調教〜TRAIN(トレーン)〜S−4
どのくらい気を失っていたのか。 まんまと敵の淫罠にかかり躰が溶ける様な甘美の攻撃に躰を貫かれた美戦士は、両手首に痛みを感じ沈み墜ちていた快楽の眠りから目覚めた。 頭の芯が痺れるような愉悦に囚われていて、何も考えられない。 ハニーは思考を覆う薄い桃色の霧を振り払うかの様に頭を振った。 まだ快美感に支配されている躰を動かそうとして、ハニーは自分が両手首を光の糸で繋がれ、天井より吊られている事に気づいた。 戒めの光を引きちぎろうと藻掻いたが、力の入らない躰ではそれもままならない。 「あら、目が覚めた様ね」 闇の中から敵は姿を現した。 躰をよじり尚も糸に抵抗を示すハニーに 「無駄よ、その光縛糸は切れはしないわ。絶対にね」 と言うと舐め回す様な目で獲物の全身を犯し、言葉で戦士のプライドをも陥れた。 「なんていやらしいのかしら、貴女の躰。それでよくも奇跡の乙女、なんて言ってられるわねぇ」 「クッ・・・ひ、卑怯な・・・あなたも戦士なら、正々堂々と闘いなさいっ!」 「あら、卑怯なのは貴女よ。今までもそのHな躰で相手を骨抜きにしていたんでしょう?」 「そんな事しないわっ!どうして私がそんなっ」 汚辱の言葉に、目を剥いて食い下がるハニー。 捕らわれ、身動きは出来ないが侮辱には耐えられない。 「あんなに恥ずかしい声をあげて躰をくねらせていたのに、もう忘れたの?」 「そ、それは! あ、あなたが汚い手段を使ったからだわっ!!」 一歩づつ近寄りながら、トレーンは女戦士を辱める。 「あらあら。私は貴女に本当の自分を教えて上げただけなのよ?」 「い、いい加減に!」 トレーンは宝石の様な瞳で睨み付けるハニーの顎を掴み、目線を促す。 「っ!? ああっ!い、いやっ!」 貌を向けられた其処には、両手首を吊り捕らわれ、悶えている女の姿が鏡写しになっていた。 「自分がどれだけスケベな躰をしているのか、もう一度教えてあげる」 背けようとするハニーの貌を右手で押さえ込んだまま、トレーンは鏡に映った美しい生け贄を言葉で汚していく。 「ほぉら、乳房があんなに震えてる。いやらしいわ」 「ク、クウッ。ひ、卑怯者・・・」 「乳首だって、あぁんなにパンパンに張っちゃって。何を期待しているのかしら?」 「あぁぁ!!・・・・・・・」 耐えきれず、貌を左右に振ってトレーンの言葉を否定するハニー。 しかし言葉での陵辱は尚も執拗に続く。 「あら、すごぉい。アソコがもぅぐっしょりじゃないの。貴女、お漏らしでもしたのかしらぁ?」 「ち、違うわっ!」 「じゃぁ、これはいったい何?」 両脚に挟まれた恥陵にそっと手をやり、その歓喜の証をすくい取るとハニーの貌の前でねちゃねちゃと音をさせて見せる。 「ほぉら、こぉんなにさせて・・・これ、なぁに?」 「あ、あぁぁ。そ、それは・・・」 それは、先ほど受けた蹂躙で自分でも訳の分からないうちに溢れさせていたいやらしい液体だった。 耳まで恥辱の紅に染めるハニー。 「ふふふ、膝までぐっちょぐちょ。キューティーハニーちゃん、貴女、戦闘スーツのままでこんなになってるのよ?少しは恥ずかしくないの?」 「く、クウ・・・」 美しい眉根を寄せ苦悶の表情で首を振る女戦士は血が滲むほど唇を噛みしめ恥辱に耐える。 あぁ、私の躰はどうなってしまったの!? どうしてこんな風になってしまうの!? もっとしっかりしなくちゃ! こんな事に屈する訳にはいかない!! 今にも吹き飛びそうな意識の中、自分を叱咤するハニー。 しかし、両胸の先は痛いほどに尖ったまま震え、新たなる刺激を要求し続けている。 生まれて初めての陵辱を受けた恥芯は、女戦士の意志に背き狂おしいまでに熱く疼く。 切れ長の瞳は淫霧に霞み、食いしばっているはずの唇からは涎の筋が輝き、熱い吐息が切なげに漏れる。 自然にくねりそうになる腰の動きを、汗でねとつく足指をブーツの中でぐっと踏みしめなんとかこらえようとする。 しかし、それも虚しい抵抗に過ぎない。 自慰すら一度も行った事のない清楚な美少女戦士は、この凄まじい恥辱の攻撃に対する有効な技を持たなかった。 「ふふふ、なにをそんなに我慢してるの?」 正面に立ったトレーンは、銀のブーツで覆われた美しい脚をハニーの脚の間に差し入れ、濡れ光る恥陵を軽くえぐる。 「アヒッ!?ッヒッイイイイイイイイイイッッ!!」 先程よりも鮮烈な甘流に躰中の神経を焼かれたハニーは、涙と涎を流しながら美貌を仰け反らせた。 「イヤらしい声だこと。じゃあ、こういうのはどう?」 「グッグゥゥウ・・・クオッ!?フヒィィイイイイイイイイッ!!」 奥歯を噛みしめて懸命に歓声を堪えようとするが、先程から疼いていた乳首を口に含まれ舌で舐られるともう迸る歓びを堪える事はできなかった。 「アッ!ヤ、ヤメッ!ウヒイイッ!ダッダメッ!こっこんなのってェェエ!?」 「ほらほら、どんどん濡れてくるよ?すごいわねぇ」 「グッングッ・・・ンンンッ・・・アヒッ・・・」 次々繰り出されてくる官能の電流に、吊られた躰をくねらせ悶える事しか出来ない。 女戦士の汚れなきな精神は、今にも恥辱に染まりそうであった。 「アァアッグ、ウグウウウッグウウゥッ・・・」 心を浸食してくる喜悦に必死で抗うハニー。 しっかりするのよ!ハニー! このままではダメ!こんな事に負けてはいけない・・・ で、でも、ああぁ。す、すごい。 もう躰が言うことを聞かない・・・ すでに、意識すら自分のコントロールを離れつつあった。 トレーンはハニーの大きく開いた胸元から左手を滑り込ませ、崖っぷちで理性の崩壊を堪える戦士にとどめを刺す。 「ウワァアアアアアアア!?」 それまで加えられていたスーツ越しの感覚とは桁違いの鋭い快感に、ハニーの抵抗はあっけなく破られた。 |