『暴虐都市』 (5) 久遠 真人作
【【5】望まれぬ再会 「な、なんで・・・・・・なんで! なんで!! 美幸がぁぁぁぁ!!」 「ひゃっはははっ、戸惑ってる戸惑ってる〜♪ おい、休むな、続けろ! 今度は手を使ってお姉ちゃんを気持ちよくしてやれ」 目を見開き愕然とし戸惑う摩耶。その姿を楽しみながら、赤井は美幸に摩耶を責めるように指示を出す。その指示に従い美幸は摩耶の秘穴へと指を埋めていく。美幸に舐め続けられたそこは唾液と愛液でテラテラと光り、美幸の中指と人差し指を楽々と飲み込んでいく。そして、美幸は更に左手で充血したクリトリスを指でシゴキたてる。 「ヒィィ! み、みゆきぃぃ、ダメぇぇ! め、目を覚ましてぇぇぇ!!」 愛する姉が哀願する声が聴こえないのか、美幸は上気した顔で一心不乱に摩耶を責め立てる。挿入した指をかき回し、グジュグジュと淫らな音をワザと立てさせ摩耶の羞恥心を煽りながら、曲げた指先でGスポットを執拗に責めていく。 「ひゃっは、そう言いながらも、お姉ちゃんは淫らに腰を振ってらっしゃるぜぇ〜♪」 赤井の煽る言葉は聴こえるが、摩耶は腰を止めるどころが、ますます激しく腰を振り続けてしまう。 「そろそろイクかよぉ、妹にイカされるかぁ? 摩耶ぁぁぁ」 「イヤぁぁぁ、イヤぁ! イヤぁぁぁ!!」 涙を飛び散らしながら、否定するかのように必死に首を振る摩耶。だが、その瞬間が迫っているのは誰の目から見ても明らかだった。 「よーし、もっと気持ちよくしてやるからなぁぁ」 赤井は先ほどとは異なる方のポンプを操作し始めた。 ・・・・・・プッシュー・・・・・・ 「えっ、い・・・・・・いや! ダメ! い、いま・・・・・・いま緩められたら・・・・・・あぁぁん」 摩耶は体内で起こった異変に気が付くと狼狽し始めた。だが、美幸によって与えられる快楽に再び飲み込まれていく。 摩耶の体内で排泄を阻止していたバルーンが、赤井の操作によって萎みだしていた。摩耶は必死に肛門を引き締めるが、限界を遥かに超えた状態である腸内の濁流は、既に押し止める事は不可能な状態だった。 「あぁぁぁ、イヤぁぁぁぁ、イヤなのぉぉぉぉ」 「ほらほら、我慢せずに、とっとと臭い糞を垂れ流してごらんよ」 「だ、だめ・・・・・・も、もう・・・・・・・・・・・・あ、うわぁぁ、見ないでっ。お願い見ないでぇぇぇ!!」 背後に突き出した下半身をクネクネ振って、今までから一転して哀切の口調で訴えかける。 もちろん赤井は聞き入れるはずもなかった。 そしてその時はきた・・・・・・ 摩耶の理想的な流線美を描く尻丘から、空気を切り裂くような放屁音が放たれたかと思うと、液状の流動便が勢いよくほとばしった。 それと同時に、限界を越えるまで我慢させられていただけに、いったん排便が始まると、痺れるような開放感が押し寄せてきた。 至福感に覆われる摩耶の心を美幸は絶頂へと追い立てていった。 「はぁぁ、あぁぁぁぁぁん、み、みゆきぃぃ」 「あぁん、おねぇちゃん」 摩耶は排泄した尻部を赤井の手で清められると、今度は双頭バイブを装着した美幸に延々と犯されていた。 激しく挿入が繰り返され、乳房同士がこすり合わされる。惚れぼれするような美乳と美乳がプニュプニュと押し付けられ、硬く充血した乳首同士が触れるたびに、その強烈な刺激に摩耶は喘ぐ。だが、その口もすぐに唇を重ねられて、舌を絡ませられ、吸われていく。 「ひっははは、姉妹で仲がいいねぇ〜♪」 赤井は責め立てていたアナルバイブを抜くと摩耶の背後に立った。 「なぁ、摩耶よぉ。あんたは、1つ大きな認識不足をしているぜぇ」 「あぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?」 「俺様の力の強さをだよ」 「なっ・・・・・・なにを・・・・・・ヒッィィィィ」 赤井はおもむろに摩耶のアナルに切先をあてがうと、一気に挿入した。 「まず、1つめ、あんたの住んでいた教職員用のマンションなぁ。あやぁ、ウチが提供しているマンションなんだよ。県外から美人の職員を取り寄せた時に便利なんだぜぇ〜♪」 「ヒッ、い、痛い! 痛いぃぃ!!」 「血だらけになりたくなかったら、ケツの力を抜けって。で・・・・・・2つ目、そんな訳だから大家も俺の息のかかった奴でねぇ。新しい鍵はグループ系列会社製の特注品を付けさせてもらったよ。遠隔操作で解錠だけでなく、暗証番号を変える事もできる優れモノぉ〜♪」 「そ、そんなぁぁ、あっ、あぁぁぁぁぁ」 徐々に馴染んできたのだろう、摩耶の放つ声が少しづつ変化し始めていた。痛みの悲鳴がやみ、甘ったるい嗚咽が徐々にそれに取って変わっていく。 「で、3つ目だが、あんたは拉致られてから、すぐに目が覚めたと思ってるだろうけどなぁ・・・・・・ひゃっは、実は、もう1ヵ月経過しているんだぁ〜♪」 「ヒッ、ヒッィィィィ」 「ウチの系列病院は優秀でねぇ。人を1ヵ月ぐらい寝たままで管理する事も可能でな。で・・・・・・その間に美幸を・・・・・・って、もう聴こえてないか」 もはや摩耶に話す余裕はなく、口からは悲鳴とも嗚咽ともわからない声を常に放ち続けている。二人の間で揉みくちゃにされ、戒められた四肢は痙攣したかのようにガクガクと震え止まらず、だが、腰や胸は別の生き物のように快楽を求めて激しく蠢く。 (前で責め立てている美幸の方も限界が近そうだな) 赤井自身も深々と尻にはまりこんだ剛直はすでに爆発寸前の状態に入っている。ラストスパートに向け摩耶の尻を抱え激しく腰を叩きつける。そのたびにパンパンと肉と肉がぶつかり合う乾いた音の室内に響き渡り、そして徐々にその音の間隔が狭まっていく。 「あん、うむ、うむぅぅ、うあぁぁん」 切羽つまった泣き声が摩耶の口から溢れ出る。 「いいぞぉ、摩耶ぁ。これからも、たっぷり可愛がってやるからなぁ、おらぁ! おらおらおらぁ!!」 赤井が雄叫びと共に、腸内に大量に精射し始めると同時に、2人の牝も淫らな牝声を上げながら昇りつめるのであった・・・・・・ それから数日後・・・・・・ 鳳王学園では、心労で一月ほど入院していた白鳥 摩耶から退職届が届いたと学園長から発表があった。 生徒たちの多くがその事を残念がっていたが、その声も次第に消えていき、数ヵ月後には摩耶の話題も出る事はなくなった・・・・・・ |