員に手錠を掛け全員を逮捕した。
ダービーはミズ・アメリカーナに駆け寄り、クロロホルムの綿束を外した。

「有難う、ミズ・アメリカーナ。貴方の助けが無かったら一味を逮捕出来なかったですよ」
ダービーは、精液と愛液まみれの素っ裸のヒロインを助け起こしながら言った。
「そうね、グラブの中に隠しておいた発信機が役に立って良かったわ。電話の男が靴磨きのエディーじゃ無いと疑ったのよ。貴方が私の居場所を追尾出来て良かった。もう駄目かと思ったわ」
ミズ・アメリカーナは服を着ながら答えた。
「さぞかし、直ぐに家に帰って、おやすみに成りたい事でしょうね?」
ダービーが笑いながら言った。
ミズ・アメリカーナは眼を丸くすると、飛ぶ様に去って行った。


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