アニ魂
ANICON


久しぶりにアニメを見たら、いきなりページを起こしたくなった。
アニメってやっぱりいいですねえ。

かってにインプレッション

フォトンvol5
聖処女艦隊ヴァージンフリート 第2号作戦
淫獣VS女スパイ


フォトンvol5 鍵を開けるキーネ 98/9/7

梶島正樹原案、黒田洋介構成ということで、「天地無用」の再来なるかとおおいに期待されたシリーズなのだが、絶妙だったvol1に比べ、2話以降大幅なパワーダウンと極度の中だるみでLD購入は止めてしまった。5話にしてようやく終盤的展開をみせ始めてきたね(といっても最後だけ)。キーネ危機一髪ということで大いに気になる最終話だが、フォトンの基本モチーフに戻るようだ。予告によると、

フォトン、最初に出会ったとき私を守ってくれるって言ったわよね
でも、もうダメ。私がいなくなっても、私の旦那様で居てくれる?

うーむ、泣かせるセリフである。ううう。
ただこのヒロインであるキーネ・アクアは魎呼にはなりきれない。ちょっと魅力が足りないね。
このアニメは全体的にキャラメイクがいいかげんで損をしている。アウンなんかバカ娘だし、もっともなってないのはパパラッチャである。これはいただけない。最初見たときから悪役を気取っているが実はギャグメーカーで、最後は味方に入るコナンのダイスのような役だと思ってたのに、最後まで悪役で引っ張っちゃダメでしょ。4話で女風呂まで覗いておいて。
どっちにしても久々に芯のあるアニメを6話には期待しますよ。ギャルばっかりがでてくるクソみたいなアニメはもうどうでもいい。


聖処女艦隊バージンフリート 第二号作戦 98/9/7

前作がどうしようもなくバカらしかったのだが、空いてるならと借りたらこれがクリーンヒット。いいねえ、この響き。
「結婚しません、勝つまでは」というバカなコピーからもわかるとおり、前作はいまいちつかみ所のない作品だった。処女のみ使えるという謎のバージンエネルギーで敵を倒す痛快ハチャメチャアニメかと思った。休戦中だというのにラブコメしてるし、とにかく全然緊迫感のない展開にあきれたのだ。
しかし今回はやる気が違ったと見たね。2話目にしてキャラも立ってきたところへ、クオリティもアップ。ストーリも敵との真剣勝負まじえて本格的だ。なかなかやるじゃないかと見ていたら、こんなことまでやるか?と驚くことも。サクラ大戦にも感じていた非常にわかりやすい共通の欠点を拭いさるとは、ちっとは広井王子も本気になったかな?と大いに満足。
次作「初夜桜」(なんかすごいタイトルだな)は見逃せなくなってきたぞ。

淫獣VS女スパイ 98/9/7

またもや高田由美。いったいおまえは何作にでとるんじゃ。
謎の研究所で国家PJとして無敵の兵士を作るつもりが出来たのが淫獣。女とやることしか考えない。そんな屁のつっぱりにもならんような物を見て「これはすごい」とかいってるし、始まる早々のすごいシナリオには息付くひまも無かったが、キャラはうるし原那智似の美形で、見せ場も工夫していて最後まで楽しんでみれた。女の子の陵辱シーンは短すぎて何もする暇がないが、数の多さでカバー。シチュエーションも、次々と淫獣に襲われる女スパイと悪くは無い。悲壮感漂うラストも俺好み。
とまあ書いて来たが、これもまあ「エロアニメ」としたらの話。アニメとすればとてもとても見れたもんじゃない。結局エロアニメも一部のマニアが固まってごく狭い空間で論議するしかないんだよね。これじゃあ進歩するわけがない。閉塞された世界を打ち破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく。そういうことだよね。