第８章 第８章
| 第８章 淫らな責めの前に無残にも打ちのめされ、悶え狂う天津亜衣。 戦う手立てを失い、抗う手段を知らず、ただただ、ひたすら強烈な淫楽に翻弄される蒼い巫女戦士。 経験はもちろん想像することすらなかった快楽の前に、亜衣は成す術がなかった。 強い精神力でこれまでの厳しい戦いを乗り切ってきた蒼い戦士を、圧倒的な力を持った褐色の戦士が淫猥に狂わせる。 亜衣の熱く潤う秘部を、スートラの熱い凶器が容赦なく掻き回す。 それは、蒼い巫女の清らかな躰だけでなく、気高い精神をも、ぐちゃぐちゃに掻き乱していた。 「アァっ気持ちひぃっ・・もぉダメへぇっ」 汗と涙と涎まみれの貌に浮かぶ亜衣の表情が、苦悩から悦びへと完全に切り替わってしまっている。 淫らな衝撃に理性の堤防を粉々に崩された美少女巫女が、長い髪を振り乱して悶え狂う。 「もうなんにもっ・ナンニモワカンナヒッ・・ウひぁァアッ・・もほぉおっダッメヘェええええっ」 激しく突き上げあげられ、内部から抉られる度に、はしたなくのたうつ聖なる戦士。 スートラの股間にそびえるカーマの凶器が、亜衣の秘泉の奥から脊髄を焼き尽くし、脳を鷲掴みにし、崇高な理性を溶解させていく。 褐色の魔巫女だけでなく、淫界の触手も争うように、白い肢体に絡みつき淫らに蠢く。 羽衣の中に潜り込み、美しい獲物を舐め尽くす肉蔦。 媚毒を潤滑油に、くぐもった卑猥な音をたて蠢く細い触手。 蒼い巫女戦士には、それらすべてが甘美な悦びになっていた。 耳穴を舐られ、舌に絡みつかれて唾液を垂れ流す美貌。 麓から絞り上げられ、捏ね回されて歪む２つの乳房。 桃色の乳首は摘まれしごかれて羽衣を突き破らんばかりに屹立する。 臍に吸い付き離れない触手の動きに、ビクビクと反応する白い腹部。 太い触手に絡みつかれた太股は蜜液に滑り、握ったり仰け反ったりと忙しい足指は触手に舐められるに任せている。 天神の巫女の躰は、その全てを淫界の快楽に埋め尽くされていた。 そして、唯一汚されずに残っていた穢れのない精神が、遂に淫らな闇に染め抜かれていく。 「ひぐっ・ふヒィッ・・ヒグッ・・イクッイクっ・ぃっちゃふぅっ」 熱い肉棒が亜衣を崖っぷちまで追いつめていく。 もはや快楽に溺れていることを隠すことすらできない亜衣は、感じるままに歓喜の声をあげる。 恥ずかしいまでに濡れまみれた乙女の秘泉に、肉色の触手が襲いかかる。 小さな繊毛がびっしり生えた淫ら世界の生き物は、聖乙女の最も敏感な突起〜クリトリス〜の根本に絡みついた。 「ヒッ！？ひっひぃイイいっやっやめてへぇッッ！」 その瞬間、亜衣は目を見開いて快感に震えた。 触手は亜衣の懇願を無視−それどころか、逆にそれで活力を得たように存分に暴れ回る。 口を開いた触手が、麓を締め上げられ充血してしまっている快楽の塊に覆い被さるように絡みつき、摘み上げ、押しつぶし、舐めあげる。 獲物を責める容赦ない蠢きに、亜衣は躰を跳ねあげて反応する。 「ひゃぐぅウううっ・イヤはぁアっっっ！イクッいやっイきたくなひのにっイッチャうっほぉおおおっだめぇえっ」 亜衣は長い髪を振り乱し、涎を撒き散らして悶絶する。 絶頂に次ぐ絶頂に悶え狂う亜衣。 哀れな獲物を手中にした褐色の淫美女は、熱い凶器で天女の腰を突き上げる。 そして哀れな獲物の白い躰を引き寄せ、舌なめずりするとにやりと嗤った。 亜衣の、激しく喘ぐ唇を奪い、中に舌を入れ蠢かし、唾液を無理矢理に飲み込ませていく。 「むっ・むぐっふンんんっ・・は、離し・ぐぶ・・うぐ」 びっちりと口をふさがれ、喘ぐこともできなくなった亜衣は酸欠気味になり、潤んだ瞳からは光が消えていく。 「・・んっ・・ふ・・グ・・ぅ・・・うヒャひィっ！？」 そのまま気を失ってしまいそうになった亜衣は、しかし失神という逃避さえ許してもらえなかった。 スートラが、鋭いツメを亜衣の胸の先−羽衣をはしたなく突き上げている乳首をちぎらんばかりにつねりあげたのだ。 「フフフ、気を失うんじゃないよ、天津の巫女。もっともっと快楽をくれてやるんだから」 激しい口づけを続けたまま淫敵は嗤う。 圧倒的な快楽の前に、亜衣は闘うことはおろか逃げることも出来ない。 崖っぷちで、攻めることも引くこともできずに弄ばれて狂わされる。 「ほらほらっ・・そろそろ素敵なものを・・贈呈してあげるっ・」 スートラはそう言うとさらに腰を強く激しく動かす。 「オヒッ？アッあッアッああアああぁぁああっ」 亜衣はぐしょ濡れの羽衣をまとったまま、スートラの腰の上で淫らに舞う。 「いくっイクイクイクッッ・・気持ち良すぎてっ・・もうだめへええっもっもうタマんナァひぃいっっ」 崩壊寸前の美少女戦士の嬌声が、魔界の肉触手が蠢く学園中に響く。 光る鏡板に、美貌の少女が淫猥な悦びに捕らえられた姿が反射する。 そこには、もはや正義の使者の姿はなかった。 鏡の中の蒼穹の巫女・天津亜衣はもうなにも為す術もなく、ただひたすら快楽に溺れていた。 激しく腰を動かしていた褐色の淫美女が蒼い聖巫女の腰に手を回す。 スートラが、はしたない舞踊を舞う亜衣に向け、淫靡に嗤う。 「まだよ。たまらないのはこれから。さぁ、覚悟はいい？もう手加減しないわよ？」 「は、はぐぅっ？ふ、ふわはぁああ？」 亜衣は、躰を溶かしている快楽がまだ序の口で、見えていたと思った絶頂がまだ終点ではないことに慄然とした。 しかし、同時にこれ以上の悦びがあることに、はしたなくも喜悦してしまっていた。 そして・・。 グリグリグリッッッ！！ 「・・ぉぉぉおおぁっ？ほぉわひヒひぃ？ふひゃああああっ！」 亜衣は、今までで一番はしたなく、露骨な歓喜の悲鳴を吐き出した。 淫巫女の凶器が聖巫女の“女“を、子宮をえぐり回したのだ。 仰け反り、涎を泡のように吐き出す亜衣を容赦なく突き上げていくスートラ。 亜衣に手をかけたスートラは、その両手で白い腰を引き寄せて一番深いところまで褐色の腰を突き入れていく。 「ふヒひっ・あひぃっ・狂フっ気持ちよす・ぎてへっ・狂っちゃふっっ」 −モウ・・ダ・メ・キモチイイ・モウ・・ドウナッテモ・イイ・モッ・・モオだめぇッ− そして、天津の美少女戦士は、追い詰められた断崖から、奈落の底に突き落とされた。 いや。 最後の一歩は自分から奈落の底に通じる中空に踏み出し、快楽地獄に堕ちたのかも知れない。 それほどまでに、亜衣は淫猥に囚われ、悶え狂っていた。 そして淫ら巫女と卑猥触手の強力な刺激を、すべて受け止めてしまった蒼い巫女戦士。 一瞬、自分の精神が巫女の身体を離れ、何もない空間に放り出された感覚になる。 そして亜衣は、哀れな巫女戦士の瑞々しい肉体と崇高な精神が、水の中に落とされた角砂糖のように、ぼろぼろと、あっけなく崩れていくのを呆然と眺めていた。 グリグリッ！ 「ヒぁああっ！？」 スートラの凶器が、跳び逃れていたその亜衣の精神を、一瞬たりとも休まさぬように、逃がさぬようにと鷲づかみにして淫らな現実に呼び戻す。 「ふわわっ・・もっ狂っちゃ・・モウっ！」 絶頂の白い世界に蒸発しそうになっていた亜衣に、スートラはさらにトドメをさす。 「・・まだよっコレをっ受け取りなさいっ・・ぅうっ！」 「っっっっあっっ熱っいヒぃっっっ！？！？！？！？」 亜衣の中に入っていたスートラが、いや、カーマが。 マグマのように熱い淫液を、亜衣の子宮と、精神に浴びせかけた。 灼熱の快楽が、巫女の躰を焼き尽くし、理性と、慎みと、そして、もっとも大切にしていた、天津の巫女としての誇りを蒸発させた。 「いひぃいいっっっっっっっっっっ！！」 美少女の瞳から、巫女としての誇りの光が完全に消えた。 そして亜衣は。 「イクッイっちゃフぅうッ・キャッ・・きャうウウうううッッ！！」 ひときわ甲高い悲鳴をあげると、天津の巫女・亜衣の精神は圧倒的な快楽の前に完全に崩れ去った。 最も忌み嫌う、はしたなくも堕落した淫らな悦楽に、身も心も、全てが完全に屈服したのだ。 天津の聖なる美少女戦士は、全身全霊で悦楽に溺れ、未知の感覚へと弾ける。 清楚な輝きを放っていた瞳は、薄桃色の膜で覆われくすんでいる。 食いしばっていた口元はだらしなく緩み、涎が垂れ流される。 すべての抵抗を放棄した巫女戦士は、完全に悦楽に堕ち、その身体の全てが弛緩していった。 「ふ・・あぐっ・ふひ・いい・・気持ち・・気持ちひぃ・・ふぁぁぁ・・」 −ぁあぁ・・こん・な・・素敵・・気持ちいい・・き・・キ・モ・チ・イ・イ・・− 亜衣とスートラの間から、蜜液とともになま暖かいものが勢いよく溢れた。 絶頂と同時に、秘泉から黄金の液体を漏らしてしまったのだ。 太股を伝い、足下に水たまりを作っていく黄金の水。 快楽の渦に飲み込まれた亜衣はそのことにも気づけずに、震え、のたうち、歓喜の声をあげ続ける。 がくがくと躰を痙攣させ、涎を垂れ流しながら絶頂の余韻に身悶えている亜衣。 遂に、天津の聖なる蒼い巫女は、身も心も、総てが淫らな快楽に堕ち染まってしまった。 「まだまだ終わらないわよ、天津の巫女。ほらほらほらっ」 「ひゃぐうぅうっ・まっまたあぉおっ気持ちウヒッひひっ・終わら・はぐっ・・気持ちひいのが終わンなひっまたいひくふ、うっ・・ほぉおっ」 −あぁっすごぉいっ・・気持ちいいっこんなの信じらンないっこんな気持ちいいこと、もう忘れらンなぁいっ・・もう止まンないぃぃっ− スートラは亜衣に休息を与えず、続けざまに快楽を押しつけていく。 褐色の股間に聳え立つカーマの分身は、一度果てたにも関わらず、その硬度を保ち続けている。 一層の熱さを発する肉棒は、亜衣を一瞬たりとも逃さず、内側から燃焼させていく。 悦楽の頂点に追いやられた亜衣は、淫らな灼熱炎から冷める事も、淫猥な悦楽頂上から下ることも出来ず、卑猥な肉欲罠から逃げることも叶わず、そして甘く怠惰で強烈な淫ら責めに戦うことなど微塵も出来ずに、そのまま立て続けに、甘く淫らな魔の絶頂に跳び続けていた。 悶え狂い続ける蒼い巫女戦士の貌には、微笑が浮かんでいた。 |