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怪盗理沙

高級なスーツを着た男が高層マンションの玄関から出てきた。

「やっと おでかけね。高級クラブで豪遊って所かしら」

物陰に隠れていた女がつぶやいた。
黒のコート、頭には黒いスカーフ、夜なのにサングラスという、見ようによっては異様な姿だが。気配をほとんど感じさせないその女には、誰も注意をはらわなかった。
男が路地を曲がり見えなくなるのを確認してから、女はそのマンションに向かって歩き出した。小柄なその女の動きは、猫のように俊敏で素早かった。

(ゼッタイ、シッポをつかんでやるわよ)

女は、そうこころの中でつぶやき、足を早めた。
マンションにはそれなりのセキュリティがあったが、女はものともせずに一つ一つ鮮やかな手つきで解除していった。

(もっと、ましなセキュリティにしたら)

女は、内心ほくそ笑みながら、早々と屋上にたどり着いた。

屋上に着いた女は、コートを脱いだ。中からレオタードに包まれたみごとなプロポーションの身体が現れた。
黒いレオタードに包まれたその体は、全裸よりも妖艶な色気を発散させていた。
ロープを出したリュックにコートを入れ、女はそれを背負い、屋上の端に歩いていった。ロープを屋上の機械の足にセットし身軽に最上階の部屋のベランダに滑り降りた。

(最上階の部屋に忍び込むのって簡単すぎるわ)

女はサッシ窓の前に立った。

(まあ、鍵も掛けてないなんて。不用心ね。でも最上階に住んでいる人間てこんなものよね。
でも一応)

女は、窓のセキュリティの有無を確認して静かに開け、室内に身体を滑り込ませた。
部屋に入ると女は、スカーフを解いた。ハラリと黒い髪が背中の中ほどまで降りてきた。
真っ暗な室内に降り立った女は、マグライトのスイッチを回した。光が外に漏れないように気をつけながら室内を物色していく。

(すぐに帰ってくるような服装ではなかったけれど、さっさと済ましちゃいましょう)

今いる部屋を見回し

(どうやらここはリビングみたいね。大事なものを隠すとしたら違う部屋かしら)

女は、隣の部屋に続くドアに歩み寄った。そのときだった。
””バチッ””
急に部屋の灯がついた。女は音のしたほうに振り向いた。そこには、男が立っていた。手に持った拳銃が女を狙っている。

「おっと、妙な動きをするなよ。この銃はオモチャじゃないんだからな」

そう言うと男は、女の正面に近づいてきた。手に持った銃は、相変わらず女をスキ無く狙っている。

「ほう それにしても見事な眺めだなぁ」

男は、女の身体を無遠慮に舐めるように眺めた。

「それに、忍び込んだ手口もなかなかのもんだし、お前はいったいなにもんだ?」

男は、拳銃を突き出し女に迫った。女は黙っている。

「ひょっとしたら、お前 怪盗理沙か?」

「怪盗理沙に忍び込まれる覚えがあるようね」

女が口を開いた。

「ほう、お前が怪盗理沙とはねぇ。こりゃたいした獲物が手に入ったぜ。で、その怪盗理沙がこのオレに何の用なんだい」
「しらばっくれるんじゃないわよ。よくも私の名を語ってくれたわね!」
「ほう、なんのことだね」
「まだしらばっくれる気、あなたが私の名を語って”人魚の涙”を盗んだことは解っているのよ。しかも、警備員を殺して。殺しはしないのが私の誇りなのに」

女は、男をにらみつけた。

「そんなに怖い顔をするなよ。怒った顔もなかなかチャーミングだけどな。で、どこにそんな証拠があるんだい」
「ふん。ヤマモト。あなたの悪徳警官ぶりは有名よ。それに私の調査で状況証拠ほ十分よ。あとは、物証をここで見つけてマスコミや警察に送り付けてやろうと思ったのよ」
「さすがに怪盗理沙だな。確かに”人魚の涙”を盗んだのは、オレだ。警備員は殺すつもりはなかったが見られたからにはしょうがない。あの警備員は運が無かったのさ」
「よくもそんなことを」
「まあ まあ そんなに怒るなよ。それにしてもたいしたもんだ。オレの隠れ家を探し当てるとわなぁ。だからといって忍び込むとは、チョット無謀じゃなかったのかな。まあこっちはおかげで、こんなに素晴らしい獲物が手に入ったんだから、喜ばなけりゃいけないけど」
「なによぉ、この悪徳警官」
「どうも、お褒めにあずかり。なんならここで、お前を撃ち殺しても警官であるオレにはいくらでも言いわけが作れるんだぜ。おまけに相手は、怪盗理沙だ。言いわけはいくらでも考えつく」

男は、理沙の頭に拳銃の狙いをつけた。

「でも、殺すには惜しい身体だ」

男は、理沙の身体を再び舐めるように見た。

「殺すなら、殺しなさいよ」
「その気の強いところもなかなかカワイイぜ。殺すのは、簡単だけど。それじゃあ芸が無さ過ぎる。だがオレのことを知られた以上このままって訳に行かないぜ。オレに逆らえないように奴隷になってもらおうか。そう性奴隷にな。」

(セイドレイ)

理沙は、その言葉の意味が理解できなかった。このときには。


「じゃあ、まずはその素敵な服を脱いでもらおうか」

ヤマモトが理沙に向かって言った。

「い、いやよ」
「おっと、逆らわないでくれよ。できれば殺したくはないけれど、あんまり逆らうとオレも堪忍袋の緒が切れちゃうぜ。このマンションは防音は完ぺきなんだ。それに忍び込んできた賊を撃ち殺したってことで済んじまうんだからな。さあ早く脱いで、その見事な身体を見せてくれよ」

ヤマモトは、手の拳銃をチラチラさせながら理沙に迫った。理沙は、仕方なく服に手をかけた。

「やっとその気になってくれたか。なぁに、そんなに焦らなくていいんだ、ゆっくり脱いでくれ。時間はタップリあるんだし、そっちの方がこっちも興奮する」

そう言われて理沙は、恥ずかしがっているのがくやしくなり、一気に服を脱いだ。

「これでいいの!」

理沙がヤマモトを睨みつけた。

「いやぁ、想像以上に素晴らしい身体だ。それに、バイパンだとはな。アソコの手入れも怠りないって訳だ。そこはあとでゆっくり拝見するとして。まずは、手を首の後ろに組んで、その素晴らしいい胸ももっとみせてもらおうか」

理沙は、モジモジしているところを見られるにがいやで、堂々と言われた姿勢を取った。

「その気の強さもなかなか結構。その方が調教のしがいがあるってもんだ。じゃあこれを両手に付けてもらおうか」

ヤマモトが理沙の足下に手錠を投げた。クサリの部分になぜかロープがくくられていた。
理沙は、取り上げたが、さすがに手に嵌めるのには躊躇した。

「どうした、さっきまでの勢いは。「ゆるしてください。」とたのべば、考えてやらなくもないぜ」

理沙は、キッとヤマモトを睨みつけると、手錠を自分の手に嵌めた。
それ見て安心したのか、ヤマモトは理沙に近づき、理沙のまわりを舐めるような視線で一周した。

「それにしても見事な身体だ。胸も尻も男心を刺激するぜ」

鄙猥な視線と言葉に理沙は、顔が赤くなっていった。

「ほう、赤くなっているのか案外ウブなんだな。男の経験も少ないんじゃないかい」

言い終わるやいなや、ヤマモトは理沙の肩を不意に突いた。

「アッ 」

バランスを崩した理沙は、絨毯にひざと手をつき、四つん這いのような格好になった。すぐさま、ヤマモトの手が伸び、理沙のひざに間から手錠についていたロープを握った。
すかさず、ヤマモトはそのロープを引張った。理沙の上半身を支えていた両手はひざの辺りまで引っ張り込まれた。支えをなくした理沙は、上半身を顔から絨毯の上に倒れ込んだ。

「アッ アア」

ヤマモトの素早い動きに理沙は、抗うことができなかった。ヤマモトの動きは止まらず、手錠についていたロープを理沙のひざに廻し、両ひざの間に両手首を固定する格好でロープを結んだ。

「いい格好だぜ」

ヤマモトが理沙を見下ろしながら言った。
理沙は、高々と尻を持ち上げ秘部をさらけ出す格好にされた。腿を閉じ秘部を隠そうとしてもひざの間にある自らの手が邪魔して閉じきることができない。それでも、恥ずかしさから無理に閉じようとして腿を無意識に動かす。その動きが妖しさを演出してしまうことに理沙は気づかない。

「ほう、さすがバイパンだ。ワレメもケツの穴も丸見えだぜ! 」

理沙は、絨毯に付けた頬を赤くした。

「こっちを見な」

理沙は、声のするほうを見上げた。

「これが何だかわかるかい」

理沙は、ヤマモトの手にあるものを見てギョッとした。

「ふふふ、安心しな。こんな形はしているがイチジク浣腸じゃないからよ。悪徳警官の役得ってやつでなぁ。前の手入れの時にチョロマカシタ、”媚薬”ってやつよ」

ヤマモトは手に持ったものを誇示しながら続けた。

「ヤクザが女を自由にするために使っていたもんだ。どんな女もスケベェ汁をダラダラ流してヨガルッテ代物よ。どんなにお高く止まった女もこの薬にかかりゃイチコロよ。皆ケツを振ってオレのものを欲しがりやがる。もう実証済みだから安心しな」
「卑怯者、そんな薬に頼らないと何もできないの!」

理沙は、ヤマモトを睨みつけた。

「おいおい、勘違いするなよ。お前みたいな小娘、別にこの薬を使わなくてもどうにでもできるが、せっかくいい薬があるんだ。おまえに、天国を味合わせてやろうって、いわばオレの親切心ってやつでぃ」
「なによ!えらそうに!どうせチンケな物しかもっていないくせに」
「へっ その生意気な口がいつまで叩けるかなぁ。この薬は、口から飲ましても効くが、直腸から吸収させるのが1番即効性があるんだ」

(直腸から吸収)と言う言葉を聞いて理沙は。

「い いやぁ!!」

と叫び逃げようとした。縛られた不自由な格好である。素早く逃げれるわけもない。それでも、これからされることを想像すれば、どうしても理沙は、この場から逃げ出したかった。
不自由な格好で尻を振りながら必死で逃げる。ヤマモトは、その光景を楽しむように見つめながら理沙の前に立ちはだかる。理沙は向きを変えてさらに逃げる。ヤマモトが立ちはだかる。そんなことをどれくらい繰り返しただろうか。さすがの理沙も、息が上がってきた。
全身に汗を浮かせ、尻を振りながら懸命に不自由な格好で逃げまどう姿は、淫靡そのものであった。ヤマモトはそれを楽しんでいた。

「ハァ ハァ ハァァ ・・・」

理沙は、息もタエダエになってきた。

「さてっと、そろそろとどめを刺してやるのが優しさってもんだな」
ヤマモトは、理沙に飛びかかり腰を抱き込んだ。
「い いやぁ〜」

理沙は叫び、腰を振って抵抗するが、疲れ切った理沙の体では、たいした抵抗もできない。弱々しく腰を振るだけであった。

「これからタップリ天国を味合わせてやるからなぁ。終わったころには、オレに感謝して。喜んでオレの性奴隷になることを誓うような体になっているぜ」

ヤマモトは、容器の管の部分を理沙のアナルにあてた。

「い いやぁ〜」

理沙の叫びを聞きながら、ヤマモトは管を挿入させていく。

「あっ ああぁ〜」

理沙の声のトーンが変わった。

「おっ 感じているのか」

それに気づいたヤマモトは、薬を流し込まずに容器に微妙な振動を加える。

「アアッ ア〜 アッ」

理沙が声をあげる。

「ふふう 感じているようだな」

ヤマモトは、理沙の声を楽しみながらアナルに差し込んだ容器をもてあそぶ。

「アッ アッ アッ アアッ」

声を出すまいと、理沙は必死で頑張るが、どうしても声が出てしまう。

「へっへっへ、見かけ通り感じやすい体みたいだなぁ。これからが楽しみだ。それじゃあと」

ヤマモトが、容器を押さえ、薬を理沙の直腸に流し込んだ。

「ア〜〜〜・・・・」

薬の量は、知れていたが、理沙は声をあげてしまった。

「じゃあと ひと休みするか」

ヤマモトは理沙から離れた。

ヤマモトは、冷蔵庫からビールを取り出すとドッカリとソファーに座り、理沙を眺めながらビールを口に運んだ。

「ハァ ハァ ハァ」

理沙は肩で息している。
それを眺めながら、ヤマモトは美味そうにビールを飲む。無言の時間がどれくらい続いただろうか。
肩で息をしていた理沙は、自分の体の変化に気づきはじめた。
体の奥が火照りはじめた。その火照りが体の中心から外に向かい、まるで池の波紋ようにジワジワと広がっていく。一つ目の波紋が体の端まで達した。
体の端まで波紋が達したとき二つ目の波紋が体の中心から湧き出た。さっきより強い波紋が。
二つ目の波紋が体の端に達したとき、三ツ目が出てきた。波紋は、徐々に強く、間隔は狭まっていくように感じた。

息が落ち着き、汗が引き始めたはずの体が再び火照りはじめた。一度引き始めた汗がまた浮いてきた。さっきまでとは違うもっと粘りのある汗が全身を覆いはじめた。まるで、全身から愛液が吹き出すように。理沙は、全身が性器になったような錯覚におちいった。

(ああっ どうしちゃったの。これがあの薬にチカラ! まるで全身が、全身がオ○ンコになったみたい。エアコンの風だけでも感じてしまう。コエが、声が出ちゃう!ダ ダメよ理沙、こんな男の前で。頑張るのよ。)

無意識に体を動かす理沙を眺めながら、

(なんという美しさだ。オレの目の前にいるこの女の美しさ、淫靡さと言ったら。今までコマシテ来たどんな女より。そう、事情徴収と嘘をついて部屋に上がり込み。ジュースにこの薬を混ぜて、タップリやりまくったあのアイドル歌手より。いや、どんな大芸術家が残した、どんな素晴らしい芸術作品より美しい。こんな素晴らしい女が手に入るなんて。)

ヤマモトは興奮している自分に気がついた。

(おっと。イケネエ いけねえ。オレとしたことが。落ち着くんだ。タップリ時間はあるんだ。じっくり楽しむんだ)

グビッ ヤマモトは、ビールを咽に流し込んだ。

理沙はこの間も、快感に耐えていた。必死に声を殺す表情は健気であり妖艶であった。
ツゥーーーーー
不意に太ももに液体が流れるのを感じた。

(アッ ナニ 何なの!!)

そう、溢れ出た愛液が太ももをつたったのだ。

(ドウシテ、どうして。触れられてもいないのに愛液が垂れるなんて)

理沙の頭の中は、パニック状態になった。そのときだった。理沙の頭が強い力で持ち上げられた。
ヤマモトが、髪を掴み上げたのである。
ヤマモトは、強引に唇に唇を重ね舌を送り込もうとした。

(イッ 嫌よ。こんな男に)

理沙は、必死に抵抗した。そう頭の中では。
強引に舌を送り込むヤマモトは、必死に歯を食いしばる理沙に諦めることなく唇にムシャブリつく。ヤマモトの舌は、強い力で理沙の歯や歯茎を襲う。

”ビック”

理沙は、不意に胸に快感を覚えた。そう、ヤマモトの手が理沙の胸を鷲掴みにしたのだ。容赦ない力である。今まで理沙が接してきた男は、まるでガラス細工を扱うように理沙に触れてきた。そう、優しく慈しむように。そんな愛撫しか知らない理沙には、初めての経験であった。いつもなら、「痛い!」といって、相手の男を睨みつけるような愛撫である。感じることなど無い愛撫であるはずだった。が、理沙は信じられないくらいの快感が体中に送り込まれた。それは、薬のせいなのかそれとも、理沙が本当に求めていた愛撫だったのか。
不意に理沙の口から力が抜けた、ヤマモトがそれを見逃すはずが無い、舌を強引に入れてきた。

(ダッ ダメよぉ)

理沙は、強引に入ってきた舌を押し出そうとした。そう、押し出そうとしたはずだった。
しかし、舌と舌が触れた瞬間だった。押し出そうと力を入れたはずの舌が、理沙に意志に逆らいヤマモトの舌にからんだ。まるで、独自の意志があるように、理沙の舌は、ヤマモトの舌を求めたのである。

(落ちたな)
ヤマモトが唇を付けたままほくそ笑んだ。

自分の舌を求めてくる理沙の舌に対してヤマモトは、今までの強引なだけの愛撫に変化を与えた、時には強く、時には優しく、そして時には焦らすように。理沙は、そんな舌の動きに翻弄されながらものめり込んでいった。ヤマモトは、その間も胸の愛撫をやめない。こちらも舌どうよう変化を与えながら。
ドクッ ドクッ 
理沙の秘部からは愛液が垂れ流し状態である。

( あぁっ もうダメ!)

自分の意志とは関係なく反応してしまう体に、ついに理沙の意志も崩壊し始めた。
不自由な態勢で縛られ、苦しいはずの理沙なのに、次から次に送り込まれる快感に今の状態が永遠に続くことを望んでいた。
それを察したかのように、ヤマモトの唇が離れた。

(アアッ どうして?)

オモチャを取り上げられた子供のように 理沙は、ヤマモトを拗ねたような表情で見た。

「いい顔だぞ。理沙」

理沙は、「ハッ」として目をそらした。

バタッ

髪を放された理沙が、再び尻を持ち上げたうつ伏せの姿勢に戻された。

「それに、ここもいい表情だぜ」

後ろに回ったヤマモトが、理沙の秘部を覗きながら言った。

「愛液でビショビショじゃないか。いやらしいな。この淫乱女が」
「イ いや 言わないで!」
「本当のことを教えてやっているだけじゃないか。ほら、パクパク口を開けて物欲しそうだぜ」
「いやぁ〜〜」
「こんなに濡らしておいてイヤもなんもあったもんかよ」

そう言いながらヤマモトは、太ももに流れた愛液を指ですくった。
ビクッ
今の理沙には、それだけでも十分だった。軽く太ももに触れられただけで体が反応した。
ドクッ

「ア ァァッ」

また理沙は、愛液を溢れ出した。

「このドスケベ女が。ほら、見てみろよ」

ヤマモトは、理沙の鼻先に愛液で濡れた指を突きだした。

「イヤ。助けて!」
理沙は、顔をそむけた。

「イヤじゃない!! よく見るんだ。お前の愛液で濡れたオレの指を!!」

ヤマモトが、強い口調で怒鳴った。理沙は、オズオズとヤマモトの指を見た。それは自分の愛液で濡れキラキラ妖しく光っていた。目を背けたかったができなかった。

「よし。今度は自分の愛液を舐めろ。そして自分の淫乱さを自覚するんだ!」

理沙は、舌を伸ばしはじめた。逆らいたい気持ちはあったが、今はヤマモトの言葉に従うのが自分の使命のように思えた。魔法にかかったように、理沙は自分の愛液を舐めた。
はじめオズオズ舐めていた理沙であったが、一度火のついた体は押さえることができなかった。徐々に大胆に舐めだし、すっかり愛液をなめとったヤマモトの指をなおも舐め続ける。まるで、いとしい男のものをフェラチオするように。
しばらく、理沙の自由にさせていたヤマモトの指が動き出した。
ヤマモトの指は、理沙の口を弄ぶように動いた。舌を挟み、口にあるポイントを刺激し。理沙の愛液がすっかり無くなったヤマモトの指は、今度は、理沙の唾液でビショビショになった。

「あ あぁ〜ん」

ついに理沙の口から甘い喘ぎ声が漏れた。

「感じているのか?理沙」

ヤマモトの声も耳に入らないように、理沙は激しく舐め続ける。
理沙は、縛られていなければヤマモトにしがみつき激しく体を擦り付けただろうが、縛られた体は自由にならない。せめて、自分の秘部に手を持っていきたかったが、それもできない。いまは、切なげに腰を振ることしかできない。
それを見届けたヤマモトは、理沙の口から指を抜いた。理沙は、逃すまいと必死に指を追いかけたが、縛られた不自由な体ではそれが叶うはずもなく。口から指を取り上げられた理沙は、恨めしそうにヤマモトの顔を見るのだった。

「どうした。理沙。欲しいのか」

ヤマモトの問い掛けに、理沙が弱々しくうなずく。

「何が欲しいんだ」

ヤマモトの問い掛けに理沙は、潤んだ目で見上げるだけで言葉を出すことができなかった。

「どうした理沙。欲しいもんがあるんだろう? 言ってごらん」

優しい声でヤマモトはささやいた。
理沙の口が動こうとしたが、言葉が出なかった。
ヤマモトは、理沙の耳に顔を近づけ、耳に息が掛かるような距離でささやいた。

「言ってごらん理沙。欲しいものを。  言えたらあげるから」

そう言いながらヤマモトは、理沙の乳房を優しく愛撫した。
ビクッ
理沙の体が反応した。
理沙の口が微かに動き、か細い声でささやいた。

「オ オチンチン」
「もっと大きな声で」

ヤマモトの手は、胸の愛撫をやめない。

「オチンチン オチンチンが欲しいの」
「どこに?」

すかさずヤマモトは言った。

「ア ア〜ッ」

理沙が喘いだ。
ヤマモトが愛撫していた手に少し力を加えた。

「オ オ○ンコ! オ○ンコにオチンチンが欲しいの!!」

理沙が叫んだ。

「偉いぞ理沙。よく言えた」

褒められて理沙の顔に喜びの表情が表れた。
ヤマモトは、理沙の唇に唇を重ねた。
今度は、理沙が懸命に舌を差し込み激しく吸い付いた。ヤマモトは、憎らしいぐらい余裕タップリに理沙の舌に応え、ディープキスを楽しんだ。胸の愛撫もやめない。
しばらくキスを楽しんでから、ヤマモトが唇を放した。

「じゃぁ まず、その口でお前の欲しかったものにご挨拶をおし」

ヤマモトが、ベルトを解きながら理沙に近づいた。

ズボンから開放されたそれは、すでに勃起していた。
りさは、それに見入った。

「さあ、お口をお開け 理沙」

理沙は言われるままに、口を開けた。

「よし よし。いい子だ。先ずは舐めるだけだ。舌を出してオレのものを舐めな。くわえるんじゃないぞ」

理沙は、言われるままに舌を出し近づいてきたヤマモトのものに、舌を這わせた。

「あ あ〜っ」

理沙は、喘ぎながら懸命にヤマモトのものを舐めた。
ピチャ ピチャッ
理沙の舐める音だけが、静かな室内に響いた。
ヤマモトは、下半身から送られてくる快感を楽しみながら、服を脱いだ。
素っ裸になったヤマモトは、理沙の髪をいじりながら、舌による奉仕を楽しんだ。

「よし よし。気持ちいいぞ理沙。ご褒美だ。くわえていいぞ」

ヤマモトの言葉に、理沙の顔に歓喜の表情が走った。
パクッ 理沙は、ヤマモトのものを口の中に入れた
顔を上気させながら、理沙はフェラチオをはじめた。
熱く堅くなったものに、すぼめた唇を懸命にスライドさせる。

(テクニックは、まだまだ だなぁ。しかし、唇の絞まりといい、舌の感触といい、素質は十分のようだな。これからオレがタップリ仕込んでやる。楽しみだぜ)

ヤマモトは、これから理沙をどう仕込むのか想像し、興奮した。
十分膨らんでいたと思われたモノが、理沙の口の中でさらに膨らみを増した。

「ウッ ウググッ」

理沙が喘いだ。しかし、動きは止めない。鼻から息をしながら必死に頭を動かす。

「入れて欲しいか?理沙」

ヤマモトの問いかけに、理沙はくわえたままうなずく。

「じゃあ、「いれてください。」とお願いいしろ」

そう言うと、ヤマモトはイチモツを理沙の口から引き抜いた。
理沙は、下を向いたままか細い声で

「イ イレテクダサイ」
と言った。

「ダメだ。ちゃんとオレを見て、もっと大きな声で言うんだ」

潤んだ目で、ヤマモトを見上げた理沙は言った。

「入れてください」
「どこにだ」
「 ア アアッ 」

理沙は、喘いだ。

「さぁ、どこに何を入れて欲しいのかはっきり言うんだ!」

理沙は、泣き出しそうな顔で叫んだ。

「り・理沙のオ○ンコに、あなたのオチンチンを入れてください!」
「よし、いい子だ理沙。望みどうりにしてやるぞ」

ヤマモトは、理沙の後ろに回った。

理沙の後ろに立ったヤマモトは、すぐには動かずジッと理沙の下半身を見た。
今までの攻めで、理沙の下半身はグッシャリ濡れ。太ももをつたった愛液は、絨毯を濡らしていた。ヤマモトは、ジッとそれを見つめ動こうとしない。じれた理沙が言った。

「ハ はやくぅ」

バシッ
ヤマモトの手が、理沙の尻に飛んだ。

「オレに、命令するんじゃない!」

容赦ない一撃に、理沙の尻には赤い手形がついた。しかし今の理沙には、痛いはずのその刺激も、体の芯に達したときには快感に変わっていた。

「ア アアン ・・・ご 、ごめんなさい」
「いいか。今度そんな生意気な口をきいたら、もっと厳しいお仕置きをするからな!わかったか!」
「わ わかりました」
理沙は素直に言った。

「よし よし。あまりイジメテばかりもかわいそうだ。そろそろ入れてやるか」
ヤマモトは、赤くなった理沙の尻を撫でながら言った。
「あ ありがとうございます」

素直な言葉が理沙の口から出た。

「いいぞ理沙。素直ないい子にはご褒美をやるからなぁ。そら、お前の欲しがっていたものだ入れてやるぞ」
ヤマモトは、理沙のワレメに熱く堅くなったものを当てゆっくり挿入し始めた。
「ア ア アア」

理沙の口から、歓喜の声がもれた。
しかしヤマモトは、理沙を焦らすかのようにゆっくりとしか挿入しない。理沙の秘部は、催促するかのように自然に動く、しかしヤマモトは、それに逆らうようにゆっくりとしか挿入をしない。じれた理沙の口から思わず言葉が出た。

「ア〜ン はやくぅ〜」

バシッ 再び理沙の尻にヤマモトの手が飛んだ。

「まだわからないのか!この淫乱女が。オレに命令するな。そんな、生意気な口をたたく女にはご褒美は無しだ。抜くぞ」
「い いやぁ。 す すみません。謝ります。だ だからぬかないでぇ!!」

理沙が叫んだ。

「今度、生意気なことをぬかしたら、本当に抜くからな。わかったか、この淫乱女が!」

バシッ またヤマモトは、理沙の尻を打った。

「ア〜ン は はい わかりました。」
「よし、いい子だ。素直に謝れたご褒美だ。お望みどうり一気に入れてやるぞ」
「あ ありがとうごア アアアーーーン」

ヤマモトは、理沙の言葉が終わらないうちに一気に突っ込んだ。
そして、そのスピードを保ったままヤマモトは、ピストン運動をはじめた。それは、今まで理沙が経験したことが無い程のスピードと激しさであった。

「ア ああ ダ だめぇえ そ そんな ア そんなに ア だめ イッイイ イッチャ  アアそ そんなにはや アアアッ アーーッ・・・・・」

理沙は、言葉にならない声をあげた。ヤマモトは、そんな理沙にお構いなくさらに攻め立てる。

「アアッ ダメ だめ イッ イッ イッチャウ いっちゃう〜〜っ」

理沙の秘部が、ヤマモトのモノを締めつける。しかしヤマモトは、ひるむことなくピストン運動を続ける。
ついにその瞬間が、理沙に訪れた。

「ア アア ああーーーーー」

今まで以上に甲高い声を上げると、背中を反らし全身を硬直させブルブル震わせた。
そして、その震えが止まった次の瞬間、理沙の体から全ての力が抜けた。本当なら、その場に倒れ込むところだが、縛られた態勢と、理沙が行ってもなおもその硬直を解かないヤマモトのイチモツがそれを許さない。そう、今理沙の体は、ヤマモトの硬直したモノで貫かれた秘部の一点だけでかろうじて今の態勢を保っているのだった。

「見事なイキッぷりだったぜ。理沙」

ヤマモトは、自分のモノに掛かっている理沙の体重を楽しみながら言った。

「ハァ ハァ ハァ・・」

肩で息をしている理沙は、答えることができない。

「なあに、鍛え抜かれたお前の体だ。これくらいじゃ満足しまい。これから時間をかけてもっと楽しませてやるからなぁ」

言い終わるとヤマモトは、ゆっくりと動き始めた。今度はさっきと違い、ゆっくりゆっくり理沙の体を味わった。
まだ、硬直を解かないイチモツは、理沙の壺をあらゆる角度から攻めた。
そして両手は、理沙の体中を這い回った。
乳房を揉み、乳首をつまみ、背中をなぞり、わき腹を刺激し、アナルに突き立て、クリトリスを愛撫し、内ももに這い、足の指までおもまさぐる。
そして、そのつど反応する理沙の体を楽しんだ。

(なんて体だ、この女。外見も素晴らしいが、内容は想像を絶するぜ。どこを攻めても、たまらない反応をしやがる。意識しているわけじゃないだろうが、その反応の一つ一つが男心を刺激しやがる。カワイク そして淫乱に。それになんだ、このオ○ンコは。おれのモノにまとわりついて、早く出せ 早く出せと刺激しやがる。ウッ たまらん!もっと もっと味わいたい。これからこの体を自由にオモチャにできるんだ。もう、今まで手に入れたどんな物を手放しても惜しくない。この女さえ手に入れば。・・・・・・・。そうだ、そうなんだ、もうこの女はオレの自由なんだ。今イッチまってもまたぶち込みゃいいんだ。一度この女の中にブチマケテからまた楽しめばいいんだ。
そうだ、今度はもっと激しく、厭らしく攻めてやる)

「いくぞ!理沙!」

ヤマモトは、理沙に言った。

「キテ 来て」

理沙は、うわ言のように言った。

「よし、理沙。お前の中にオレの精子をブチマケテやるからな。うれしいか 理沙。」
「ウ うれしいわ!私の中にブチマケテェー!」

理沙の中でヤマモトのモノが限界まで膨らんだ。それに構わずヤマモトは、ピッチを速める。

「ウッ ウウ り 理沙いくぞう」
「アッ アア キテ キテェー!」
「ウ ウウ ウオー・・・・」
「アア あああ ああーーー・・・・」

二人の声がシンクロして部屋中に響いた。
ビシューー ドク ドク
理沙の体の中にヤマモトの精子がそそがれる。

「アッ ア アア・・」

それを感じた理沙がさらに声を上げた。
バタッ
全身の力が抜けたヤマモトが理沙の背中に負ぶさるように倒れ込む。
ドタンッ
こちらも力が抜けていた理沙は、その体重を支えれるわけもなく。二人して絨毯の上に横倒しになった。
二人とも全身汗みどろで、肩で息をしている。

(これからこの女は、オレの自由なんだ。なんて素晴らしいんだ!)

甘美な考えがヤマモトの脳裏を走った。その時だった。

チクッ
ヤマモトは、首筋に微かな痛みを感じた。そして反射的に後ろに振り向く。
そこには、男が立っていた。顔に薄笑いをたたえ、手には注射器のようなものを持っている。

「お おまえは」

ヤマモトは、男に向かって叫んだ。

「ヤマモトさん。派手に動き過ぎなんだよ。あんまり派手にやるから、警察内部でもあんたに目をつけるやつが出てきて、近々あんたに捜査の手が向けられるってえ情報が、警察上層部からウチの組織に流れてきたんでね。組織としてもあんたとの繋がりがばれると色々やっかいなんだよ。まあ、そんなわけであんたには死んでもらうってことなったわけだ。悪く思わんでくれよな。」

男は、薄笑いを浮かべながら言った。

「ナニ ロオ」
ヤマモトは、舌が回らなくなっていた。

「ほら、もう効いてきただろう。今打ったのは、即効性の筋肉弛緩剤なんだ。安心しな、チョトやそっとのことじゃ検出できないから。あんたは、心臓マヒってことで片づくはずさ。ウチの組織の薬の性能の良さは、この女に使った薬であんたのご承知のはずだ。」
「・・・・」
ヤマモトは、もう言葉も出ない。

「こんなに楽に殺しちまったら、散々な目に合わされた奴等から恨まれそうだが。あんたもウチの組織のために色々してくれたからなあ。まあ、それに対するウチラのネギライだと思ってくれよ。それに、最後にこんなにイイ女を抱けたんだ。思い残すことはあるまい。」
ヤマモトは、もう息をしていなかった。

「あれぇ もう いちゃたの。さすが、ウチに組織の薬は、よく効くわ」
男は、黙って二人の話を聞いていた理沙を見た。

「お嬢さんも、えらいもん見ちまったなあ。殺しの現場を見られたんじゃ。タダで返すわけにはいかないな。その口を塞がないとな。」
男は、ズボンのベルトを解きながら理沙に近づいた。

「まずは、オレのモノで口を塞ぐとするか」

(あ あっ 今度はこの男に攻められるんだわ)
理沙の目が、妖しく光った。

<完>


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