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  「西へ」 −バーシア アナザーエンド−             あとがき

ど〜も〜マンサクです。
自分のサイトにまともに一区切りのついた話を載せるのは一体いつ以来だろうかと首をひねらねばならないくらい久しぶりのUPとなります。
「絶体絶命」にあるカワリモノを除けば、なんと5年以上前に初めてUPした妄想実験小説「囚われの女豹」以来かもしれません。
投稿作品でも朝凪さんのところに投稿した「十六夜残月抄」以来という怠けぶりなのです。
これまでどれだけ投稿小説に頼り切っていたか、よくわかりますね…トホホ。

このお話は、2003年5月にCLOCKUPさんから発売になったゲーム「ECLIPSE」の舞台を借りた二次創作小説です。
二次創作と言えど、ゲームでもバーシアを担当していたため、1.5次創作くらいと言ってもいいでしょうか…
夏コミでは同人ゲーム、冬コミでは同人本で出そうと考えていた企画なので、小説というよりシナリオライクな形式になってます。
スケジュールの都合により見送ってきたのですが、そのまま埋もれさすのも勿体ないかなと自サイトで公開した次第です。
まぁやっていることに進歩はないので、気楽にご覧ください(笑


この話を書くきっかけは、ゲーム本編のバーシアエンディングを見たことでした。
何気なくやりながら、あの一枚のエンディングのCGを見たときの衝撃。
主人公に優しく微笑むバーシアを見て、この娘ってこんなに綺麗だったんだ…と驚きました。
いいなぁバーシア…
しかしそれと同時に、黒い邪念が沸々とわいてきたのです。
このまま幸せにしたままではもったいない、もっと苦しませてあげなければ…と。
自分が書いたエンディングだというのに、アホかい!ってところですね(笑
でも、それくらいたかぴこさんの描いた絵は、暗黒のパワーを与えてくれるのです。
立ち絵を眺めながら執拗に妄想したルセリナに比べ、バーシアには注ぎ込まれた愛情が少なかったのではないかという反省もありました。
私の愛情が注ぎ込まれると、大抵ろくなことはないのですけどね(笑
どちらにせよ、ルセリナに比べて少し思い入れの弱かったバーシアを補完する必要があると考え、今回のテキストを書きました。


そもそもこの話のベースは、バーシアのエンディング用のネタとして最初に提案したものでした。
でも、「とてもハッピーエンドには思えない」とディレクターに言われて、エンディングは本編に収録されたものに落ち着いたわけです。
私としては、互いに思いあっていれば、「純愛」であると思うたちなので、こういうエンドも有りかなぁと思っています。
そう、例え二人の境遇がどんなに過酷なものであろうともね(笑
もっとも、今回のお話は、「ダークエンド」色を強めてますので、ハッピーエンドというには程遠くなっていますが。
ゲームの世界などは、あまり鬱な世界は好まれないため、そういうのをやるには、同人かWEB公開くらいしかないのです。
バーシアって、鉄の意志を持っていると同時に、思い込んだら一途なのです。
そういうところを表現できた…でしょうか?
こういう女の子は大好きなのです。

ついでに大好きといえば、後半出てくるスタークみたいな野郎も非常に書きやすかったですね。
やはり裏で糸を引いているだけって感じの卑劣極まりない輩は幾らでも筆が進んで…困ったものです。


責めは、オーソドックスに薬や焦らしでまとめました。
薬は相変わらず好きですね。使いすぎだと言われてもついつい使ってしまいます。
当方「薬屋」ですので…
バーシアはゲーム本編では、かなりイカれた拷問で歓迎したので、今回は少し初心に帰って…って進歩がなくてすまんす。


さてさて…世界にはまだまだ屈伏させるべき女性がたくさんいるのです。
次なるターゲットは果たして…誰でしょうか?
女捜査官か、はたまた人妻なのか…色地獄へご招待したいと思っております。
では、くっぷくぷ〜!

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