薄暗い部屋の簡素なベッドの上で春麗は死んだように眠っていた。
恥辱の狂宴は、春麗が失神して気を失っても媚肉を抉り続けるために、また目を覚ました春麗が感じ始めるという、欲望の炎に身を焼かれるような陵辱だったが、
最後は春麗が泡を吹いて気絶したことで淫の宴は終わり、春麗はそのままの格好でこの部屋に放り込まれていた。
「………」
「……ん…………ここは……」
(そうか…私はベガに敗けて………バイソンに……犯されたんだ……)
(そして、最も恥ずべき姿をさらしてしまった……)
春麗の脳裏に、男の肉棒をくわえこみ悦びの声をあげる自分の姿が蘇ってくる。
今となっては、犯された事実が消えることはないが、肉の快楽におぼれ獣の格好で犯され気をやるところを多くの男達にさらしたことが悔しかった。
(悔しい!……悔しい!!)
春麗の瞳にはいつしか涙が浮かんでいた。
「おやおや、どうしているかと思えば泣いていたとは……」
「!…」
春麗はハッとして入り口のほうに目をやった。凄まじい陵辱に感覚がずいぶんと鈍くなっていたのだ。
そこには、スリムだが非常に鍛えられた全身に蛇のタトゥーを彫りこみ、顔には奇妙な仮面を被った男が立っていた。
「眠りの美女が目覚めた時に感情がふきだし、涙する……なんと美しいことか…」
奇妙な仮面の男は、戯曲のようなセリフを吐きながらゆっくりと春麗に近寄ってきた。
(!……ドアが開いたまま!?……………)
(………………やるしかない!)
春麗はベッドを蹴り男に飛び掛った…つもりだったが、腰から下に全く力が入らず床に倒れこんでしまった。
「つぅっ!……」
(な!?…立てない!?……脚に力が入らない!……)
「……………くくく、勇ましいことだが、貴女は先ほどまで喜悦の声をあげ、その美しい肉体で男達と楽しんでいたんですよ…」
「腰から下には全く力が入らないでしょう………だが、動けない獲物をいたぶるのも私の楽しみでしてね……くくく」
「!!………なにをするつもりなの!」
「言ったでしょう……貴女を可愛がってあげるんですよ……バイソンなどにはこのバルログの美学はとうてい理解できないだろうがね…」
そう言いながら、仮面の男バルログは春麗の脚を掴み上げベッドに春麗を放り投げた。
春麗の高く張り出したバストがゆさゆさと弾み振動する様は、バルログの欲望を大いに引き付けた。
なまじ春麗の体が細身な分だけ乳房の大きさが目立つことになり、闘うときはいつも強めのサポーターをつけていたのだが、今は全裸のため張りつめた白桃のような隆起をぶるんぶるんとたわませていた。
「くくく、なんと大きな乳だ。あのチャイナ服の下にこんなイヤラシイ乳を隠していたのか!」
そう言いながらバルログは春麗の豊かすぎる乳肉をぎゅむっと揉みあげた。
瑞々しい張りをもちながら自在に形を変える春麗の美巨乳をバルログは憑かれたように揉みまくる。
「んはっ……は…はなせっ………やめろ……やめっ……あ…んぅぅ」
「すばらしい!すばらしいぞ春麗!…この淫らな乳の揺れ、動き!………私の肉奴隷にしてくれるわー!」
春麗は乳房を揉みこまれるたびに流れ込んでくる肉の快感に必死に抵抗していた。
(だめっ!…こんな……おっぱいが…揉まれるだけでこんなに…………気持ちいい…だめぇ!)
「あふぅっ!……さ…さわるなぁ……ん…んんぅ……」
「なに…触るなと?………くくく…貴女の乳はこんなに感じてるのに…こんなにぃ!……」
バルログは春麗の乳房をぐむっとひねりあげた。
「ぐうっ!痛いぃ!………いたいのぉ!放してぇ!……」
「ふふふっ……………痛いですか?…………………ふふ、いいですよ放しましょう………」
バルログはひねりあげた乳肉を放し、またゆっくりと揉みこみ始めた。
「あんん…ん……う…うそ……き…きもち……い…い……いやぁ」
驚いたことに激痛のあとで甘美な刺激を送り込まれた春麗の乳房は、さきほどとは比べ物にならないほど敏感に反応してしまう。
「くくく…春麗……貴女にいいものをあげましょう」
そういってバルログは、小さなチューブ状のクリームを見せる。
「これは、シャドルーで開発された催淫クリームで中東の王族には高い値で売れるものだ」
「貴女のような淫乱には必要ないかもしれないが……ふふふ、最高の快楽をみせてやろう」
バルログはフタをはずすと、チューブを一気に握りつぶす。
「いやぁ!!……そんなにぃ……ひいぃ」
なまぬるいゼリーを敏感な乳肉に塗り広げられる感覚に春麗は身悶えた。
バルログは揉みごたえのある美巨乳に丹念にゼリーを塗っていき、特に胸肉の先端の薄桃色の突起にはたっぷりと念入りに塗りこんだ。
しばらくすると春麗は胸から湧き上がる、ビリビリとした痺れるような感覚に翻弄されるように乳肉をうねらせはじめた。
「ひひひ…ガマンできなくなってきたようだなぁ……春麗?」
そう言いながらバルログは、ゼリーでぬるぬるの豊かな乳房を揉みこんでいく。
「ひぐぅ!……うそっ…すごっ…い…………いやぁ」
春麗は今までに乳房で感じたことのないほどの官能の刺激に思わず牝のあえぎ声をあげてしまう。
そして、以上なほど敏感になった乳肉からの刺激に、胸の頂上にあった薄桃色の突起がむくむくと勃ちあがりはじめた。
バルログがさらに乳を絞り込むようにしていくと、その尖った薄桃色の乳首のまわりもぷくりと盛り上がってきた。
「ひはははぁ!……春麗!…貴女の乳首がコリコリに勃起してきましたよ!………乳首だけでなく乳暈も勃起するとは…イヤラシイ女だ!」
「いやいやぁー!………ウソ…ウソぉ……」
「ひゃはは!…嘘なもんか……イヤラシイ春麗の乳首が男を誘っているわ!…吸ってくれ、摘んでくれとなぁ!」
「そ…そんなこと……ないぃ………そん…ひいぃあぁぁ!」
否定の言葉はバルログが春麗の乳首を吸い上げたためあえぎ声に変わる。
一度大きなあえぎ声をあげてしまうと途端にゾクゾクとした官能の波を感じ、春麗はあえぎ声をおさえることができなくなってしまった。
「ああん!………いやぁ…い……だめぇ……乳首……だめぇ…吸わ……ない……いぃぃぃ……はぅぅ」
乳暈ごと口に含まれ乳首を舐められる快感に春麗は、ただもだえるしかなかった。
バルログの口の中で春麗の乳首がさらに大きく硬くなっていく。
「いい……ち……乳首ぃ…乳首が……よすぎるぅー!…………くぅぅっ…あぁぁぁひぃぃ……」
(吸われてる……吸われてるぅ……私、乳首…吸われてるのぉ)
「だ…だめぇ……これ……以上されたぁ…らぁ……わたしぃ………!…ひゃぁぁぁぁぁ!」
バルログが春麗の乳暈ごと吸いあげながら、唇で乳首をしごきはじめた。
「ひぃ……ひいぃぃ……すごっ……すごいいぃぃぃ……乳首すごいぃ!……いいい」
(そ…そんなぁ……ああ……こんなにぃ…乳首がいいなんてぇ!…うそよぉぉ…)
吸われ続け、刺激され続けたため小指のさきほどに伸びた乳首の横面をバルログは唇でしごき、先端部分を舌で舐めあげる。
コリコリとしていながら弾力に富む春麗の乳首は、、バルログの口の中で唾液をまぶされころがされる。
(いい、いいよぉ……乳首…ぬるぬるの唇でこすられてぇ……なめられてぇ!…くるっ!…くるのぉ)
「だ……いや…いやぁ………くる……くる…乳首で……乳首でぇ……」
「イク……イクのぉ………乳首だけでぇ……イク…」
「イクぅぅぅ…わた…わたしぃ……乳首で乳首でイクぅぅぅ……イ……イックぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」
ついに春麗はビクビクと痙攣しながら、豊かな乳房を激しくのたうたせ絶頂に達してしまった。
「春麗ぃ!………まだだぁ……まだだぁぁぁ!」
「おまえの乳肉には、まだ休んでもらっちゃこまるんんんだぁぁぁよぉぉ!!……ひゃーはっはっは!!」
ブルブルと絶頂の余韻で揺れている乳肉を両手で寄せ上げ、バルログは両方の乳首を同時に吸い上げる。
「んぁぁぁ!!……だぁめぇぇぇ!………あぁぁぁぁ!!!」
「まだぁぁ!!………乳首ぃ……敏感なのぉ!……いやぁぁぁぁ!!」
「両方なんて…両方一緒なんてぇ!!……すごいぃぃぃのぉぉぉぉ!!!!!」
絶頂から降りきっていない春麗は、両方の乳首を舐め上げこすられる快感にあえぎ叫びまくる。
「ひひひ!!春麗ぃ!!……イケ!イケ!……イケぇぇぇ!!!」
バルログが春麗の乳首を、きゅうぅっと噛んだ。
「!!はおぉぉ…また…イ…イ………イクイクイクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!……」
再び絶頂に達した春麗の体がぎゅんと反り返り、大きなアーチを描く。
アゴを突き出し、ガクガクと全身を痙攣させる姿は、春麗のオルガスムスのすさまじさを物語っていた。
「んふぅ…くふっ……かっ……ん……かはっ」
春麗はしばらく息すらまともにできずに口をパクパクさせていた。
そして、蹂躙された春麗の乳首は薄桃色から真っ赤になり、唾液を光らせながらピクピクと痙攣を繰り返していた。
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